穏やかな気候で結婚式の日取りとして特に人気の集まる10月。ゲストにとっても、服装を選びやすかったり式に参列しやすい時期です。ガーデンウェディングなど屋外での演出や秋ならではの旬の食材を提供できるのも魅力的ですね♪
ふたりにとってかけがえのない日である挙式・披露宴をはじめ、プロポーズや両家の顔 合わせ、結納、入籍、引っ越し…そんな大切なイベントは、縁起のいい日に行いたいもの。
2023年秋に大切な人との関係を進めたい人は必見!結婚にまつわる行事の日取りを決めるときに参考にしたい、2023年10月の縁起がいい日をお届けします!
大安、友引…六曜を縁起が良い順番に解説します♪
日取りを決めるときにまず参考にしたいのが、その日の運命を意味する暦注(れきちゅう)の一つ「六曜(ろくよう)」。先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の6種類があります。
一般的には以下の順番で縁起がいいといわれています。
大安(たいあん)…「大いに安し」の意味で、1日を通して何をやってもうまくいく、最高の吉日といわれています。結婚式や結納の日取りで最も人気があります。
友引(ともびき)…「友を引く」という字面から、大安の次に縁起が良い日と言われています。「幸せのおすそ分け」という意味で引出物を発送する日にもよいでしょう。
先勝(せんしょう/さきがち/せんがち)…「先んずれば即ち勝つ」という意味の先勝は、何事も急いで行動することが吉とされています。つまり、午前中が「吉」で午後が「凶」です。
先負(せんぶ/せんまけ/さきまけ)…先勝の反対である先負は、何事も急がず控えめにするのが良いとされる日。午前が「凶」で午後が「吉」とされています。
赤口(しゃっこう/しゃっく)…一般的に厄日と言われていて、新しいことやお祝いごとにふさわしい日とは言えません。しかし、午の刻である11~13時の時間帯だけは「吉」とされています。
仏滅(ぶつめつ)…「仏も滅するような最大の凶日」、もしくは「物滅」で「ものを失う」ともいわれ、六曜の中でもっとも凶の日とされます。大安の正反対であり、何事も慎むべき日と言われています。
「縁起がいい日」の定番♡2023年10月の大安はこちらの5日!
- 10月6日(金)
- 10月12日(木)
- 10月17日(火)
- 10月23 日(月)
- 10月29日(日)
※23日は後ほど解説する不成就日と重なっています。
2023年10月の大安はこの5日です!こちらの「大安」と同じく婚姻関係の行事に向いている「友引」の日を、他の吉日と合わせて見ていきましょう。
大安と天赦日が重なる大吉日も!2023年10月の縁起がいい日
六曜が大安か友引で吉日が重なる日(かつ凶日と重なっていない日)をピックアップしました。2023年10月でおすすめの縁起が良い「開運日」はこの3日です!
