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忌み言葉とは?結婚式のNGワード一覧|返信・スピーチ別の言い換え例

最終更新日:2026/08/26

結婚式で言ってはいけない「忌み言葉(いみことば)」を知っていますか?お祝いの席にふさわしい言葉選びは、新郎新婦やご親族への大切な配慮のひとつ。知らずに使ってしまい、気まずい思いをさせてしまった…なんてことがないように、事前にチェックしておきたいですよね。

この記事では、忌み言葉の意味と種類を一覧で解説するとともに、招待状の返信やスピーチ、手紙、余興ムービーなど、シーン別にそのまま使える言い換え文例も紹介します。

※記事内の一部画像は独自の指示文(プロンプト)に基づきAIで生成したものです。

忌み言葉とは?

忌み言葉とは

まずは「忌み言葉」がどんな言葉を指すのか、なぜ避けたほうが良いのかを押さえておきましょう。

「忌み言葉」の読み方と意味

忌み言葉(いみことば)とは、縁起が悪い、または不吉な意味を連想させるため、使用を避けるべきとされる言葉のことです。日本には古くから、「言葉には魂が宿る」とする「言霊(ことだま)」の考え方があり、口にした言葉がそのまま現実になると信じられてきました。そのため、結婚式をはじめとするお祝いの席などでは、縁起を担いで忌み言葉を使うことがタブーとされています。

結婚式で忌み言葉が避けられる理由

忌み言葉を避ける一番の理由は、新郎新婦やご親族に不快・不安な思いをさせないため。現代では気にしない人も増えていますが、「禁止ワードを守らなければ」と難しく考えすぎなくて大丈夫です。温かい言葉選びを心がけることで、自然とポジティブな表現を選ぶようになり、お祝いの文章がぐっと洗練されます。

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【結婚式】忌み言葉一覧

ふだんの会話で何気なく使っている言葉のなかにも、実は忌み言葉に当たるものが数多く含まれています。ここでは結婚式でうっかり使ってしまいがちな忌み言葉の種類を紹介します。

別れ・不幸を連想させる言葉

まず気を付けたいのは、離婚や結婚生活が終わることを連想させる言葉。スピーチの締めに使う「最後になりますが…」や感謝を伝えるための「お忙しいなか…」も、実は忌み言葉のひとつです。避けたほうが良い理由と使いがちな例を見ていきましょう。

忌み言葉 理由 使いがちな例
終わる 結婚生活が終わることを連想させるため 披露宴が終わる頃には
切る・切れる 関係が切れることを連想させるため ここでいったん話を切ると/スタートを切ります
離れる 離れて暮らす=別居や離婚を連想させるため 離れて暮らすことになり
戻る 元の関係に戻る=やり直しを連想させるため いつでも遊びに戻ってきてね
忙しい 「忙」の字が「心を亡くす」と書くため お忙しいなか
最後 終わりを連想させるため 最後になりますが
忘れる 相手を忘れる=別れを連想させるため 緊張で忘れそうに
絶える 関係が途切れることを連想させるため 笑顔が絶えない家庭
敗れる・負ける 敗北・不幸を連想させるため 何度も恋愛に敗れた後/試合に負けたとき

重ね言葉

同じ言葉を繰り返す「重ね言葉」も、結婚を繰り返すこと=再婚を連想させるため、結婚式ではタブーとされています。

忌み言葉 理由 使いがちな例
重ね重ね 「重ねる」=再婚を連想させるため 重ね重ねお礼申し上げます
たびたび たびたび食事に誘われて
いろいろ いろいろとお世話になり
くれぐれも くれぐれもお体に気をつけて
日々 日々の生活のなかで
繰り返す 結婚を繰り返す=再婚を連想させるため 素敵な思い出を繰り返しつくって
いよいよ いよいよ結婚式だね

