大安とは？結婚式や入籍の日取りに選ばれる縁起の良さを解説【2024-2025年大安カレンダー付】

六曜（六輝）の中で最も吉日とされる「大安」は、結婚式や入籍に人気の縁起のいい日です。
その大安が持つ意味や行うといいことを解説します。2024年～2025年の大安がひと目でわかる大安カレンダーも要チェック！

「大安」をはじめとする六曜とは？

六曜（ろくよう）とは、暦に記載される暦注（れきちゅう）のひとつです。大安・友引・先勝・先負・赤口・仏滅の６つの曜からなり、日にちの吉凶を占う指標として使われています。

また日にちの吉凶のほか一日のなかでの時間の吉凶もあります。日全体としては吉でも凶の時間帯があったり、午前・午後で吉凶が変わったりするので、結婚式の日取りで六曜を気にする場合は日にちだけでなく挙式や披露宴の時間も考えられるといいでしょう。

六曜（六輝）を縁起のよい順に紹介

六曜にはそれぞれ意味と縁起の良さが異なります。時間による吉凶もあるので一概にはいえませんが、一般的に次の順で縁起がいいとされています。

「大いに安し」の意味を持ち、何をするにも吉とされる日です。終日吉なので入籍や結婚式のようなお祝い事の日取りに適しています。

もとは「共引き」の意味で、勝負事の決着がつかない良くも悪くもない日です。友を幸せに引き込むとして結婚式の日取りに適しているとされています。

「先んずれば即ち勝つ」の意味を持ち、物事を早く済ませるのがいい日です。午前は吉、午後は凶とされています。

先負は「先んずれば即ち負ける」の意味を持ち、何事も急がず控えめにするのがいい日です。午前は凶、午後は小吉とされています。

陰陽道の「赤舌日（しゃくぜつにち）」に由来する縁起の悪い日です。正午前後は吉、それ以外は凶とされています。

仏滅は六曜における大凶日で、何事も慎むべき日といわれています。終日凶とする説と、午後は吉とする説があります。

「大いに安し」の言葉通り、何をするにも上手くいく、やってはいけないことがない日とされています。

六曜の中で最も縁起のいい日とされていて、結婚式や入籍のようなおめでたい日取りに選ばれることが多いです。そのほか、六曜の曜は星を表していてお金をイメージさせることから、大安の日は金運もいいと考えられています。

大安は終日吉とされていて、時間による吉凶の区分はありません。そのため、長時間にわたって行う披露宴は大安の日が好まれることも多いようです。

大安に行うといいことは？

何をするにもいい日ではありますが、ぜひ大安の日にしたいことを紹介します。おめでたいことや新しく始めることが上手くいくように、というゲン担ぎの意味合いもあります。

など

大安は終日吉なのでやってはいけないことはありません。

お葬式は適していないのではと思われがちですが、そんなことはありません。ちなみに、お葬式を行うのに六曜でタブーとされているのは「友を冥土に引き込む」と解釈される友引だけです。

2023年～2024年の大安の日をまとめました。結婚式の日取りはやはり大安が人気なので、早くに予約が埋まってしまいます。大安の日に結婚式をしたいと思っているカップルは早めに日程をチェックしておきましょう。