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結婚式の席札メッセージカードの書き方とそのまま使える文例集|何を書こう…が一挙解決!

2023.07.25

「結婚式に来てくれてありがとう」という気持ちをしたためる「席札メッセージカード」。結婚式でもらったことがあるという人も多いのではないでしょうか。

でも、いざ自分が書くとなると何を書けばいいのか悩んでしまいますよね。とくに、あまり交流のない会社の人や親族に書く場合には、「何を書いたらいいのかわかならい!」「全員同じような文面になってしまった」なんてことも…。この記事では、席札メッセージカードの上手な書き方を紹介します。

メイン画像出典:花コミュ

席札メッセージカードの基本マナー

ゲストが席について一番に目にする席札メッセージカード。新郎新婦が自分の言葉で気持ちを伝えられる演出のひとつですが、気をつけたいこと、押さえておきたいマナーもあります。

メッセージは中面か裏面に

席札メッセージを書く場所は2つ折りタイプなら中面に、1枚カードタイプなら裏面に書きます。
2つ折りタイプの場合は席札を開いたときに真っ先に目に入るよう、中面の下側に書きましょう。手書きで、誰にでも読みやすいよう黒のボールペンで書くのがベストです。 

3~6行程度が目安

席札メッセージの文字数に決まりはありませんが、一般的なA6サイズの席札なら3~6行程度が目安です。
「お祝い事に終止符を打たない」という意味で句読点は打たないのがマナー。適度に改行して読みやすさにも配慮しましょう。

忌み言葉に注意

忌み言葉とはお祝いの場にふさわしくない言葉のこと。たとえば「終わる」「悲しむ」などの不幸・不吉を連想させる言葉や、「ますます」「いろいろ」など再婚を連想させる重ね言葉などがあたります。

祝辞やスピーチのマナーとして挙げられますが、新郎新婦からゲストへのメッセージでも忌み言葉は避けるのがベター。下の記事では言い換えの例を紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。

▼気を付けたい忌み言葉や言い換え例はこちらから


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席札メッセージカード書き方と構成内容

限られたスペースに書く席札メッセージは、思いつくままに長々と書いてしまうと読みにくくなり一番伝えたいことが伝わらない…なんてことも。

伝えたいポイントはこちら!

  • 相手に一番伝えたい感謝の言葉
  • 自分と相手ならではのエピソード
  • これからの関係についての願い

それぞれに1文ずつでまとめると、3~6行程度でうまく収まります。まずスマホなどで文章を作っておくと本番もスムーズに書けそうですね。

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【関係性別】メッセージ文例

どういったことを書けばいいのか、上司や友人など関係性ごとに内容と文例を見ていきましょう。

主賓・恩師・上司へ

目上の方に対するメッセージは、正しい言葉遣いに気をつけましょう。

恩師やお世話になっている上司であれば、お世話になった思い出や感銘を受けたエピソードを添えると感謝の気持ちがより伝わります。乾杯の挨拶や祝辞をお願いした場合は、ひと言お礼を添えるのがマナーです。

主賓への席札メッセージ文例

■本日はご多用中のところご列席いただきありがとうございます
また主賓のご挨拶という大役をお引き受けいただき 心より感謝申し上げます
今後もより一層業務に励みたいと思っておりますので
ご指導のほど よろしくお願いいたします

恩師への席札メッセージ文例

■本日はお忙しい中 結婚式にご列席いただきありがとうございます
高校時代 悩んでいた私に寄り添ってくださったこと 温かい言葉をかけていただいたこと 一生忘れません
先生がいてくださったからこそ 幸せな今があるのだと感謝しております
これからも変わらぬお付き合いのほど よろしくお願いいたします

上司への席札メッセージ文例

■本日は結婚式ならびに披露宴にご出席いただき 誠にありがとうございます
また 乾杯のご発声も賜りありがとうございます
結婚し一家の主として今後も業務に励みたいと思っております
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします

仕事関係の先輩・後輩・同僚へ

仕事関係のゲストへのメッセージでは、結婚式に来てくれたことへと感謝とともに日頃お世話になっていることへの感謝の気持ちを綴りましょう。

仕事で助けられたことや、これまでを振り返って思い出に残っているエピソードがあればぜひ盛り込んで。相手が自分にとってどんな存在か、ポジティブな言葉で伝えるのもおすすめです。