10月17日(火)【大安、天赦日】
2023年に6回しかない貴重な吉日・天赦日と大安が重なるまさに最強開運日!平日ですが、季節的にも過ごしやすい時期なので自分やパートナーにとって特別な日にしたいですね♪。
10月20日(金)【友引、大明日、天恩日】
この日は友引と大明日・天恩日が重なる縁起のいい日。「大明日(だいみょうにち)」とは「天が明るく万事を照らす日」を意味し、婚姻ごとにはオススメの日です。また、天恩日(てんおんにち)とは、「天の恩恵により全ての人が福を受ける」という意味があり、特に人生の転機となる行動がツキを呼ぶとされています。 婚姻関係のイベントや引っ越しなど新しい人生のスタートを切るのにふさわしい吉日です。
10月29日(日)【大安、大明日】
大安と大明日が重なる10月最後の週末。挙式や顔合わせなど婚姻関係のイベントで人気の日取りとなりそうです。式場やお店の予約などは早めに押えておくのがおすすめです。
毎年の記念日を忘れない!ハッピーな語呂の日
縁起は毎年変わるものですが、素敵な語呂(ごろ)の日を記念日にして毎年お祝いするのもおすすめ。婚姻関係にぴったりの素敵な語呂の日をご紹介します♪
2023年10月の婚姻関係にぴったりの語呂の日
10月2日(月)【永遠(とわ)にの日】
末長く続く夫婦生活を「永遠(とわ)」になぞらえた語呂合わせの日!2023年の六曜は午前が「吉」とされる先勝ですが、巳の日、不成就日にあたります。
10月4日(水)【天使の日】
10(てん)と4(し)で「天使」の語呂合わせがHAPPYな日。ふたりの結婚生活に幸福の天使が舞い降りますように…そんな願いを込めて。2023年は大明日、母倉日の2つの吉日が重なる縁起のいい日です。
10月8日(日)【永遠(とわ)の日】
こちらも2日と同じく、この先永く続く幸せな結婚生活をイメージさせる「永遠(とわ)」の語呂合わせの日。
2023年は六曜が午前の時間帯が「吉」とされる先勝なので、入籍や顔合わせなど婚姻関係の行事は午前に行うとより吉です。
10月22日 (日)【永遠(とわ)に夫婦の日】
永遠の愛を誓う結婚にふさわしい語呂の日曜日。2023年の六曜は仏滅で婚姻関係の行事を避ける人もいますが、お日柄を気にしなければ仏滅ならではのメリットもあるのでぜひ式場でチェックしてみてください♪
要チェック!結婚関係のことは避けたほうがよい日
10月11日(水)、10月23日(月)【寅の日】
「虎は千里を行って千里を帰る」という故事成語には、「出ていったものがすぐに戻ってくる」という意味があります。虎は黄金色の体の色から、金運を招く象徴として知られているため、旅行や金運にまつわる行動や旅行には向いている日と言われていますが、婚姻には不向きな日とされています。
10月2日(月)、10月14日(土)、10月26日(木)【巳の日】
巳(み)とは蛇のことで、七福神で唯一の女神である弁財天の使い・化身といわれています。弁財天が嫉妬深い神様だといわれているので、婚姻関係のイベントを行うのは避けた方がよいといわれることも。
弁財天は金運の象徴とされているため、金運に関しては縁起のいい日です。
10月2日(月)、10月10日(火)、10月15日(日)、10月23日(月)、10月31日(火)【不成就日】
文字通り何ごとも成就しない日、悪い結果を招く日とされています。縁起を気にするふたりであれば、未来を始める大事なイベントを行うのは避けたほうがよいかもしれませんね。
縁起のいい日に結婚指輪・婚約指輪選びもおすすめ!
たとえば一粒万倍日は、「これから大きく発展させたい」と思うことを行動に移すのが吉!万倍にも育つ愛を祈って大切な人との関係を進展させたい日であり、意味のあることにお金を使うと運気を上げると言われています。結婚指輪や婚約指輪選びにぴったりの日ですね!
また、HAPPYな語呂の日に指輪選びに行くのもロマンチック♡ふたりの指輪を選んだ記念日として、ずっと記憶に残すことができそうです。
▼指輪選びを賢く進めるコツをチェック♪
秋ならではの結婚式の演出を楽しみたい!挙式のハイシーズンを狙うなら早めの計画を♪
1年の中でも特に過ごしやすい気候の10月は、ゲストを招いた婚姻イベントにぴったり。秋ならではの演出や装飾もたくさん取り入れたいですね。 挙式・披露宴のハイシーズンなので、よい日取りでの開催を検討しているカップルは、式場を早めに押えておくのがベター。また、ほかの人と結婚式の日程が重なる可能性も高くなるので、日程が決まったら、周りへのお知らせも早めに行うようにしましょう。
どの日を選んでも、ふたりで決めたからこそ特別な記念日。ふたりの気持ちを大切に、新しいスタートを切る大切な1日を選んでくださいね。
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※ 2022年8月 時点の情報を元に構成しています
「入籍・婚姻届」 の キホン に含まれています