結婚式などの行事で日取りを考えるときに、吉日と同じくらい気になるのが凶日(きょうび)。
その中でも「不成就日」は文字通り「何事も成就しない日」と言われお祝い事には向いていない日とされています。
この記事は不成就日に避けた方がいいこと&やってもいいこと、また吉日と重なった場合の考え方について解説します!
「不成就日」とは?その由来と意味を解説
「不成就日(ふじょうじゅび・ふじょうにちび)」は、十干十二支の組み合わせによって吉凶を判断する「選日(せんじつ)」のひとつ。
選日とは大吉や仏滅などの「六曜」とは別もので、縁起がいい日といわれている「一粒万倍日」や「天赦日」がこの選日の仲間です。
「不成就日」は選日のなかの凶日(きょうじつ/物事を行うのに縁起の悪い日の意味)とされ、その名の通り「何事も成就しない日」と言われています。
特に避けた方がいいとされているのが結婚や入籍などの婚姻ごと。また子どもの命名や願い事、移転、契約ごとなど新しいことを始めるのに、とにかく「凶」で向いていないとされている日です。
月によって異なりますが、不成就日はひと月に3回から5回あります。
2023年の不成就日一覧
2023年12月の不成就日
- 12月2日(土)
- 12月10日(日)
- 12月17日(日)
- 12月25日(月)
2024年の不成就日一覧
2024年1月の不成就日
- 1月2日(火)
- 1月10日(水)
- 1月16日(火)
- 1月24日(水)
2024年2月の不成就日
- 2月1日(木)
- 2月9日(金)
- 2月12日(月・休)
- 2月20日(火)
- 2月28日(水)
2024年3月の不成就日
- 3月7日(木)
- 3月11日(月)
- 3月19日(火)
- 3月27日(水)
2024年4月の不成就日
- 4月4日(木)
- 4月9日(火)
- 4月17日(水)
- 4月25日(木)
2024年5月の不成就日
- 5月3日(金・祝)
- 5月11日(土)
- 5月19日(日)
- 5月27日(月)
2024年6月の不成就日
- 6月4日(火)
- 6月10日(月)
- 6月18日(火)
- 6月26日(水)
2024年7月の不成就日
- 7月4日(木)
- 7月11日(木)
- 7月19日(金)
- 7月27日(土)
2024年8月の不成就日
- 8月6日(火)
- 8月14日(水)
- 8月22日(木)
- 8月30日(金)
2024年9月の不成就日
- 9月4日(水)
- 9月12日(木)
- 9月20日(金)
- 9月28日(土)
2024年10月の不成就日
- 10月3日(木)
- 10月11日(金)
- 10月19日(土)
- 10月27日(日)
2024年11月の不成就日
- 11月4日(月・休)
- 11月12日(火)
- 11月20日(水)
- 11月28日(木)
2024年12月の不成就日
- 12月5日(木)
- 12月13日(金)
- 12月21日(土)
- 12月29日(日)
2025年の不成就日一覧
2025年1月の不成就日
- 1月5日(日)
- 1月13日(月)
- 1月21日(火)
- 1月31日(金)
2025年2月の不成就日
- 2月8日(土)
- 2月16日(日)
- 2月24日(月)
2025年3月の不成就日
- 3月1日(土)
- 3月9日(日)
- 3月17日(月)
- 3月25日(火)
- 3月29日(土)
2025年4月の不成就日
- 4月6日(日)
- 4月14日(月)
- 4月22日(火)
2025年5月の不成就日
- 5月1日(木)
- 5月9日(金)
- 5月17日(土)
- 5月25日(日)
- 5月31日(土)
2025年6月の不成就日
- 6月8日(日)
- 6月16日(月)
- 6月24日(火)
- 6月30日(月)
2025年7月の不成就日
- 7月8日(火)
- 7月16日(水)
- 7月24日(木)
- 7月30日(水)
2025年8月の不成就日
- 8月7日(木)
- 8月15日(金)
- 8月25日(月)
2025年9月の不成就日
- 9月2日(火)
- 9月10日(水)
- 9月18日(木)
- 9月23日(火)
2025年10月の不成就日
- 10月1日(水)
- 10月9日(木)
- 10月17日(金)
- 10月21日(火)
- 10月29日(水)
2025年11月の不成就日
- 11月6日(木)
- 11月14日(金)
- 11月23日(日)
2025年12月の不成就日
- 12月1日(月)
- 12月9日(火)
- 12月17日(水)
- 12月24日(水)
▼その他の吉日・凶日など、2023年・2024年の縁起のいい日が一目でわかる開運カレンダーはこちら!
不成就日に避けられることが多いのは?
何をやってもうまくいかない日とされる不成就日。特に避けたほうがいいとされていることをまとめました。
結婚や結婚式、入籍などの慶事ごと
夫婦としてのスタートが不成就日と重なると、結婚生活がうまくいかなくなるのでは…と気にして避けるカップルもいるようです。
子どもの命名、出生届の提出
届け日や命名日は自分たちで選べるため、不成就日を避ける人もいるようです。
新しい事業を始める、開店など
始めたことが「成就しない」とされるため、新しく何かを始めるのには向いていない日だとされています。
そのほか、以下も同じ理由から避けられることもあるようです。
- 引越し、賃貸契約
- 願い事をする(神社での参拝など)
- 納車
- 告白
- 宝くじを買う
- 財布を新調する
- 転職
不成就日にやってもいいこと
不成就日なので何かをするのにおすすめなことはありませんが、いつもと変わらず生活する分には問題はありません。
何もせず家でゆっくり過ごす
新たなアクションを起こすのに向いていない日ということで、静かに休息をしながら何もしないのが一番です。
付き合いの長い友達や恋人、家族と過ごす
初めてのデートは、「新しく始めること」に含まれるので要注意!
葬儀や法事(友引以外の不成就日)
友引の日に葬式や法事を行うと、友人も道連れになってしまうという迷信があるので避けるのが無難ですが、不成就日だからといって、葬儀や法事が避けられることはないようです。
離婚、パートナーとの離別(友引以外の不成就日)
こちらも気にするべきは不成就日ではありません。お日柄を気にして実行することでもありませんが、友引はさけられれば避けるとベター。
一粒万倍日と不成就日が重なった!どうとらえるべき?
気にする人が多い吉日「一粒万倍日」は、天赦日や大安など吉日と重なると、さらにその縁起のよさが大きくなるとされていますが、注意すべきは不成就日のような凶日と重なる場合。どう考えたらいいのか、迷う人も多いのではないでしょうか。
一粒万倍日は「良いことも悪いことも万倍になる」と言われているので、凶日の縁起の悪さを万倍に強めてしまうという考えがあります。 とはいえその一方で、「凶日の縁起の悪さを打ち消してプラスマイナスゼロになる」という考えもあり、どちらも根拠もないため何が正しいとははっきり言えません。
最終的には、自分が何を信じるかで判断するのが一番。吉日などよいことは取り入れて、よくないことは信じないという考えの人もいますし、言い伝えやジンクス、縁起かつぎを大切にする方なら、大切な行事ごとを当てるのは避けたほうが無難かもしれません。
気にする人も気にしない人も…とらえ方はそれぞれ
凶日である不成就日についてご紹介しました。
科学的根拠のない迷信であっても、「何をやってもうまくいかない日」と言われたらやはり気になってしまうもの。縁起のとらえ方は人それぞれだと思いますが、何より大切なのは気の持ちようです。結婚式や入籍などの慶事ごとなど日程が選べるものに関しては凶日を避けたほうが無難かもしれませんが、すでにやってしまったことを悔やむのは意味がありません。気持ちを切り替えて前向きに考えたほうが、物事はうまく進むでしょう。
結婚や入籍、引越しなどの日取りを決める場合は暦注に左右されすぎることなく、周りの方と相談しながらベストな一日を選んでくださいね!
▼入籍日におすすめ!2023年・2024年のハッピーな語呂の日の一覧はこちら!
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※ 2023年11月 時点の情報を元に構成しています
「入籍・婚姻届」 の キホン に含まれています