ただし、重ね言葉のすべてが完全にNGというわけではありません。「いよいよ」「ますます」のように、もともと「これからますます良くなる」という前向きな意味合いで使われる言葉は、「縁起が良い」表現として使っても良いという考え方もあります。
とはいえ、マナーを重んじるゲストが多いフォーマルな結婚式や、目上の方への手紙・スピーチではこの後の「言い換え例」を参考に、念のため言い換えておくとより安心です。

その他の避けたい言葉

「別れ」や「重ね言葉」には当てはまらないものの、不幸や不吉なことを連想させるために避けたい言葉もあります。スピーチや花嫁の手紙で使いがちな表現が多いので注意しましょう。

忌み言葉 理由 使いがちな例
落ちる 不合格・失敗を連想させるため 受験に落ちてしまい
悲しむ 不幸や辛い出来事を連想させるため 涙が出るほど悲しむこともありましたが
崩れる 物事が壊れる・崩壊を連想させるため 計画が崩れてしまい
病む 病気や不幸を連想させるため 受験勉強で心を病んでしまい

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【シーン別】忌み言葉の言い換え例

忌み言葉の種類はわかったけれど、実際にどう気を付けるべきなのか、いまいちピンとこないという人も多いですよね。ここからは一覧で紹介した忌み言葉をもとに、おすすめの言い換えを紹介します。

結婚祝いのメッセージの言い換え例

![結婚祝いのメッセージカードに添える](https://img2.mwed.jp/c/w=1280,h=720,f=webp:jpeg,q=30/u/036/0363618672.jpg)

招待状の返信やお祝いのメッセージカードでは、準備の様子をねぎらったり、当日を楽しみにしている気持ちを伝えたりする際に、忌み言葉を使いがちです。よく使われる例と、そのままコピペで使える言い換え文をあわせて紹介します。

忌み言葉 避けたい表現 言い換え例
忙しい 「結婚式の準備で忙しいと思いますが、当日を楽しみにしています」 「結婚式の準備でご多用中とは存じますが、当日を楽しみにしています」
終わる 「お式が終わったら、ゆっくりお話を聞かせてください」 「披露宴が落ち着いたら、ゆっくりお話を聞かせてください」
いろいろ 「いろいろと準備が大変だと思うけど、当日を楽しみにしているね」 「何かとご準備の時期かと思いますが、当日を楽しみにしています」
重ね重ね 「重ね重ねおめでとうございます。おふたりの門出を心よりお祝い申し上げます」 「改めておめでとうございます。おふたりの門出を心よりお祝い申し上げます」
くれぐれも 「新生活が始まりますね。くれぐれもお体に気をつけてください」 「新生活が始まりますね。どうぞご自愛ください」
いよいよ 「いよいよ結婚式だね。当日を楽しみにしているよ」 「ついに結婚式だね。当日を楽しみにしているよ」
忘れる 「学生時代の楽しかった思い出を、忘れないでいてね」 「学生時代の楽しかった思い出を、いつまでも覚えていてね」

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スピーチ・祝辞の言い換え例

祝辞やスピーチでは、過去のエピソードを振り返る際に忌み言葉を選びがちです。原稿を書き終えたら、声に出して読み上げながら確認すると、耳でも違和感に気づきやすくなります。

忌み言葉 避けたい表現 言い換え例
忙しい 「お忙しいなか」 「ご多用のなか」「ご多忙のなか」
最後 「今日はたくさんお話ししましたが、最後になりますが、おふたりの幸せを願っています」 「今日はたくさんお話ししましたが、結びになりますが、おふたりの幸せを願っています」
終わる 「披露宴が終わる頃には、皆様との時間が名残惜しく感じられることでしょう」 「披露宴もお開きの頃には、皆様との時間が名残惜しく感じられることでしょう」
絶える 「おふたりには、笑顔が絶えない家庭を築いていってほしいと思います」 「おふたりには、笑顔あふれる家庭を築いていってほしいと思います」
重ね重ね 「この場をお借りして、重ね重ねお願い申し上げます」 「この場をお借りして、あわせてお願い申し上げます」
切る 「おふたりは今日から、夫婦としての新生活のスタートを切ります」 「おふたりは今日から、夫婦としての新生活のスタートラインに立ちます」
離れる 「大学卒業後、ふたりは一時期離れて暮らしていましたが」 「大学卒業後、ふたりはしばらく距離のある生活をしていましたが」
敗れる 「彼は何度も恋愛に敗れた後、ついに運命の人に出会いました」 「彼は多くの出会いを経て、ついに運命の人に巡り合いました」
繰り返す 「これからも素敵な思い出を繰り返しつくっていってください」 「これからも素敵な思い出を紡いでいってください」
たびたび 「新郎はたびたび新婦を映画に誘ったそうですね」 「新郎は熱心に新婦を映画に誘ったそうですね」
いよいよ・日々 「〇〇さん、いよいよこの日を迎えられましたね。ともに苦労を重ねた日々を懐かしく思います」 「〇〇さん、ついにこの日を迎えられましたね。ともに励まし合ったあの頃を懐かしく思います」

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花嫁の手紙・謝辞での言い換え例

花嫁が両親に向けて読む手紙では、実家を離れることや、これまでの思い出を語る際の言葉選びに注意しましょう。寂しさや苦労した思い出を語るときほど、ポジティブな言葉を選ぶと、自然と忌み言葉を避けられます。

忌み言葉 避けたい表現 言い換え例
離れる・終わる 「これからは離れて暮らすことになり、当たり前だった家族との生活が終わると思うと寂しい気持ちでいっぱいです」 「引っ越して新しい土地での生活が始まりますが、温かく育ててくれた家族を思い出しながら、私たちらしい家庭を築いていきます」
忙しい 「仕事が忙しい両親に代わって、祖父母によく面倒を見てもらいました」 「仕事に励む両親に代わって、祖父母によく面倒を見てもらいました」
絶える 「反抗期には、家族との会話が絶える時期もありましたが、今は感謝の気持ちでいっぱいです」 「反抗期には、家族との会話が少なくなる時期もありましたが、今は感謝の気持ちでいっぱいです」
切れる 「思春期にはたくさんぶつかりましたが、家族の絆が切れることは一度もありませんでした」 「思春期にはたくさんぶつかりましたが、家族の絆が揺らぐことは一度もありませんでした」

余興・ムービーでの言い換え例

生い立ちやこれまでの歩みを紹介するテロップでは、成長過程や学生時代のエピソードを語る際に忌み言葉をつい選んでしまうことがあります。読んだときの響きだけでなく、漢字から受ける印象にも気を配りましょう。

忌み言葉 避けたい表現 言い換え例
終わる 「楽しかった学生生活もあっという間に終わり、ふたりは新たな一歩を踏み出しました」 「楽しかった学生生活もあっという間に過ぎ、ふたりは新たな一歩を踏み出しました」
離れる 「大学進学をきっかけに、ふたりは離れ離れの生活を送ることになりました」 「大学進学をきっかけに、ふたりは別々の場所で過ごすことになりました」
たびたび 「学生時代、ふたりはたびたびぶつかりながらも、絆を深めていきました」 「学生時代、ふたりは何度もぶつかりながらも、絆を深めていきました」
戻る 「就職を機に地元へ戻ることになり、ふたりの距離は再び近づいていきました」 「就職を機に地元へ生活の拠点を移すことになり、ふたりの距離はぐっと近づいていきました」
忙しい・敗れる 「忙しい日々のなかハードな練習に取り組んだ部活動。試合に敗れ、ともに悔し涙を流したのも良い思い出です」 「目まぐるしい毎日のなかハードな練習に励んだ部活動。試合に勝てず、ともに慰め合ったのも良い思い出です」

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忌み言葉以外に気をつけたい結婚式のマナー

忌み言葉のほかにも、言葉選びの延長で気をつけておきたい「句読点」と「忌み数字」のマナーがあります。

句読点は使わない

招待状の返信や結婚祝いのメッセージ、プロフィールブックの挨拶など、文字として書き残すシーンでは、「終止符を打たない」「区切りをつけない」という意味合いから、縁起を担いで句読点を使わないのが古くからのマナーです。
読みやすく区切りたい場合は、句読点の代わりに改行やスペースを活用しましょう。

忌み数字(4・9)を避ける

結婚式では「4(死)」「9(苦)」を連想させる数字が忌み数字とされ、縁起が悪いと避けられています。特にご祝儀の金額では4万円・9万円が避けたい代表例。引き出物や引き菓子の個数を決める際にも、同じ考え方で意識しておくと安心です。

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性格・状況を表すネガティブワードの言い換え例

性格・状況を表すネガティブワードの言い換え例

忌み言葉(縁起を担いで避ける言葉)とは別に、スピーチや自己紹介で人柄を紹介する際、マイナスな印象を与えかねない「ネガティブワード」にも注意が必要です。事実は変えずに表現だけを前向きにすることで、聞き手に好印象を与えられます。

ネガティブな表現 言い換え例
頑固なところがあります 一度決めたことをやり抜く芯の強さがあります
おとなしい性格です 物静かで落ち着いた性格です
心配性なところがあります 何事にも慎重に向き合うタイプです
マイペースなところがあります 自分のペースを大切にする人です
人見知りをします 誰とでもじっくり関係を築いていくタイプです
頼りないところがあります 謙虚で控えめな印象です
不器用なところがあります 実直で真面目な人柄です

言い換えが難しいときはひらがな・カタカナに書き換える

言い換えるとかえって不自然になる忌み言葉は、無理に別の言葉に置き換えず、ひらがな・カタカナに書き換えるのもひとつの方法です。
たとえば、漢字の成り立ち上、縁起が悪いとされる「忙しい」は、「いそがしい」とひらがなで表記するだけで、文字から受ける印象がやわらぎます。特に、文字が画面に映るプロフィールムービーや余興ムービーのテロップで効果的です。

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【Q&A】忌み言葉でよくある質問

最後に、「忌み言葉が入っているかチェックする方法は?」「うっかり使ってしまったら?」といった、忌み言葉に関するよくある質問にお答えします。

Q. 自分の書いた文章に忌み言葉が入っていないか、チェックする方法はありますか?

A

忌み言葉チェッカーのような、文章を貼り付けるだけで忌み言葉を自動検出してくれる無料ツールがあります。
ツールがすべての忌み言葉を網羅しているとは限らないので、心配な場合は式場のプランナーに一度確認してもらうと安心です。

Q. LINEやWeb招待状の返信でも、忌み言葉や句読点のマナーは守るべきですか?

A

忌み言葉・重ね言葉は、LINEなどカジュアルなやり取りでも避けておくと安心です。
一方で、文章の丁寧さや句読点は、紙の招待状ほどかっちり守らなくても問題ありません。祝儀袋のメッセージのように形に残るものはしっかり気を配り、その場限りのやり取りまで気を張りすぎる必要はないでしょう。

Q. 忌み言葉を使ってしまったときはどうすれば良いですか?

A

言い直したり書き直したりする必要はありません。
忌み言葉は「知っていれば避けられる、ちょっとしたマナー」です。一度使ってしまったからといって、お祝いの気持ちが減るわけではないので、あまり気にしすぎないようにしましょう。

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丁寧な言葉選びで、心に残るお祝いを届けよう

忌み言葉のマナーは、あなたの心からのお祝いの気持ちを、より正しく届けるためのもの。だからこそ、難しく考えすぎる必要はありません。
万が一うっかり使ってしまっても、大切な人を想う気持ちさえあれば、お祝いの心はちゃんと伝わります。招待状の返信もスピーチの原稿も、気負いすぎず、あなたらしい言葉で綴ってくださいね。

みんなのウェディングアドバイザー