和の雰囲気は完璧！料理もおいしい♪

総合的に見ればとても満足です。ゲストの方も口々に「良い式だったね」といってくださいました。
ご年配の方々には「昔ながらの安定感のある式」、若いゲストには「最近のホテルウェディングなどとはちがって新鮮な式」と、老若男女問わずメリットの多い式になったと感じました。

見積もりに関して言えば、料理はよほどのこだわりがない限りはスタンダードなプランでよいと思います。
多分どこもそうなのでしょうが装花がとにかく高い割りに小ぶりなので、はじめの見積もりよりも最終的にかなりプラスでかかってしまいました。テーブル装花は当然持込が出来ません。ただそれ以外の花（受付装花、両親に渡す花束など）は料金かからずに持ち込みできるので、そういったところで少し安くあげたほうがいいです。
衣装代込みのプランを利用しましたが、白無垢色打掛ドレス全部着ようと思うと確実に予算オーバーしますので、全体的に安いものを着るか、一点豪華主義で行くか、外部持込を利用するかなどきちんと方針を決めないと大変なことになります。
他のホテルウェディングなどによくある六輝割引（仏滅が安いなど）は一切なく、値下げ交渉もまったくできなかったのでそういう意味では節約がしづらい式場だと思います。
都民共済、松屋銀座ブライダルクラブに入ると割引などの特典があるので、少しでもお得に式を上げたい方は事前に入っておくことをおすすめします。当然かもしれませんが、式場からこういった割引のアナウンスはありませんでした。

神前式はやはり厳かですばらしいものとなりました。
木漏れ日の中で番傘を差し、笛の音と一緒に参進するのは緊張しましたがなかなかない経験が出来たと思います。参拝客が多いのでちょっと恥ずかしいですが笑
式に親族以外のゲストが参列できるのも魅力の一つだとも思います。
披露宴会場も良かったですが、私は明日香の間を利用し、やはりすこし狭いような印象を受けました。ゲストが60人を超えると窮屈な感じがするかもしれません。

披露宴で明日香の間を利用する場合、ゲストはロビー待機なのですが参拝客などで境内・ロビー共にごった返していたのでゲストの方には不便だったかもしれません。またウェルカムドリンクなどは提供できません。
神路の間を利用するとゲストも別室を利用することが出来、ウェルカムドリンクを出すことが出来るので気になる方は神路の間がおすすめだと思います。
ちなみにこの話は成約してから聞きました。はじめに教えてくれたら神路の間にしていたと思います

演出はオーソドックスなので、ホテルのような豪奢なものを期待している方には不向きです。ただ、花みくじを配る、福鈴をお渡しするなど神宮ならではの演出は純和風を好む方にはおすすめです。私はお色直し入場時におみくじを配りましたがゲストの皆さんとても楽しんでいたように感じました。

白無垢、色打掛ともに25万から～とても豪華ですばらしいものが多く、とにかく迷いました。
安く済ませたい方はとにかく予算を決めてそれより高いものを見ないほうが良いです。私は高いものをうっかり見てしまい、そちらがあまりにも良くて予算オーバーしてしまいました…笑

逆にドレスはあまり種類がなくしかも衣装室の方はとにかく試着に関しては消極的なので、ドレスに関しては外部でレンタルすることをおすすめします。持ち込み料は1～3万かかりますが、マツヤサロン内で一番安いドレスでも25万からだったと記憶しているので外部レンタル（都民共済など）を利用したほうが選択肢も増えいいものが着られると思います。

挙式は強制的にかつら着用ですが、私は一番安いかつら（セミオーダーの半分くらいの価格だが重いとのこと）にしました。かつらだけ着用するとたしかに頭が重く感じセミオーダーも考えてしまいますが、実際に衣装を着ると体全体が重くなるのでほとんど気にならないと思います。安いかつらに頭のサイズが合えばそれを使ったほうが良いです。
かんざしですが、綿帽子をかぶる場合はまったく見えません。披露宴で洋髪にして入場される方ならなおさら見せる機会はないので、一番安いかんざしで十分かと思います。

ブーケは高いので持ち込みをおすすめします。私も持込しました。ブーケは持ち込み料はかかりません。

全体的にスタッフの方はおっとりしているというか、自分から積極的に動いてくださる方ではないような印象を受けました。早い段階で自分の希望や指示を伝えておくことをおすすめします。

私が式を挙げた日は挙式数が多かったらしいのですが、当日、スタッフ同士で誰かが挙式へのアナウンスをしたと勘違いしていたらしく神前式場への案内が満足にされず、ゲストが数人参列して良いのか迷ったと後で聞きました。
自分達のキャパをオーバーするようなら一日の挙式数を減らすか、スタッフ同士のコンタクトを綿密に取り合ってこういうことのないようにしていただきたいなと思いました。
また、いただいた祝電を忘れていたと後日連絡がありました。
自分達で防ぐために、たとえ当日でももっとうるさいくらいに逐一確認すればよかったなあと感じました。

ヘアメイクスタッフの方は若い方とご年配の方の年齢幅が広いので、けっこう自分の好みに合う合わないがあると思います。メイク中でも「これはちょっと…」と思ったらどんどん伝えたほうがいいと思います。
向こうから意見を言ってくれることが少ないのでヘアメイクの打ち合わせの際は自分でやってみたい髪型などをある程度決めておかないと、打ち合わせ当日にひたすら雑誌を見てやりたい髪型を探すだけの時間になってしまいので注意してください。

最寄り駅である飯田橋はJR、地下鉄ともに多く入線していてアクセスは非常にしやすいと感じました。
式場は駅からは近いのですが、入り組んだ細い道が多いためかゲストの方がすこし迷ってしまったと聞きました。
知名度はありますが、駅からの案内サインがわかりずらく式場から出された地図もあまり親切ではないので、できる人は招待状と一緒に詳細な地図や道案内を表記したものを入れたほうが良いかもしれません。