長い時間とたくさんの労力をかけて準備を進めた結婚式。
何度も頭の中でシミュレーションしてきた光景を、完璧に再現したいと思うのは当然のことですよね。
「みんなのウェディング」では、結婚式で新郎の手紙が用意されておらずアドリブに…という相談が寄せられ、注目を集めています。
披露宴での式場側のトラブル
相談内容 先日挙式披露宴を終えましたが、披露宴の最後にトラブルが発生しました。
新郎謝辞の場面で手紙が会場に用意されてない旨をキャプテンから伝えられ、その場は新郎がアドリブで何とか乗り切りました。
式場を出る前にバンケット支配人から謝罪とお詫びの折り詰めを渡されましたが、 新郎両親がいる前でミスの詳しく説明を求めるわけにもいかず、その場は折り詰めを受け取って適当に流してしまいました。
考えれば考えるほど、最後の手紙が用意されなかったことが悲しくて悲しくて。
後日自宅にプランナーさんとバンケット支配人とその日のキャプテンとで謝罪と説明に来ることになりましたが、私たちはどう気持ちの折り合いをつけたらいいのでしょうか。
一生に一度の晴れの日に、私たちは準備万端で臨みました。
披露宴の前に手紙の所在を確認しなかった私たちが悪いのでしょうか?
悲しそうな顔をしていた主人を思うとやり切れません。
自分の式が終わってから数日後、友人の挙式に参加しましたが、残念な気持ちが拭えず、今後一生披露宴でのトラブルを思い出すかと思うと辛いです。
この相談に対して、みんなのウェディングユーザーからたくさんのコメントが寄せられました。
最終的にはおふたりが納得できる解決法を交渉すべき
■人間ならば誰しもミスはあります。
だからと言ってミスをしていいと思っている訳ではありません。
ただ、式場としては菓子折りを持って謝罪をしたり、プランナーも逃げることなく謝罪しているためやれる範囲のことはやってくれているのかなと思いました。
これでは納得できない、最終金銭での解決がいいと思うなら式場にそのように話した方がいいと思います。
金銭解決でも、泣き寝入りでもどちらにしても式場の方とはきっとフラットな気持ちで今後関わることは難しいとは思うのでお2人が納得出来るように交渉した方がいいかなと思いました。
式場の誠意ある対応を受けても心のモヤモヤが晴れないようでしたら、最終的に金銭面での解決を求め、交渉を進めてみても良いかもしれません。
すでに契約の履行が成立しているためサービス料の返金は難しいと予想されますが、別の形でおふたりが納得できる対応をしてもらえるかもしれません。
式場の誠意は本物。時間は戻らないのでどこかで気持ちの区切りをつけましょう
■大変な思いをされましたね。
でもなんとかご主人がアドリブで乗り切ったのは、緊張と動揺もあったであろう中すごいことです。
晴れの場で言い合いにならないよう収めたあなたも、よく我慢されたと思います。
式場の対応も、すぐにミスを認めて謝っているので、誠実な対応だと思います。
私も自分の結婚式で、ゲストからは褒めてもらえましたが、ああしておけばよかったなと反省したことはあります。
当日ご主人が無事に謝辞をこなしたので、ゲストの方は「完璧な式だった」と思ったかもしれませんし、逆にあなたが完璧だと思った式でも、実は裏で色々なことが起きていたのかもしれません。
普段からあなたはとてもきちんとした方なのではないかと思います。
ただ、生きていると計画通り行かないことはたくさんあり、臨機応変に乗り切ることが求められることもあると思います。
式場が非を認めず逃げ回るようならせめてお金だけでもと思いますが、担当者が真摯に謝ってくれているなら、どこかで区切りをつけませんか。
大勢の人が関わる環境であれば、形はどうであれ想定外のトラブルは必ず出てきてしまいます。
式場側の誠意が本物である以上、求めすぎるのはヒートアップの原因になってしまうかも。
回答者さまの仰る通り、どこかで気持ちに区切りを付けてしまった方が、案外気持ちがスッキリするかもしれません。
ミスで悩み続けるのは勿体ない。気持ちに折り合いをつける事が大事
■多かれ少なかれミスはあるものだと思います。
私も、とてもいい日だったと思えましたが、振り返ってみたら悲しいミスがいくつかありました。
確かに、ミスがあることは良いことではないですが、式場側の対応もしっかりしたものだと思いますし、折り詰めを頂いているならそれで十分ではないですか?
お金のかかった演出でのミスならまだしも、そうではないですし、何とか乗り切れて、ゲストも満足できていたのなら、いいのではないでしょうか。
今はまだ時間が経っていないので悲しくて悔しくて仕方がない気持ちはわかります。
私もそうでした。
でも、プランナーさんやその他のスタッフの方々が今まで頑張ってくれていた姿を見ていたし、ゲストもみんな楽しんでくれたので、私の場合は指摘もせずに気持ちに折り合いをつけることができました。
でも、周りの話を聞いていると、もっとひどい内容のミスをされた友人もいるし、みんな大なり小なりハプニングはあると思います。
結婚式のミスなんて、よほど大きなものでない限り、ゲストが見たらわからないものだと思います。
私はミスがあったことを友人や家族に話しましたが、ゲストが気づいていなかったですし、私の友人の式でミスがあった時も、友人から後日聞いて初めて気づくことばかりです。
今はまだ時間が経っていないのでミスばかりに目が行きますが、時間が経てば良いことに目が行くようになります。
やり直しはできないですし、せっかく、その時に「良い日だった」と思えた式なのに、ミスのことばかり考えるのはもったいないですよ。
こちらも先ほどの回答者さまと同じくご自身の結婚式でのミスを経験され、その上で気持ちに折り合いをつけたほうが方が良いという意見です。
ミスを除けば「良い式だった」と思えるようであれば、いつかきっと時間が解決してくれるはず。
今は葛藤が多い時期だと思いますが、プランナーさんの真摯な対応を受け止め、気持ちを落ち着かせてみましょう。
結婚式は大勢の人が関わる以上、ヒューマンエラーが付き物ですが、式場側の誠意も本物に見えます。 ご自身の心に折り合いをつける事は今はまだ難しいと思いますが、どこかで区切りをつけなければ結婚式の思い出が嫌なものになってしまいます。
時間は戻せないので、できることは限られてしまいますが、後のカップルが同じミスで嫌な思いをしないよう、式場側に原因を徹底的洗いなおした上、対策を講じてもらうことが一番ではないでしょうか。
※ 2021年7月 時点の情報を元に構成しています
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