仕事の先輩への席札メッセージ文例

■本日はご多用の中 ご列席くださりありがとうございます
一人前の営業マンとして成長できましたのも 先輩のおかげと感謝しております
これからも頑張りますので よろしくお願いいたします

仕事の後輩への席札メッセージ文例

■本日は忙しい中 出席してくれてありがとう
いつも笑顔の〇〇ちゃんはみんなのムードメーカーです
今日はぜひ楽しんでいってね

同僚への席札メッセージ文例

■遠いところから本当にありがとう
〇〇ちゃんが同じ職場にいてくれたから これまで仕事を頑張ってこれたよ
前向きな仕事ぶり いつも尊敬しています
仕事でもプライベートでも これからもよろしくね

友達へ

あえて口に出すことがない友人への感謝の気持ちは、恥ずかしがらず素直な気持ちを伝えるのが一番!

出会ってからを振り返って、あなたにとってどんな存在なのか、何に感謝しているのか、想いを込めて綴りましょう。

同級生への席札メッセージ文例

■今日は出席してくれてありがとう
ふざけてばかりいた学生時代 すごくすごく楽しかったよね 懐かしいよ
余興も引き受けてくれてありがとう
楽しみにしています

親友への席札メッセージ文例

■今日は遠方からありがとう
常に本音で語り合える〇〇ちゃんと出会えたことは 私の人生の中で最高にラッキーなできごと
感謝してもし足りないくらい ありがとうの気持ちでいっぱいです
結婚しても 変わらずランチ行こうね
新婚旅行のお土産楽しみにしていてね

祖父母へ

おじいちゃん、おばあちゃんへのメッセージは参列してくれたことへの感謝の気持ちとともに、体調を気遣うひと言を添えて。具体的な次回の約束も添えるとよろこばれますよ◎

祖父母への席札メッセージ文例

■今日は来てくれてありがとう
いつもかわいがってくれるおじいちゃん(おばあちゃん)に花嫁姿を見てもらうことができて 本当にうれしいです
健康に気を付けて長生きしてね
今度の連休には〇〇くんと一緒に おじいちゃん(おばあちゃん)のおうちに遊びに行くから待っていてね

親戚へ

親戚へのメッセージにも思い出のメッセージや日頃の想いを添えて。

「あまり交流がない親戚で書く内容に困る」という場合は、無理に絞り出さなくて大丈夫です。来てくれたことへの感謝をメインに、これからのお付き合いをお願いする結びの文で締めましょう。

姪や甥へのメッセージは年齢に合わせて、ひらがなと漢字を使い分けると親切ですね。

おじ・おばへの席札メッセージ文例

■今日は結婚式にご列席くださり ありがとうございます
いつも仲良しな叔父さんと叔母さんは私の憧れです
今度会ったときには夫婦円満の秘訣を教えてくださいね

いとこへの席札メッセージ文例

■今日は家族で参列してくれてありがとう
小さい頃は一緒に外を走り回っていたのに もうお互い立派な大人だね とっても不思議な感覚です
これからは 家族ぐるみでのお付き合い よろしくお願いします

姪・甥への席札メッセージ文例

■きょうはきてくれてありがとう
〇〇くん(ちゃん)のかおが見れてとってもうれしいよ
デザートは〇〇くんが大好きなチョコレートだから楽しみにしていてね

家族へ

自分の家族へのメッセージは両親への手紙とかぶらないように、結婚式への意気込みや手伝いに関する感謝を綴り簡潔にまとめるのがおすすめ。挙式後ということを意識したメッセージにすると、より臨場感が伝わるメッセージに。

父親への席札メッセージ文例

■いよいよだね ドキドキするね
バージンロードは上手く歩けたかな?泣いてない?
まだまだ結婚式はこれから!最後の挨拶もよろしくね

母親への席札メッセージ文例

■結婚式の準備を手伝ってくれてありがとう
お陰で無事にこの日を迎えることができたよ
花嫁の手紙は泣いちゃうかもしれないけれど 頑張って読むからね

兄弟姉妹への席札メッセージ文例

■今日は来てくれてありがとう
小さい頃はけんかばかりだったけれど 今はお父さんお母さんの話を共有できる相手がいるっていいなって実感しています
頼りにしてるよ これからもよろしくね

