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結婚式のペーパーアイテム一覧!アイテムの役割と外注・手作りの方法、おすすめサイトを紹介

2023.08.31

結婚式には、招待状や席次表をはじめ、さまざまな「ペーパーアイテム」が欠かせません。この記事では必要なものの一覧とその役割、外注・手作りの方法を紹介します。手作りキットや印刷込みで安いおすすめのサイト情報も参考に!

メイン画像出典:花コミュ

結婚式に欠かせないペーパーアイテム一覧

結婚式でほとんどのカップルが用意しているペーパーアイテムはこちら!

  • 招待状(+付箋)
  • 席次表
  • 席札

それぞれの役割と手配の方法、最近のトレンドを紹介します。

招待状

ゲストに結婚式の日時や場所を伝え、参列してもらいたい気持ちを伝える招待状。形式的なお知らせの役割だけでなく、結婚式への期待感を高めるためにも大切なアイテムです。

招待状は、式場に依頼するほか、外部の業者に依頼したり、自分で手作りしたりすることもあります。キットやテンプレートを利用することで比較的簡単に作成でき、Web上やアプリで作成できるものもあります。

最近はWeb招待状を利用するカップルも増えています。スマホで出欠を回答でき、準備の負担も少ないため新郎新婦・ゲスト双方にとって便利です。ただし親族や年配のゲストには紙の招待状を送るなど、ゲスト層にあわせて併用する場合が多いようです。

招待状とあわせて必要なもの

招待状には一般的に次のものを同封します。

  • 返信用ハガキ
  • 会場への案内図
  • 付箋

付箋は、挙式への参加、受付や乾杯の発声、余興などの役割を依頼しているゲストに、個別に集合時間などを知らせるものです。当日のドレスコードについて案内するケースも!

付箋も多くの場合は式場で用意がありますが、こだわって手作りするカップルも多いようです。

▼結婚式の招待状作りはこれで完璧!

席次表

席次表は、結婚式の受付でゲストに手渡される、披露宴の座席を示したペーパーアイテムです。新郎新婦の席と各ゲストの席、それぞれの肩書きと名前などを記載します。ゲストに歓迎の気持ちを伝える挨拶や、新郎新婦のプロフィール、メニューの紹介などもあわせて記載することが多いです。

結婚式場に依頼するか、外注・手作りも可能ですが、手作りの難易度はやや高め。ゲストの出欠が確定してから印刷するため、ほかのアイテムも含めたスケジュールの調整が必要です。また、名前や肩書きを間違うとゲストに対して失礼になるため、間違いがないかふたりでよく確認するようにしましょう。

横長の長方形の紙を三つ折りにしたタイプが定番ですが、紙を丸めてリボンや麻紐でくくったものや、結婚式の雰囲気にあわせて紙の素材にこだわったものなど、おしゃれな席次表も多くなっています。

また、最近では席次表単体ではなく、ふたりのプロフィールや食事のメニュー、当日のタイムラインなどを一緒に記載した一体型のプロフィールブックにするカップルも増えています。

▼席次表の作り方と配置のマナーをチェック!

席札

席札は、披露宴会場の卓上に設置しゲストに席を知らせるアイテムです。二つ折りや1枚のカードの表面にゲストの名前を記すことが多いです。

式場での手配や外注も可能ですが、特殊な加工や編集が不要のため手作りもそれほど難しくありません。ゲストとの写真を使うなどアレンジしやすいアイテムでもあります。

席札の中面や裏面にメッセージを手書きする新郎新婦も多いです。ゲストが席についてから披露宴が始まるまでの間に見るものなので、来てくれたことへの感謝や披露宴のコンセプトについて、また同じテーブルのゲストの紹介などを書いておくと、より披露宴を楽しめるでしょう。

▼席札は外注する?手作りする?

