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【結婚式手作りアイテム】食べ物席札に雑誌風プロフィールブック!?DIYのレベルが高すぎる!

2023.06.29

結婚式で使うアイテムの“手作り”にこだわるカップルが増え、そのクオリティはどんどん高まっています。その背景には、結婚式に込めたテーマの表現や、ゲストへの気配りがあるようです。

2023年に流行っているオリジナルアイテムにはどのようなものがあるのでしょうか。新しいカタチの結婚をプロデュースする株式会社エニマリの“中の人”5人が「結婚式DIY(花嫁DIY)」をテーマに座談会を決行!プロフィールブックや席札、テーブルナンバーなど、定番ペーパーアイテムの進化系アイデアから、ウェディングDIYに使えるアプリやショップなど、最新のトレンドについて熱く語り合いました。

座談会のメンバーはこちら!

Nさん:「みんなのウェディングニュース」編集部
Kさん:「みんなのウェディングストーリー」編集担当
Aさん:「みんなのウェディングストーリー」編集担当
Sさん:「みんなのウェディング」SNS担当
Iさん:エニマリプロデュース担当

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結婚式の手作りアイテムのトレンドは?

Nさん:トレンドの結婚式ペーパーアイテムがあれば教えてください!

Kさん:手作りへのこだわりを感じるものとしては、プロフィールブックに力を入れるカップルが増えたような気がします。雑誌風のデザインにして、プロフィールだけでなくふたりの好きなショップや座右の銘など細かく記載して読み応えのある1冊を制作したり、新聞のようなデザインにする事例も!

Sさん:たしかに雑誌風のデザイン、増えましたね。バッグの中身紹介や新郎新婦の私服1週間コーデ、前撮りのロケ地紹介などをのせているプロフィールブックもありましたよ。

Aさん:雑誌風のプロフィールブックを作るために、表紙のイメージに合う場所で前撮りをしたというカップルもいました!

Kさん:インタビュー記事風のデザインもよく見ます。「出会いはどこですか?」「お互いの好きなとろこは?」のようなQ&A形式で構成されていて面白いです。

Nさん:結構手間と時間がかかりそうですが、雑誌風プロフィールブックは記念に残りますし、ゲスト側は読むのも楽しいですしいいこと尽くめですね!

Sさん:ゲストを退屈させない!という新郎新婦の想いがぎゅっと詰まっていますよね。

Kさん:受付から披露宴が始まるまでの時間や、お色直しでふたりがいないときに読んでもらえますもんね。親族同士が結婚式で初めて会う場合の話題のきっかけに…と考えるカップルもいるようです。 

Nさん:記念日のたびに読み返すのも良さそう!また、「結婚式のテーマ」を伝えるのにもぴったりですよね。そのほか手作りアイテムの制作意図や装飾のこだわりなども記載しておけば、よりゲストに結婚式を楽しんでもらえそうです。ちなみに、DIYのトレンドグッズはありますか?

Sさん:「シーリングスタンプ(熱で溶かした蝋にハンコを押したもの)」は以前から人気ですが、最近は高クオリティなシールタイプが登場していたり、オーロラシーリングや押し花クリアシーリングなど、個性的なデザインが増えた気がします。

Aさん:私は自分の結婚式のペーパーアイテムに、シーリングスタンプのキットを活用しました!手作りに必要なものがすべてセットになっていて、材料を揃えたりする手間がなく本当に便利でした。

Nさん:キットがあるんですね!意外と購入するものが多いので、ひとつのボックスに収まっているとありがたいかも。

Kさん:単色ではなく、好きなワックスを複数混ぜてシックなカラーを生成したり、マーブルデザインにする花嫁さんも増えましたよね。

Nさん:定番グッズもどんどん進化しているんですね!ここまでトレンドのペーパーアイテム、グッズと聞いてきたのですが、柄やモチーフのトレンドもあったりするのでしょうか。

Kさん:名画やアートモチーフを取り入れたペーパーアイテムがすごく増えている気がします。最近は100円ショップでも名画モチーフのアイテムがゲットできるので、それを上手く活用したり。とくにセリアやダイソーで販売されているウィリアム・モリスのテキスタイルグッズを使ったペーパーアイテムは、SNSでもよくみかけます。

Nさん:100均の世界の名画シリーズ、話題になっていましたね!そうなると、やはり柄を使った華やかなペーパーアイテムが流行っているのでしょうか。

Kさん:結婚式のテーマにもよるとは思いますが、SNSをチェックした限りではシンプルなデザインのペーパーアイテムの人気が高いかもしれません。例えば、無地背景で写真をメインにしていたり、イラストはのせずフォントにこだわっていたり、柄を使うにしても落ち着いた色味のものを使っていたり。

Nさん:ウェディングケーキもそうですが、やはり全体的に“シンプル”が流行っているのかもしれませんね。

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テーブルナンバーが進化している!

