お正月気分が去り、春の訪れまではもう少し。まだ厳しい寒さが続く2月。ふたりにとって大切な記念日となる挙式や披露宴、プロポーズ、両家顔合わせ、結納、入籍、引越しなど、大切なイベントは縁起のいい日にしたいですよね。
結婚にまつわる行事の日取りを決めるときに参考にしたい、2025年2月の縁起がいい日を紹介します。
大安、友引…六曜を縁起がいい順番に解説します♪
日取りを決めるとき、まず参考にしたいのが、その日の運命を示すとされる暦注(れきちゅう)の1つ「六曜(ろくよう)」です。六曜には大安、友引、先勝、先負、赤口、仏滅の6つがあります。
一般的に、六曜は次の順で縁起がいいとされています。
大安(たいあん)…「大いに安し」の意味があり、1日をとおして何をしても上手くいくという六曜の中で最上の吉日です。結婚式や結納など、おめでたい行事の日取りとして最も人気があります。
友引(ともびき)…もとは「共引き」と書き、物事が引き分けになるとされる、六曜で2番目に縁起がいい日です。現在の「友引」の字から「友を幸せに引き込む」といわれ、結婚式の引出物やお祝いを発送する日としても人気です。
先勝(せんしょう/さきがち/せんがち)…「先んずれば即ち勝つ」という意味の、何事も早めに行動するのが吉とされる日です。時間帯では午前が「吉」、午後が「凶」となります。
先負(せんぶ/せんまけ/さきまけ)…先勝に対し、何事も急がず控えめにするのがいいとされる日です。時間帯では午前が「凶」、午後が「吉」となります。
赤口(しゃっこう/しゃっく)…一般的に厄日とされ、新しい物事のはじまりやお祝い事の日取りには向きません。ただし、午の刻の11時から13時の時間帯のみ「吉」となります。
仏滅(ぶつめつ)…「仏も滅するような最大の凶日」、もしくは「物滅」と書いて「ものを失う」という意味の、六曜の中で最も凶の日です。大安とは正反対で何事も慎むべき日とされています。
「縁起がいい日」の定番♡2025年2月の大安はこちらの5日!
2025年2月の大安はこの5日です!
- 2月2日(日)
- 2月8日(土)
- 2月14日(金)
- 2月20日(木)
- 2月26日(水)
※8日は後ほど解説する不成就日と重なっています。
こちらの「大安」に加え、同じく婚姻関係の行事に向いている「友引」の日をほかの吉日とあわせて見ていきましょう。
土日の開運日は要チェック!2025年2月の縁起がいい日
六曜が大安か友引で、吉日が重なる日(かつ凶日と重なっていない日)をピックアップしました。2025年2月でおすすめの縁起がいい「開運日」はこの6日です!
2月11日(火・祝)【友引、大明日、母倉日、天恩日】
建国記念の日は大明日・母倉日・天恩日という3つの吉日が重なる友引。大明日(だいみょうにち)は「天が明るく万事を照らす日」という意味の、婚姻関係の行事に適した日です。
母倉日(ぼそうにち)は「母が子を育てるのと同じように天が人間を慈しむ日」という意味で、何事にも吉で特に婚姻関係のことには大吉とされています。また、天恩日(てんおんにち)は「天の恩恵によりすべての人が福を受ける」という意味で、とくに人生の転機となるような行動がツキを呼ぶとされる日です。
祝日のため、結婚式や両家顔合わせの日取りに適しています。
2月20日(木)【大安、大明日】
大明日の大安。平日ですので、役所に婚姻届を提出してデートに出かけるのもいいでしょう。
2月23日(日)【友引、母倉日】
天皇誕生日である23日は母倉日の吉日。三連休の中日のため、結婚式は遠方からのゲストも参加しやすくなります。旅行を兼ねた滞在型ウェディングにもおすすめです。
2月28日(金)【友引、天恩日】
この日は天恩日の友引。幸せのお裾分けとして結婚祝いや出産祝いなどを発送する日としてもいいでしょう。
毎年の記念日を忘れない!2025年2月のハッピーな語呂の日
毎年変わらない幸せな語呂(ごろ)の日を結婚記念日にして毎年お祝いするのもおすすめです。2025年2月の婚姻関係にぴったりな語呂の日を紹介します♪
2月2日(日)【夫婦の日】
2月2日は、ふう(2)ふ(2)の語呂合わせで「夫婦の日」です。仲の良い夫婦を増やすために制定された記念日で、プロポーズや入籍の日取りにぴったりです。
2月7日(金)【ふたり仲良くの日】
ふたり(2)なかよく(7)と読んで、2月7日は「ふたり仲良くの日」。いつまでも仲良く過ごせるようにと、この日を記念日にするのも素敵です。
2月9日(日)【福の日】
2月9日はふ(2)く(9)と読んで「福の日」です。ふたりはもちろん、周囲の人にも幸せが広がりそうなほっこりとする語呂ですね。
2月11日(火・祝)【ふたりで一緒に生きていこうの日】
ふたりで(2)一緒に(1)生きていこう(1)という、ふたりの未来を感じさせる日です。「ふたり」の始まりの日として、入籍やプロポーズの日取りにもいいかもしれませんね。
2月27日(木)【絆の日】
2月27日は「絆の日」。この日は2月14日の「バレンタインデー」と3月14日の「ホワイトデー」の中間にあたり、恋人同士の絆を深める日として制定されました。また「冬の恋人の日」とも呼ばれており、幸せなふたりを象徴するような素敵な日といえるでしょう。
要チェック!結婚関係のことは避けたほうがよい日
2月5日(水)、2月17日(月)【巳の日】
巳(み)は蛇のことで、蛇は七福神で唯一の女神である弁財天の使いまたは化身であるといわれています。この弁財天が嫉妬深い神様とされていることから、巳の日に婚姻関係のイベントを行うのは避けた方がいいという言い伝えがあります。
一方で、弁財天は金運の象徴とされており、金運に関しては縁起のいい日です。
2月2日(日)、2月14日(金)、2月26日(水)【寅の日】
「虎は千里を行って千里を帰る」という故事成語は、「出ていったものがすぐに戻ってきてしまう」と解釈できます。そのため寅の日は「結婚してもすぐに元の家に戻ってしまう」と解釈できるため婚姻には不向きといわれています。
一方で、虎の黄金色の体は金運を招く象徴とされ、お金にまつわる行動や長距離を移動する旅行には適しています。
2月8日(土)、2月16日(日)、2月24日(月・休)【不成就日】
不成就日(ふじょうじゅび)とは、文字通り何事も成就せず悪い結果を招くとされる凶日です。ふたりや家族に縁起を気にする人がいる場合は、不成就日に結婚式のような大事なイベントを行うのは避けたほうがいいかもしれませんね。
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たとえば一粒万倍日は、「これから大きく発展させたい」と思うことを行動に移すのが吉!万倍にも育つ愛を祈って大切な人との関係を進展させたい日であり、意味のあることにお金を使うと運気を上げると言われています。結婚指輪や婚約指輪選びにぴったりの日ですね!また、HAPPYな語呂の日に指輪選びに行くのもロマンチック♡ふたりの指輪を選んだ記念日として、ずっと記憶に残すことができそうです。
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冬ならではのおもてなしで記憶に残る結婚式を
寒さの厳しい2月は結婚式のオフシーズン。そのため結婚式場の予約が比較的とりやすいメリットがあります。
冬の結婚式には、あたたかな気持ちになれる演出やおもてなしを考えてみましょう。ウェルカムドリンクとしてホットドリンクを準備したり、ブランケットやカイロを用意したりすると喜ばれます。バレンタインが近ければ、ハートやチョコレートをモチーフに取り入れるのもいいですね。
結婚式や入籍にどの日を選んでも、その日がふたりにとって大切な記念日になります。ふたりの結婚にぴったりな日を選び、素敵な時を過ごしてくださいね。
※ 2023年12月 時点の情報を元に構成しています
「入籍・婚姻届」 の キホン に含まれています