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場合に応じて用意したいペーパーアイテム一覧

結婚式で場合に応じて用意したいペーパーアイテムはこちらです。

  • セーブザデート
  • タイムライン
  • 結婚証明書
  • ゲストカード
  • テーブルナンバー
  • プロフィールブック
  • ラブストーリー
  • メニュー表
  • サンキュータグ

それぞれの役割と取り入れ方を紹介します。

セーブザデート

セーブザデート(Save the date)とは、招待状を送る前にゲストに結婚式の日取りを知らせるアイテムです。来てほしいゲストに「この日を空けておいてね」とお願いする役割があります。もともとは欧米の結婚式における習慣ですが、最近では日本でも取り入れるカップルが増えています。

新郎新婦の名前と結婚式の日付を記載したカードを送るのが一般的。最近では、SNSを使って写真に日付を書き込んだり、アプリで視聴できる動画を送ったりと、オリジナリティあふれるセーブザデートのアイデアもあります。

前撮りデータを活用したり、結婚報告を兼ねてカードやハガキを送ったりしてもいいかもしれませんね。

タイムライン

タイムライン(ウェディングタイムライン)とは、結婚式当日の流れをわかりやすく示すペーパーアイテムで、結婚式のコーディネートの一部として、おしゃれな花嫁さんの間で取り入れられています。カードタイプで招待状に同封することが多く、招待状やプロフィールブックと一体にする場合もあります。

プログラムの内容と時間をラインに沿って配置するシンプルなものなので、手作りもそれほど難しくはありません。無料の素材やイラスト、スタンプなどで装飾してもいいでしょう。チケット風にしたり、時計のようにぐるりとスケジュールを配置したりと、結婚式のテーマや雰囲気にあわせてデザインするのもおすすめです。

結婚証明書

挙式で新郎新婦が結婚を誓い、サインをする結婚証明書。挙式のプログラムとして結婚証明書へのサインを行う場合は、式場で用意されている結婚証明書を使うほか、オリジナルの結婚証明書を使ってもOKです。

とくにゲストが結婚の証人となる人前式では、ふたりならではのユニークな文面で結婚証明書を作成するカップルもいます。結婚証明書に決まった形式はないため、内容やデザインを自由に決めて構いません。シンプルな紙の結婚証明書なら、手作りも難しくないでしょう。

インテリアとして飾れるような凝った結婚証明書にしたい場合は、外注がおすすめです。ゲストにも名前を書いてもらうゲスト参加型や、アクリル・ガラスにサインをするもの、タイルやパズルを敷き詰めるものなど、いろいろなパターンがあります。

▼結婚証明書のトレンドを紹介!

ゲストカード

ゲストカードは、参列するゲストの名前や住所、新郎新婦へのメッセージを書くカードのことで、芳名帳の代わりに使われるアイテムです。招待状と一緒にゲストに送り、ゲストが事前に記入して結婚式当日に持参します。

当日の受付がスムーズになり、ゲストからのメッセージも受け取れることから取り入れるカップルが増えています。シンプルな内容なので手作りのハードルは低いでしょう。招待状とデザインをそろえてもおしゃれです。

結婚式場に用意がないことも多いので、ペーパーアイテムの打ち合わせ時に確認してみることをおすすめします。

テーブルナンバー

披露宴会場の卓上に置き、ゲストに席を知らせるテーブルナンバー。席次表でも席を案内しているため必須ではありませんが、テーブルコーディネートの一部として取り入れる花嫁さんもいます。

結婚式場で用意がある場合もありますが、結婚式のテーマや会場の装飾にあわせて手作りするのもおすすめです。カードに数字やアルファベットなどテーブルを示す文字を印刷するだけなので比較的簡単に手作りできます。

紙の素材にこだわったり、キャンドルと一緒におしゃれに配置したり、紙以外の木や布で作るアイデアもあります。

プロフィールブック

プロフィールブックは、新郎新婦のプロフィールを紹介するペーパーアイテム。披露宴会場の卓上に置き、披露宴までや披露宴中のゲストの会話のきっかけにもなります。

ふたりの生い立ち、家族構成、趣味、なれそめや相手の好きなところのほか、ゲストへのメッセージや結婚式のこだわりなどを自由に記載できます。内容量によっては作成に時間がかかるため、早めの準備がおすすめです。

ふたりのこだわりを詰め込むアイテムであるため、手作りするカップルが多くなっています。

一方、プロフィールブックなど新郎新婦の情報や写真が掲載されたものはゲストがなかなか捨てづらいという気持ちに配慮し、デジタル化でペーパーレスする流れも。

ふたりのプロフィールを紹介するWEBサイトを作り、当日席札などに入れたQRコードから読み込んで、待ち時間などに見てもらえるようにするカップルも!

ラブストーリー

ラブストーリーは、ウェルカムスペースの装飾に使われる海外発のペーパーアイテムです。ふたりが出会った日、交際を開始した日、プロポーズした日、入籍、結婚式など、ふたりの出会いから結婚式までの歴史をおしゃれに伝えるアイテムになっています。

それぞれの記念日の日付を記載したシンプルなデザインが一般的です。紙に印字するほか、ボードに手書きしてもOK。日付に加えて、ふたりが一緒に過ごした日数を記載するアイデアもあります。

メニュー表

ゲストにとっての楽しみの1つである披露宴の料理について、メニューを記載するメニュー表。次にどんな料理が出てくるのか、ゲストの期待を高めるアイテムです。ドリンクなどゲストがそれぞれに注文するものは、一覧で見られるようにしておくと親切です。

料理のこだわりやふたりのおもてなしの気持ちをメッセージとして記載してもいいでしょう。1枚の紙で用意するほか、席次表やプロフィールブックに記載する場合もあります。式場のものを使うか、メニューをデータでもらって手作りしてもいいでしょう。

サンキュータグ

お見送りの際にゲストに渡すプチギフトなどに付けるサンキュータグ。ゲストへの感謝を伝え、思い出として持ち帰ってもらうアイテムです。

シンプルに「Thank You」の文字だけを記載したり、新郎新婦の名前や結婚式の日付を記載したりして、紐やリボンでギフトに結びつけます。シンプルで作業も難しくないため、手作りしやすいアイテムです。ギフトに巻きつけるラベルタイプや、瓶や包装紙に貼り付けるシールタイプもあります。

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ペーパーアイテムを手作りする際のポイント

ペーパーアイテムの手作りを無理なく、不備なく進めるために気をつけたいポイントを紹介します。

スケジュールに合わせて外注か手作りか決める

ペーパーアイテムの手配は、どこに依頼するか、手作りするかによって、費用や手間、完成までに要する時間も違います。まず用意したいアイテムを書き出し、時間をかけてこだわりたいものや、反対に手間を省きたいものはどれか考えましょう。その上でどう手配するかを決め、スケジュールに余裕を持って準備を進めてください。

100均アイテムや無料サイトを活用する

手作りするときには、なるべく費用を抑えたいもの。ペーパーアイテムの手作りには、100均アイテムの活用がおすすめです。ダイソーやセリアなど大手100円ショップの手芸コーナーやインテリア、ラッピングコーナーには結婚式で使えるアイテムがたくさんあります。

イラストや装飾に使える素材を無料でダウンロードできるサイトも多くあります。

▼エンボスペーパーやハトメなど花嫁DIYのおすすめアイテム!

イラストや素材の使用は著作権に注意!

イラストや素材をダウンロードして使う場合は、著作権に注意してください。勝手に使うことが禁止されていたり、使用する際にクレジットの表示が必要であったり、商用利用が禁止されていたりと、データやデータを扱うサイトによって使用規定がある場合もあります。SNSなどで公開されているものであっても、無断使用はNGです。著作権フリーの素材を使いましょう。

文章には忌み言葉や句読点を使わない

ペーパーアイテムにはお祝いの場にふさわしくないとされる忌み言葉を使わないように注意しましょう。不幸や別れを連想させる言葉や、再婚を想起させる重ね言葉は避けたほうが無難です。文章を区切る句読点も使わないほうがいいとされています。

▼忌み言葉をチェックしておこう

もしものために予備も含めた枚数を準備

ペーパーアイテムの数は、ゲストの人数にあわせて用意するものが多いです。自分たちやゲストの書き損じ、ゲストカードなど持参をお願いするものについてはゲストの持参忘れなど、トラブルに備えて予備も含めた枚数を準備しておくと安心です。

アイテムの数が多いため、アイテムごと、テーブルごとにまとめておくなど、当日の管理の方法も考えておくとよいですね。

▼ペーパーアイテムDIYに役立つ英語フレーズまとめ

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ペーパーアイテムの準備に役立つサイト

外注・購入や手作りに使えるキット・テンプレートなど、ペーパーアイテムの準備に役立つサイトを紹介します。

マストアイテムのセットが安い「PIARY(ピアリー)」

結婚式アイテムの通販サイト「PIARY(ピアリー)」は、招待状・席次表・席札・プロフィールブックなどのペーパーアイテムや、Web招待状にも対応しています。招待状+メニュー表、席次表+席札など、あわせて使いたいアイテムのセットがお得で、期間限定のキャンペーンも要チェックです。

►PIARY(ピアリー)

印刷・組み立て込みで楽チン「Favori(ファヴォリ)」

「Favori(ファヴォリ)」は、好きなデザインを選んで編集すると、印刷・組み立て済みのアイテムが届くサービスです。印刷前に婚礼印刷のプロがチェックしてくれるのもうれしいポイント。招待状・席次表・席札のほか、ウェルカムボードや結婚報告ハガキも取り扱っています。

►Favori(ファヴォリ)

無料のサンプル請求でじっくり選べる「fitau(フィタウ)」

「fitau(フィタウ)」のペーパーアイテムは、シンプルからシック、ナチュラル、クラシカル、和風、ディズニーモチーフとデザインが幅広いのが特徴です。気になるデザインのサンプルを無料で請求でき、じっくり選ぶことができます。

►fitau(フィタウ)

スマホアプリで簡単に手作り「HAPPY LEAF(ハッピーリーフ)」

スマホアプリで手軽にペーパーアイテムを手作りできる「HAPPY LEAF(ハッピーリーフ)」。挙式日を登録すると、アイテムの注文から納品までのスケジュールの目安を確認でき、計画的に準備を進めることが可能です。毎月新しいデザインがリリースされるのも特徴です。

►HAPPY LEAF(ハッピーリーフ)

手作りキットからオーダーメイドまで「FARBE(ファルべ)」

アイテムの種類やデザインにいち早くトレンドを反映している「FARBE(ファルべ)」では、ほかにはない結婚証明書やプロフィールブック、エスコートカードなどの取り扱いも。プロにおまかせできるものやデザインから依頼する完全オーダーメイド、届いた材料で自分で作るDIYキットもあります。

►FARBE(ファルべ)

手作り品やおしゃれなテンプレートあり「minne(ミンネ)」

手作り品や素材・材料、印刷物などの通販サイト「minne(ミンネ)」も要チェック。登録クリエイターと出品数が多いので、好みに合う作品を探す楽しみがあります。招待状に同封する付箋やタイムラインなど、ほかでは取り扱いの少ないトレンドアイテムも見つかります。

►minne(ミンネ)

手作りのための素材・道具もそろう通販サイト「Creema(クリーマ)」

通販サイト「Creema(クリーマ)」では、ハンドメイド作品や作品制作のための素材・道具を販売しています。「作り手インタビュー」を通してお気に入りの作家さんから作品を探せるのも特徴です。ゲスト参加型の結婚証明書や雑誌風のプロフィールブックなど、手作りのハードルが高いアイテムも見つかります。

►Creema(クリーマ)


結婚式でのペーパーアイテムは、必要な情報やメッセージを伝えるだけでなく、結婚式の雰囲気作りにも大事な役割を果たします。外注か手作りかにかかわらず、自分たちの結婚式にぴったりだと思えるアイテムを用意できるといいですね。ふたりで協力しながら、スケジュールに余裕を持って準備を進めてください。

※ 2023年8月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー