神前式＆料理はすばらしい！

「東京のお伊勢さま」と呼ばれる格式ある東京大神宮で挙げる式としては見積もりのお値段は手ごろのように感じました。

豪奢な神殿、旧前田邸を移築した「神路の間」は特に歴史を感じる造りになっていて白無垢・色打掛ともに映えそうですばらしいと思いました。披露宴会場は洋風を望む方も、60人まで、80人まで、100人以上と人数によって洋風の会場が選べます。
ただ、東京大神宮自体敷地が狭いので、駐車場や各控え室（神路の間以外で披露宴を挙げる場合はゲストはロビー待機だそうです）がなくゲストに対する不便さを感じます。人によってはこぢんまりとした印象を受ける方もいらっしゃるかと思います。

たいていは親族までしか参加できない神前式も８０人までなら入れるというのは大きな魅力です。模擬挙式に参加しましたが、三々九度や巫女の舞、雅楽の生演奏を聴きながら式に参加するというのはなかなかない経験なのでおすすめです。しかし参進の儀は、マツヤサロンから直進するコースのため鳥居をくぐったり美しい庭園の中を進むものではなく、そういう雰囲気を希望の方は向いてないかもしれません。
披露宴は見ていないのでわかりませんが、見積もりの内容を見る限りはオーソドックスだと思います。

衣装の下見をしましたがこれはちょっと不満に思いました。
まず、衣装は基本的に成約してからでないと見学させてもらえません。ＨＰの情報も少ないので前情報もほとんどなく、衣装合わせのときまでなんとなくのイメージさえつかめないです。
白無垢・色打掛ですが、料金表で提示されていた最低金額より10万円くらいは高いと思ったほうがいいです。衣装もそのつど着せてもらえるわけではなく何点か気になるものを係りの人に出してもらい、あとでまとめて着るのであまり多くの衣装は合わせられませんでした。
次にドレスです。ＷＤはけっこう充実しています。7～13号くらいの体系であれば、難なく見つかるのではないかと思います。
ＣＤは本当に少ないです。もしＣＤを着る予定がある方は、あらかじめ別のお店で見繕ってから衣装合わせに臨んだほうがいいと思います。
神田うのやＪＩＬＬのドレスなどもあり25万くらいから借りられます。

基本的にプランナーさん衣装スタッフともにこちらから聞かないと答えてくれませんので、優柔不断な方は悩むことが多いと思います（私がそうです）
試食会時の配膳スタッフはどの方もグラスが空いていることにすぐ気付いてくれたり、次の料理に合わせて飲み物を提案してくださりよい方々ばかりでした。年上のスタッフが多いので落ち着いた雰囲気があります。

駅に降りるとそこここに大神宮への案内は出ているのですが、案内板が小さくざっくばらんな説明なため土地勘がない方には少し難しいかもしれません。ただ、飯田橋というにぎやかな場所の割には、東京大神宮周辺はオフィス街を少し抜けたところにあるので落ち着いたロケーションです。
駅からそんなに長時間移動するわけでもありませんし（徒歩７分くらいでしょうか）、歩きづらい道や急な坂もないので女性ゲストも来易いかと思います。