Nさん:テーブルナンバー(ゲストテーブルに置かれる目印)は比較的DIYしやすいアイテムのひとつだと思いますが、最近気になったデザインはありますか?

Kさん:数字やアルファベットではなく「松・竹・梅」「花・鳥・風・月」「鶴・亀」など、おめでたい漢字を使っている投稿を見かけ、すごくいいアイデアだなと思いました。和婚にも合いそうです。

Nさん:たしかに、テーマによってはナンバーじゃなくてもいいですよね。

Aさん:「みんなのウェディング」花嫁コミュニティにアップされている、山好き新郎新郎の“好きな山をナンバーの代わりにする”アイデアはとても面白いなと思いました。

Sさん:私は「世界旅行」がテーマの結婚式に参加したことがあるのですが、新郎新婦が実際に行った国・都市の名前がテーブルナンバーの代わりになっていました。私の卓は「ロサンゼルス」で、ふたりが現地で撮った写真が飾られていて、異国気分を味わえて良かったです!

Iさん:スポーツのチームでテーブルを分けているSNS投稿を見たことがあります。阪神タイガースや読売ジャイアンツのようなチーム名がテーブルの名前になっていて、各卓にチームのマスコットキャラクターが置かれていてとてもキュートでした。

Sさん:スポーツチームで思い出したのですが、アイドルグループで分けている例もありました。ジャニーズ好きのカップルは「推しが多すぎて選べない!」ということでテーブルナンバーをグループ名にしていましたよ。

エスコートカードがコンサートチケット風になっていて、ちゃんと「もぎり」の人がいるんです。テーブルは「会場」と呼んでいました(笑)。テーブルにペンライトやうちわなどのコンサートグッズが置いてあって、新郎新婦の入場時に使うというテーマの徹底ぶり!

新婦さんが「ファンサ(ファンへのサービス)をしてみたい」と思ってのアイデアだそうで、例えば“ハート作って!”のうちわを出すと新婦さんが手でハートを作ってくれるんです。

Kさん:素敵!すごく楽しそうです。

Nさん:テーブルナンバーも、テーマに合わせて制作するとより印象的な披露宴になりそうですね。

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コロナ禍で定番化したNEW手作りアイテム

Nさん:コロナ禍で新登場した、もしくは定番化した手作りアイテムはありますか?

Sさん:コロナ禍は芳名帳の代わりに「ゲストカード」を使うカップルが多い印象でした。
ゲストカードは招待状に同封し事前に書いてきてもらうことで、受付が密にならず、ペンの使いまわしを防ぐことができるのがメリット。なにかと便利なので現在も取り入れているカップルが多いように思えます。

Kさん:「Canva(キャンバ)」でデザインしたものをダイソーのエンボスペーパーに印刷したり、ポストカード風にしたりと、さまざまなデザインがSNSにアップされていますよね。最近はゲストカード台紙にこだわるカップルも増えた気がします。

Nさん:ゲストカードの台紙…!たしかに、重ねるだけでグッとおしゃれに見えますね。

Kさん:あと、ゲスト用のマスクケースも今までになかったNEWアイテムですよね。マスクケースは花粉の時期にも良さそう!除菌グッズのラベルを手作りする投稿も一時期は多かったです。

Sさん:私が結婚式を挙げた会場ではアルコールジェルをひとりにつき1個用意する必要があったので、ふたりの写真を印刷して貼ってプチDIYしましたよ。

Nさん:アルコールジェルも、シールや写真を貼るだけで全然雰囲気が変わりますよね。

Sさん:あと、最近は設置自体が減りましたが、アクリルパーティションにポスカでメッセージを書いたり、イラストを描いてフォトプロップスのようにするアイデアもありました。感染対策グッズも、ただ設置するだけでなくゲストに見て楽しんでもらえるような工夫を凝らしているカップルが多かったです。

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老若男女参加できる!ブーケトス用のブーケを手作り

Nさん:これまでペーパーアイテムが多く話題にあがりましたが、それ以外で手作りが増えているなぁと感じるアイテムはありますか?

Iさん:ブーケトス用のブーケでしょうか。最近気になったのはコスメを束ねた「コスメブーケ」。男性も使えるスキンケアアイテムを上手にいれていたりと、男女ともにもらって嬉しいブーケが増えたように思えます。

Kさん:コスメブーケは嬉しいですね。私はカップヌードルを束ねたカップヌードルブーケが気になりました。

Nさん:カップヌードルって、あの日清食品の…?

Kさん:そうです!手作りするカップルが多かったのですが、数年前に日清食品からついに「ヌードルブーケ」という公式グッズが登場したので、それを活用する花嫁さんも増えたかも。

Nさん:ユニークなアイデアですね。

Sさん:子どもゲストが多い結婚式では、「おもちゃブーケ」もおすすめです。トミカやぬいぐるみを束ねたり、バルーンを一緒にラッピングすれば見た目も華やか◎。そのほか、ゲスト全員が参加できる「お菓子トス」に、ぬいぐるみを投げてゲットした人が景品をもらえる「ぬいぐるみトス」など、レパートリーもグッと増えましたね。

Kさん:ゲストの年齢層が高い場合には、「おつまみブーケ」なんてアイデアもありますよ。

Nさん:ブーケトスは結婚式の定番演出ですが、未婚女性として注目を集めることに抵抗がある方や、恥ずかしくて進んで前に出たくないというゲストも多いと思うので、老若男女楽しめるトス演出はこれからますます需要が高まりそうですね。

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材料はどこで仕入れてる?結婚式DIYに便利なアプリやツールも

Nさん:結婚式の手作りアイテムに使う材料、みなさんはどこで仕入れているんですかね。

Sさん:やはりダイソー、セリアなどの100円ショップは鉄板ですよね。最近はグローバル通販サイト「SHEIN(シーイン)」を活用している花嫁さんも増えたかも。

Kさん:SHEINすごいですよね。花びらやドライフラワー、金箔など、大容量なのにとても安くて驚きました。
アイテム一つひとつにこだわって作っているカップルは、「minne(ミンネ)」や「Creema(クリーマ)」などのハンドメイドマーケット経由で素材をゲットしている印象です。花やリボンなどのパーツも、ほかにはないおしゃれなデザインが多いですよ。

Nさん:コスパ重視なら100均・SHEIN、こだわり派さんはminneやCreema…ですね!覚えておきます。ちなみに、結婚式DIYに便利なアプリやツールはありますか?

Iさん:デザイン制作はやっぱり「Canva(キャンバ)」が1番人気だと思います。デザインやテーマのネタを探すなら「Pinterest(ピンタレスト)」ですかね。

写真の背景を透明化し、人物だけ切り抜くアプリもあると便利!iOS16搭載のiPhoneならアプリを入れずとも背景から人物を切り抜くことができますよ。

Nさん:たしかに、人物の切り抜きはさまざまなペーパーアイテムに使えそうですね!

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紙を使わない!?個性が光る手作りアイテム

Sさん:席札やテーブルナンバーなど、紙以外のアイテムを使うカップルが増えましたよね!

Nさん:たしかに、シーグラスや貝殻、レザータグを席札に使ったり、キャンドルに番号をふってテーブルナンバー代わりにしているカップルがいて「素敵!」と思った記憶があります。

Kさん:先日SNSで「NUMBER SUGAR(ナンバーシュガー)」というショップのキャラメルを活用している投稿を見かけました。味ごとにナンバリングされているキャラメルで、キャラメルの番号=テーブルナンバーにしていて、とってもおしゃれでした!

Sさん:食べ物といえば、ドライフルーツを使っている花嫁さんも。ドライオレンジに丸い穴を開けて、名前を書いた布をボンドとハトメで固定して作った席札が印象に残っています。

Aさん:おしゃれだし、トライしやすそう!

Sさん:あと、「席札アイシングクッキー」というアイデアも。包装にまでこだわれば、そのままプチギフトにもなりますよね。

Nさん:ふと思ったのですが、キャラメルなどの食べ物って持ち込みOKなんですかね?

Kさん:昔働いていた式場では、“アイテムだから持ち込みはOKだけど、食べるのは会場を出てからにしてね…”という感じでした。会場によっては難しい場合もあるかもしれません。

Nさん:なるほど。そこは会場に事前に確認しておいたほういいですね。

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結婚式のテーマに合わせてDIYを楽しんで!

結婚式のテーマ性を高めることができたり、材料によっては節約にもなったりと、なにかとメリットが多い結婚式アイテムのDIY。最近では便利なアプリやコスパ抜群のショップも増えているので、上手く活用してぜひふたりらしいアイテムを作ってみてくださいね!

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結婚式演出のヒントが満載!『みんなのウェディングストーリー』

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結婚式の手作りアイテムも多数アップされていますよ!気になる方はぜひ覗いてみてくださいね。

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※ 2023年5月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー