今、人気の「親族のみの結婚式」 の魅力を解説!基本スタイルやメリット・デメリット、先輩カップルの親族のみにしてよかったことを紹介します。
親族をどこまで呼ぶのか、かかる費用、会場選びや服装のポイントなど、親族のみの結婚式に関する疑問もマルっと解決! 親族のみの結婚式におすすめの演出もぜひ参考にしてください。
友人や同僚を招待しない「家族・親族のみ」の結婚式は約3割

近年、友人や職場関係者を招かず、家族や親族だけで挙げる少人数の結婚式を選ぶカップルが増えています。
「みんなのウェディング」が結婚式を挙げた会員に実施したアンケートによると、「家族・親族のみ」で結婚式を行ったカップルは27.8%、全体の約3割を占めました。
また、実際に家族・親族のみで結婚式を行った方に招待人数を尋ねたところ、2人から44人までと幅広い結果に。平均すると、約16人となっています。
今選ばれる「親族のみの結婚式」とは?
「親族のみの結婚式」とは、新郎新婦と両家の親族だけでおこなう小規模な結婚式のことです。ゲストの人数は30名以下であることが多く、それに合わせてコンパクトな会場が選ばれます。
親族のみの結婚式の基本スタイル
親族のみの結婚式の基本のスタイルには、大きく次の2パターンがあります。
- 挙式+会食+写真撮影
- 会食+写真撮影
一般的な結婚式が披露宴をおこなうのに対し、親族のみの結婚式では会食の時間が設けられます。スタイルとしてもよりシンプルな結婚式ですね。
【アンケート】親族のみの結婚式の「ここが良かった」
ここで、親族のみで結婚式をした先輩カップルにアンケートを取った結果を紹介します。
みんなのウェディング「親族のみの結婚式に関するアンケート」(2025年10月実施)
- ゆったり落ち着いた雰囲気だった(53%)
- 本当に大切な人たちと深く話せた(18%)
- 費用を抑えられて満足度も高かった(17%)
- 気を使わずにリラックスできた(12%)
実際に「親族のみ」で結婚式を挙げたカップルの多くが、「ゆったり落ち着いた雰囲気で過ごせた(53%)」と答えています。 ゲストを前に緊張することなく、あたたかい時間を楽しめたという声が多数ありました。
また、「気を使わずにリラックスできた(12%)」、「本当に大切な人たちと深く話せた(18%)」という意見も多く、身内だけだからこそ、普段はなかなか伝えられない感謝の気持ちをゆっくり伝えられたというエピソードも。
さらに、「費用を抑えられて満足度も高かった(17%)」という結果からは、無理のない予算で心の満足度を重視できる式の形として、親族のみの結婚式が支持されていることがわかります。 大切な人と心を通わせる時間を大切にしたいふたりにとって、親族のみの結婚式は理想的なスタイルといえそうです。
「親族のみ」ってどこまで呼ぶ?ゲスト選びのポイント
親族のみの結婚式において、ゲストの範囲が決まっているわけではありません。希望の会場や結婚式のスタイルに合わせて検討しましょう。
招待するゲストの範囲
招待するゲストの範囲は、結婚式の規模により異なりますが、だいたい次の2パターンとなります。
- 新郎新婦+双方の家族…父母、兄弟姉妹:6~12名程度
- 新郎新婦+家族・親族…父母、兄弟姉妹、おじおば、祖父母、いとこ、きょうだいの家族(義きょうだい、甥姪など):10~25名程度
後悔しないためのゲスト選びのポイント
ゲスト選びの際は、まずふたりで結婚式のイメージを固め、それをふまえて家族にも相談しましょう。
それぞれに事情や希望が異なる場合は、両家での話し合いの時間も必要かもしれません。呼びたい親族の人数が違う場合は、「おじおばまで」といったくくりではなくバランスを見て調整してもいいでしょう。
そのような相談や調整では、新郎新婦が中心となり、期日内に決められるように立ち回る必要があります。帰省のタイミングなどで早めに「考えておいて」と伝えておくなど、余裕を持って進められるように準備をしましょう。
メリット・デメリットを比較!理想の結婚式ができるか見極めよう
結婚式の規模によって、そのなかでできることや雰囲気も異なります。一般的な結婚式と比較して、親族のみの結婚式のメリット・デメリットを見てみましょう。
親族のみだから叶う!魅力的な5つのメリット
親族のみの結婚式ならではの、魅力的なメリットを紹介します。
メリット1|家族・親族をしっかりおもてなしできる
親族のみの結婚式は、一般的な結婚式と比べてプログラムも費用もコンパクトになります。プログラムが少ない分時間に余裕があり、ゲスト一人ひとりとたくさんコミュニケーションを取ることができるので、直接感謝を伝えられるのが魅力です。
また、費用面でも余裕があることから、料理や会場装飾、引き出物やプレゼントにこだわってゲストをしっかりおもてなしすることもできるでしょう。
メリット2|アットホームな雰囲気でゆったりと過ごせる
近しい親族のみを招いておこなうため、物理的な会場の広さはもちろん、心持ちとしてもゲストとの距離が近く、アットホームな雰囲気になります。新郎新婦もゲストも、緊張せずリラックスして過ごすことができるでしょう。
一般的な結婚式ではホスト側になる家族の心理的な負担も少なくなります。新郎新婦にとっても、ゲストに遠慮しすぎる必要はなく、「当日忙しくて料理を食べられなかった」といった後悔も生まれにくいです。
メリット3|結婚式のスタイルや演出を自由に決められる
「挙式のあと挙式会場で記念撮影をしたい」「会食ではゲストと一緒にテーブルを囲みたい」「ゲスト一人ひとりと乾杯したい」など、希望に合わせて比較的自由にプログラムや演出を決められるのも少人数ならではです。新郎新婦の希望はもちろん、本当に家族や親族に喜んでもらえる演出を選ぶことができます。
メリット4|結婚式の費用を抑えられる
結婚式にかかる費用を抑えられることも、大きなメリットです。会場使用料や会場規模にあわせた装飾、大掛かりな演出、料理や引き出物といった人数分の費用がかかるものを抑えられるため、少ない費用で実現可能。その分予算に余裕ができれば、料理やギフトを豪華にしておもてなしを充実できるのも魅力です。
メリット5|短い期間で結婚式の準備ができる
結婚式の準備にかかる時間が少なく、負担も少なくて済みます。多くのゲストに招待状を送ったり、受付や余興の依頼・調整をしたりする必要がなく、演出などのプログラムを考える時間も少なくて済むでしょう。そのため、仕事などで忙しいふたりでも短い準備期間で結婚式を実現できるスタイルといえます。
知っておきたい3つのデメリットとその対策
反対に、親族のみの結婚式だから気を配っておきたいデメリットと、その対策を紹介します。
デメリット1|盛り上がりが少なく寂しい雰囲気になる?
人数が少なく、大掛かりな演出がない分、挙式や会食が寂しい雰囲気になるのではないか、という心配があるかと思います。
対策として、人数にあった会場を選ぶことが大切です。人数に対して広すぎる会場は、それだけで寂しい印象になってしまいます。ちょうどよい規模の会場で、ボリューム感のある装飾を施すと華やかになりますよ。
また、演出においてはゲスト参加型のものを取り入れたり、親族だからわかる「あるある」や懐かしい思い出に絡めたりするのがおすすめ。クイズや一人ずつスピーチをしてもらう、みんなでお喋りをしながら見られる映像演出などもいいでしょう。
デメリット2|ご祝儀が少なく自己負担の割合が増える?
結婚式費用は、費用の総額からご祝儀でいただく金額を引いた分が新郎新婦の自己負担となります。ゲストが少ない親族のみの結婚式では、自己負担の割合が増えるのではないか、という不安もあるでしょう。
自己負担額を抑えるためには、費用の多くを占める会場選びの工夫が大切です。人数にあった規模の会場で、備え付けの照明や装飾が華やかなところを選べば、会場使用料と装飾にかかる費用を抑えられます。結婚式場だけでなくゲストハウスやレストランなども広く見て、費用面から会場を探すのもいいでしょう。
人数が少ないため、招待状や装飾を手作りすることもできるかもしれません。司会や映像制作を自分たちでおこなうことも節約になります。
確実に予算内に収めたい場合は、ご祝儀ではなく会費制の結婚式にするというアイデアもありますよ。
デメリット3|友人や職場への伝え方が難しい?
結婚を伝えていた職場や友人のなかには、結婚式に出席することを楽しみにしてくれていた人もいるかもしれません。公に「親族のみで結婚式をおこなう」ことを伝えなくてもいいのですが、そのような親しい人や近い関係の人には、一言伝えておきたいという場合もあるでしょう。
報告のタイミングとしては、結婚式のスタイルが決まった時がいいでしょう。毎日会うような職場の人には直接、友人などへはLINEやメールで連絡するのがおすすめ。ストレートに「親族のみですることになった」と伝えた上で、お詫びや感謝の言葉を添えるといいですよ。加えて、今後も変わらず付き合っていきたいという気持ちも伝えられると好印象です。
【職場で直接伝えるときの例文】
結婚をご報告していたのですが、結婚式については両家で話し合い、親族のみでおこなうことになりました。出席を検討していただいていたところ申し訳ありません。勤務に影響はない予定ですので、これまでどおり、よろしくお願いいたします。
【友人にLINEで伝えるときの例文】
〇月に予定していた結婚式ですが、親族のみでおこなうことになりました。出席したいと言ってくれていたのにごめんね。いろいろ相談に乗ってくれてありがとう!結婚式が終わったら、お礼がてらまた食事に行きましょう。
【人数別】費用はいくら?ご祝儀の考え方
親族のみの結婚式で、挙式と会食、写真撮影をおこなった場合の費用相場はこちらです。
10名以内:100~120万円
挙式費用、会場使用料、衣装代、会食費用、装飾、演出、引き出物、写真撮影の費用などの合計です。挙式のみのスタイルでおこなう場合や、写真撮影をゲストにお願いした場合には、60~90万円程度で済むケースもあります。
20名以内:130~150万円
挙式費用や衣装代、写真撮影の費用は変わりませんが、人数が増えると、会食費用や引き出物にかかる費用が人数分増えることになります。また、親族に加えて親しい友人も招待する場合は、キャンドルリレーやケーキ入刀といった演出を取り入れることもあり、演出にかかる費用も加わります。
30名以内:160~180万円
20名以上となると、人数に応じて少し広い会場を使用することになるため、会場使用料も上がることが多いです。また、広い会場に対し装花などの装飾も増え、メインテーブルを設置することも考えられます。さらに、音響や映像演出のためのスクリーンの使用などで、設備使用料などが加わることもあります。
ご祝儀はどうする?相場と辞退の伝え方
親族のみの結婚式でも、挙式+会食のスタイルでは、ゲストからご祝儀をいただける可能性が高いです。ご祝儀をもらう場合は、引き出物を用意するのがマナー。ゲストは立場に応じてご祝儀を用意するのが基本のため、ご祝儀の予定額の1割程度を目安に引き出物を用意しましょう。
一方、挙式のみのスタイルや会費制の場合は、ご祝儀を辞退し、引き出物を出さないこともあります。ご祝儀をいただかないことについては、前もって招待状や口頭で知らせておくようにします。その場合でも、当日はプチギフトや引き菓子などを用意して、ゲストに感謝の気持ちを伝えましょう。
また、ご祝儀を辞退すると伝えていても、当日ご祝儀を用意してくれるケースもあります。その場合は、後日お返しをするのがマナーです。
▼家族・親族のみの結婚式の費用相場って?
親族のみの結婚式の会場選びのポイント
会場は、人数や結婚式のスタイル、予算、希望の演出などに応じて選びましょう。候補となる会場には、具体的な人数やプログラムが実施可能かどうか確認しておくと安心です。少人数の場合のテーブルの配置や控室の使用など、会場によって対応が異なることも多くあります。
人数にあった広すぎない会場を選ぶことが、アットホームな雰囲気作りや節約のポイントです。そのためにも、人数の決定は早めに進めるようにしましょう。
親族のみの結婚式は何する?流れと演出アイデア
親族のみの結婚式でおこなう会食は、一般的な披露宴とだいたい同じ流れです。ウェルカムスピーチや乾杯で始まり、写真撮影やケーキ入刀などの演出、お色直し等をおこなうカップルが多くなっています。
家族や親族とゆっくり過ごすために、乾杯以降はプログラムを入れない、お色直しをしないといったケースもあります。演出をおこなう場合は、新郎新婦をより知ってもらうものや、両家の交流につながるもの、家族に感謝を伝えるものなどがおすすめです。
親族のみの結婚式でのおすすめ演出
親族のみの結婚式におすすめの演出を紹介します。
全員から一言スピーチ
マイクを順に回し、名前と新郎新婦との関係、一言メッセージをいただくというもの。少人数だからこそできる演出で、両家の紹介にもなります。
両親への手紙
手紙を読む演出は一般的な結婚式でも人気ですが、親族のみの結婚式ではさらにコアな内容の手紙にしてもOK。思い出話をたっぷり盛り込んでもいいでしょう。
全員と写真撮影
記念撮影とは別に、ゲスト一人ひとりを新郎新婦が挟んで写真を撮る時間を設けてもいいでしょう。一人ひとりとじっくり話す時間にもなり、相手の家族や親族に自分を知ってもらえるチャンスにもなります。
手作りアルバム贈呈
一般的な結婚式で流す「プロフィールムービー」のように、ふたりの生い立ちをオリジナルアルバムにして、両家にプレゼントするのはいかがでしょうか。写真を入れるだけでなく、手書きのエピソードなどを添えても楽しいアルバムになりますよ。
昔の家族写真を再現
思い出深い家族写真があれば、家族・親族がそろうこの機会に、同じポーズで写真撮影をするのもおすすめです。お互いの家族の思い出を知ることもでき、アットホームな時間を楽しめるでしょう。
一人ひとりに特別な引き出物
ゲスト一人ひとりに、その人のために選んだ引き出物を渡す特別なおもてなしはいかがでしょうか。結婚式に来てくれる家族・親族の顔を思い浮かべながら選ぶ時間も楽しいもの。会食中に引き出物を開封してもらってもいいでしょう。
祖父母に記念品贈呈
結婚式では両親に記念品を渡すことが多いのですが、親族のみの結婚式では、祖父母へのサプライズを用意するのもおすすめ。新郎新婦の写真やメッセージの入った感謝状、フォトフレーム、時計など、何度も眺めてこの日を思い出せるような素敵な記念品を準備してみてはいかがでしょうか。
【Q&A】「親族のみの結婚式」のよくある質問
親族のみの結婚式に関して、検討中の新郎新婦からのよくある質問に回答します。
やっぱり友人と過ごす時間がほしいと思ったら?
友人と過ごす時間も捨てがたい…という場合は、挙式と写真撮影を親族のみでおこない、その後に1.5次会や二次会のようなカジュアルなパーティーをおこなう方法もあります。当日に組み込むのが難しければ、後日友人だけの二次会をしてもいいでしょう。
また、当日招待するのは親族のみであっても、友人にも「挙式に参加してほしい」と伝えて、挙式をライブ配信するというアイデアもありますよ。
▼カジュアルウェディングについて知りたい方はこちらから!
上司や恩師を呼ばないのは失礼になる?
よく検討した上で選んだ結婚式スタイルで、上司や恩師を呼ばないことを失礼に感じる人は少ないでしょう。ただし、「楽しみにしていたのに」と残念な気持ちになる人はいるかもしれません。結婚式のスタイルが決まった時点で報告をし、お祝いをいただいた場合はしっかりお返しをして感謝の気持ちを伝えましょう。
新郎新婦や親族ゲストの服装に決まりはある?
新郎新婦の服装に決まりはありませんが、ゲスト一人ひとりとコミュニケーションを取るために動き回りたいなどの理由で、ボリュームを抑えたドレスを選ぶ人が多いようです。結婚式のテーマにあわせてカジュアルなタイプを選ぶこともできます。
ゲストの服装は、両家の格と和洋のバランスをとることがポイントです。和装・洋装に関しては完全に揃える必要はありませんが、ある程度調整しておくと写真撮影の際に見栄えがよくなります。ゲストハウスやレストランで行う場合は、セミフォーマルや平服でリラックスして過ごしてもらうのもいいでしょう。
▼服装マナーについてはこちらから!
大切な親族と心温まる特別な一日を
親族のみでおこなう結婚式は、新郎新婦にとっても、家族にとっても特別な一日になるでしょう。ゆったりと過ごせる時間を噛み締めて、一生の思い出になる結婚式を楽しんでくださいね。
「結婚式の種類」 の キホン に含まれています