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困ったときに使える!定型メッセージ文例集

中には、具体的なエピソードが思い浮かばない、交流が浅く書くことがないというゲストもいますよね。そんな時はふたりの結婚への意気込みや、結婚式のテーマや演出・料理などについて触れることで、おもてなしの気持ちを伝えることができます。

ここからはどんなゲストにも使える、便利な定型メッセージを紹介します。

■お忙しい中 ご列席いただきありがとうございます 行き届かないことがあるかとは思いますが
楽しいひとときを過ごしていただけると幸いです


■本日は足をお運びいただきありがとうございます
まだ未熟なふたりですが 素敵な家庭を築いていきたいと思っています
これからも変わらぬお付き合いを どうぞよろしくお願いいたします


■本日は結婚式にご列席くださり ありがとうございます
「感謝」をテーマに 地元の食材をふんだんに使用したお食事を用意させていただいております
心ゆくまで食べて飲んで 披露宴を楽しんでくださいね


■本日はお忙しい中 結婚式に出席いただきありがとうございます
披露宴のテーマは「春」です
会場装飾や演出から ひと足早い春を感じていただけたら幸いです

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席札メッセージのお悩み解決Q&A

最後は席札メッセージを書くタイミングや、席札以外でお礼を伝える方法など、よくある悩みを解説していきます。

Q.席札メッセージを書き始めるタイミングは?

メッセージを書くための席札が届くのは出席者が確定し、席札の発注・納品が完了した挙式の2~3週間前が一般的。メッセージを書き始められるのもそのころです。挙式数日から1週間前にはセッティングのために式場に納品することを考えると、メッセージ記入にかけられる時間は2週間程度とあまり余裕はありません。

業者によっては発注時には早めの納品希望と伝えることで、納期を早めてもらえる場合も。 それでも心配な場合は不明なゲスト分も発注して早めに手元にくるようにするか、メッセージシールなどに書いておいて貼るだけにするという手もありますよ!

Q.メッセージを書くのにどれくらいかかる?

1日1~2時間をメッセージ書きに充てると考えた場合、100名程度のゲストであれば3~4日間が目安です。

メッセージに色や装飾をつける場合や、届いてから2つ折りにする場合はそれ以上かかると考えて、スケジュールを組むのが安心ですね。

Q.席札メッセージは手書きじゃなきゃだめ?

手書きより少し味気ないかもしれませんが、ゲストにメッセージを贈ることを優先するならば手書きにこだわらなくてもOK。

パソコンでも出力する用紙に凝ったり、書体やデザインを工夫することで、手づくり感を演出することができますよ。

Q.席札にイラストを描くのはアリ?

イラストを書き入れるのももちろんOK。スタンプを押したり、シールを貼ったりしてもかわいいですね。

イラストに色ペンを使うのもいいですが、メッセージは読みやすいように黒ペンがベストです。1枚カードタイプの場合は裏移りに注意しましょう。

Q.全員に書かなければいけないの?

席札メッセージは必ず書かなくてはいけないものではないので、書かないという選択肢もありです。
NGなのは一部のゲストにだけ書くという行為。メッセージがないゲストを不安にさせてしまう可能性があるため、書かない場合は「すべてのゲストに書かない」を徹底しましょう。

Q.全員同じ文面は失礼?

全員同じ文面でも失礼にはあたりません。忙しい合間をぬって手書きしてくれたということが、ゲストにとってうれしいもの。

「来てくれてありがとう」など、1行の定型メッセージだけでもOKです。先ほど紹介した定型メッセージもぜひ参考にしてくださいね。

Q.席札以外でお礼を伝える方法は?

時間的に席札に書くのが難しい場合は

プチギフトに添えるサンクスカードで気持ちを伝える 引き出物袋にメッセージカードを入れる 結婚式後にお礼のハガキを郵送する

といった方法もあります。特定の人のみに感謝を伝えたい場合も、式後にお礼のハガキを作製するのがおすすめです。 

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ゲストに伝えたい想いを席札メッセージに込めて

温かな手書きのメッセージは、ゲストの緊張をほぐしてくて、笑顔を引き出してくれるとっておきのアイテム。ゲストが席について真っ先に目にするものだから、マナーも守りつつ、伝えたい思いをしたためてくださいね。

結婚式の席札についての記事をチェック!

▼準備はどうする?節約ポイントは?

▼席札の手作りを楽しもう♪

※ 2023年7月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー