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"親族だけ""ふたりだけ"2020年6~8月に開催された新しい結婚式のカタチ【2020年緊急アンケート】

2020.09.27

2020年、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言は6月に解除されたものの、その後、7月下旬より感染者が拡大してまだまだ収束が見えない状況…

「みんなのウェディング」では、そんな状況下の2020年6~8月に挙式・披露宴を予定していたカップルに緊急アンケートを実施。
延期や中止、予定通り決行したというカップルが多い中、10%のカップルが選択した「形を変えて決行した」という回答に今回は注目してご紹介します。

これからのウェディングの新しいカタチとなりそうな開催形態は、これから挙式・披露宴を控えているカップルにもきっと参考になるはず。ぜひお読みください。

コロナ禍、「挙式・披露宴の形を変える」という選択肢が新たに登場

2020年6月~8月に挙式・披露宴を予定していたカップルの開催状況について、もっとも多かったのが「延期」、次いで「予定通り開催」が続きましたが、1割のカップルが「形を変えて開催した」と回答。

予定通り決行することに不安もあるし、だからといって今の先が見えない状況で延期するのも迷う…
100%理想通りの結婚式はできないかもしれないけど、形を変えることで少しでも安心して開催できるように…そう決めたカップルたちといえるでしょう。

挙式・披露宴を「どう」変更したの?

では、そのカップルたちはどのように形を変えて開催したのでしょうか。

上位にあがったのは以下の3つのパターンでした(複数回答)

  • 1位:親族だけの結婚式にした(55.6%)
  • 2位:少人数の結婚式にした(22.2%)
  • 2位:遠方のゲストの招待をやめた(22.2%)

予定していたゲストの招待を減らし「親族だけ」で開催する形に変更した方が一番多く、全体の5割を占めました。
続いて、「少人数結婚式」「遠方からのゲストの招待をやめた」が続き、招待者を減らしたカップルが多いことがわかります。

そのほか「挙式のみで披露宴をやめた」「親族の食事会のみにした」「フォトウェディングにした」という回答も。
また、二部制(例えば、親族との会食を先に行い、親族はその後式に参列、友人らは式から参列、披露宴をその後実施するなどといった、ゲストを2グループにわけるスタイル。1日に式と2度の披露宴を行うケースが多い)を選択したという声もあがりました。

本来なら来てもらいたかったゲストの招待をあきらめることは、かなりつらかった様子がアンケートからも伺えましたが、ゲストの安全と不安な気持ちを第一に考えてのこと。
いっぽうで少人数になることで、新郎新婦とゲストの距離がより近いアットホームな会にできるというという面はあったようです。

半数以上が1~2か月前に変更を決めた

全体の約9割が「1~2か月前」「2か月以上前」に形を変えて実施するという決断をしていて、比較的余裕をもって判断したカップルが多数。
友人や同僚を含めた大規模な開催から、親族のみの挙式・披露宴への変更はゲストへの連絡や式場との調整もあるため、早めの決断をしたようです。

反対意見もある中、決行の決め手となったのは…?

この決断に対して、3割強が「反対があった」という回答に。その反対意見はすべてアンケート回答者の「自分の親」からという結果でした。

そのような中でも決行する決め手となったのは何でしょうか。
以下の順に多く回答が寄せられました(複数回答)

  • 1位:延期しても、今後開催できる見通しがたちそうにないため(75%)
  • 2位:決断した時期には、コロナの感染者が少なかったため(29.2%)
  • 3位:万全の対策ができると判断したため(25%)
  • 4位:ゲストからの参加表明が多かったため(20.8%)
  • 5位:先に伸ばせない理由があったため(12.5%)

収束の見通しがたたないことから、今のタイミングでリスクを減らして開催したカップルが多かったことがわかります。
ついで同程度の回答数だった「決断した時期には、コロナの感染者が少なかったため」「万全の対策ができると判断したため」という理由。
緊急事態宣言解除後の6月~7月半ばにかけ、公表される感染者数が減ったことから決行に踏み切ったカップルも多かったようです。

結婚は家族同士の繋がり。少人数の結婚式で絆を深めて

この未曾有の状況下で、挙式・披露宴は中止や延期することにフォーカスが当てられがちですが、withコロナのウェディングでは、「形を変えてリスクを減らして開催する」という選択肢が定着しつつあり、ふたりだけや少人数での挙式・披露宴、写真撮影を持って結婚式に変えるフォトウェディングやオンライン挙式などのサービスもどんどん増えてきています。

結婚式はふたりが向き合ってこれからを誓う場。ふたりの結婚で本当に大切にしたいことは何なのかを話し合って、今の自分たちにとってベストな選択をできるといいですね。


みんなのウェディング「挙式・披露宴の開催状況についてのアンケート2020年8月」概要
アンケート方法:インターネット調査
アンケート期間:2020年8月11日(火)~8月17日(月)
対象者:2020年6月~8月に挙式・披露宴の開催を予定していた方
有効回答数:70人

※ 2020年9月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー