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母倉日はとくに婚姻関係に大吉の日!やるといいこと、やってはいけないことを解説【2024年】

2023.12.06

結婚式や入籍などのお祝い事、引っ越しや起業・開店…この先うまくいってほしいと強く願うことほど、縁起のいい日を選びたいという人が多いですよね。

今回は婚姻関係の日取りに人気の「母倉日(ぼそうにち)」の意味ややるといいこと、ほかの吉日や凶日と重なる場合の考え方について解説します。

母倉日とは?その意味・由来を解説

母倉日とは?その意味・由来を解説

「母倉日」は「ぼそうにち」と読み、暦注下段(れきちゅうげだん)のうち吉日とされる「七箇の善日(ななこのぜんにち)」の一つです。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶やその日の運勢についての記述のこと。迷信的な要素も多いといわれています。

その中で、母倉日は「母が子を育てるのと同じように天が人間を慈しむ日」という意味があり、何事にも吉で特に婚姻は大吉とされています。

季節と干支で日が決まり、春は亥・子の日、夏は寅・卯の日、秋は辰・戌・丑・未の日、冬は申・酉の日、加えて各季節の土用の巳・午の日が母倉日になります。

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母倉日は結婚や入籍の日取りに人気!

母倉日は結婚や入籍の日取りに人気!

母倉日は婚姻関係の行事を行うことがとくによいとされていることから、入籍や挙式・披露宴をするカップルが多いようです。

気持ち的なものではありますが、縁起が味方してくれていると思うと安心してその日を迎えられそうですよね。

人気の日取りなので、母倉日に結婚式をしたい場合は早めの予約がおすすめです。とくに大安・友引や、一粒万倍日、天赦日などの吉日と重なる日は早くから予約が埋まりますので、お目当ての日がある場合は早めに動くようにするといいですね。

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母倉日の過ごし方「やるといいことリスト」

とくに婚姻関係の行事に向いているとされる母倉日ですが、その他にも相性のよいことがたくさんあります。その一部をご紹介します。

挙式・披露宴・結婚パーティー

先に紹介したように、母倉日は挙式・披露宴、結婚パーティーをするのにおすすめの日です。晴れやかな気持ちで結婚のお披露目ができそうですね。

入籍(婚姻届を出す)

婚姻届を提出する日にもおすすめ。母倉日は夫婦としてのスタートの日にぴったりな婚姻にまつわることは大吉の日です。

▼入籍には語呂のいい日もおすすめ♪

引越し・家の新築やリフォーム・住まいに関する契約

母倉日は家に関することにも吉とされているので、引越しや家の新築、リフォームにもおすすめです。家に関係する契約ごとをこの日にするのもいいですよ。

起業・開店

何か新しいことを始める日にもおすすめです。起業や開業、開店、会社の登記など、物事の発展や繁栄を願い母倉日を選ぶのもいいでしょう。

七五三・お宮参り

七五三・お宮参り

母倉日はいろんなお祝い事に吉とされる日ですから、子どもの成長を祝う七五三やお宮参りの日としてもおすすめです。家族の予定と合わせて候補日をいくつか考えておくといいでしょう。

出産祝いを贈る

母倉日 出産祝いを贈る

自分だけでなく友人や家族を祝うにもいい日です。出産祝いなどの贈り物やお祝いのメッセージの発送・受け取りの日におすすめです。

出生届を出す

家族が増えて新しい生活がスタートする節目として、出生届を出す日にもおすすめです。出生届は生まれて14日以内の提出なので、早めに日付を考えておきましょう。

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母倉日が一粒万倍日や大明日などほかの吉日と重なるときは?

母倉日がほかの吉日と重なるとどうなるのでしょうか。

選日で開運日とされる「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」や母倉日と同じ七箇の善日の一つの「大明日(だいみょうにち)」も縁起のいい日で、これらの吉日と母倉日が重なるとより縁起がよくなるとされています。

そのため、こうした吉日が重なる日は挙式・披露宴に人気の日取りとなっています。

▼母倉日と重なることが多い吉日は?

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母倉日は凶日を打ち消す?不成就日や仏滅・赤口が重なる場合は?

では、母倉日が凶日と重なった場合はどうでしょうか。
選日の「不成就日(ふじょうじゅび)」や六曜の「仏滅(ぶつめつ)」「赤口(しゃっこう)」はいずれも凶日で、入籍や結婚式は避けられる傾向にあります。

これらと母倉日が重なった場合の考え方は大きく3つあり、①吉の力が強く凶が打ち消される、②凶の力が強く吉が弱まる、③吉と凶の力が相殺される、というものです。
弱まろうとも吉に寄ると捉えることもできますが、気になる場合は避けた方が無難かもしれませんね。

▼母倉日と重なることが多い凶日は?

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母倉日にやってはいけないことは?

母倉日は何事も吉とされる日なので、やってはいけないことはありません。何事にも安心して取り組める日といえそうです。

もちろん、縁起とは関係なく、法に触れること、犯罪はもってのほかです!

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2024年の母倉日はいつ?吉日カレンダー

季節と干支で日が決まる母倉日は、少ない月では4日、多い月では10日あります。

入籍や結婚式の日取りを考えるときには、これに加えて曜日や六曜などのほかの吉日・凶日との重なりも見ていきたいですね。何を重視して日取りを決めるかは人それぞれ。家族とも相談しながら考えてみてください。

▼母倉日をほかの吉日と合わせてチェック

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母倉日のほか、天赦日、大明日も!「七箇の善日」とは?

七箇の善日(ななこのぜんにち

母倉日を始め、暦注下段の7つの吉日を総じて「七箇の善日(ななこのぜんにち)」といいます。母倉日以外の七箇の善日の読み方や意味を解説します。

暦の上で最上の大吉日「天赦日」

「天赦日(てんしゃび・てんしゃにち)」は暦注下段のなかでも最上の吉日とされています。「天が万物の罪を赦(ゆる)す日」を意味する、何をやってもうまくいく日。天赦日は2024年中に7日しかなく、とても貴重です。入籍や結婚式にも人気の日取りとなっています。

▼2024年の天赦日とやるといいことをチェック

神社への参拝が吉とされる「神吉日」

「神吉日(かみよしにち・かみよしび)」は「神よし」と書かれることもあった暦注下段で、神社への参拝や祭礼などの神事にいいとされています。また、先祖供養にあたるお墓参りにも適しています。

鬼が出歩かず邪魔されない日「鬼宿日」

「鬼宿日(きしゅくび)」は「鬼が宿にこもる日」という意味があり、悪さをする鬼が外を出歩かないため邪魔をされず吉日になるとされています。

万物によしとされていますが、婚礼にまつわることだけは凶。結婚式や入籍の日取りには避けた方が無難かもしれません。

移動を伴う行動に適した「大明日」

「大明日(だいみょうにち)」は「天と地の道が開いて、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、全ての行いに太陽の恵みが授けられるとても縁起のいい日です。

とくに未来につながる結婚や入籍、移動を伴う旅行や引越しなどの日取りにおすすめです。

▼大明日の意味とやるといいことをチェック

慶事には大吉の「天恩日」

「天恩日(てんおんにち・てんおんび)」は「天の恩恵をすべての人が受ける日」の意味を持つ吉日です。この日も万事に対して縁起が良く、さまざまな慶事におすすめ。一度くると5日間続くのでほかの吉日と重なることが多いのも特徴です。

▼天恩日の意味とやるといいことをチェック

とくに建築や工事に吉の「月徳日」

「月徳日(つきとくにち・がっとくにち)」は「その月の福を司る日」の意味を持つ吉日です。
何事も吉とされていますが、とくに建築やリフォーム、工事などの土に関わることとの相性がいいとされています。


古くから伝わる暦注下段の吉日である「母倉日」は入籍や結婚式におすすめの日。

気にしすぎる必要はありませんが、せっかくなら縁起のいい日を選びたいという人は、曜日やほかの吉日とも合わせてチェックしてみるといいでしょう。日取りの参考にしてくださいね。

※ 2023年12月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー