結婚式の準備は、何から始めたらよいのか戸惑ってしまうもの。そんなふたりを結婚式当日までサポートしてくれるのが結婚式場のプランナーです。
しかし、プランナーとふたりの相性もあります。場合によっては、上手くいかないことも。どうしたらよいのでしょうか?
そこで今回は、プランナーさんと上手くいかない時の対処法をご紹介しましょう。
【目次】
- 1.実際に打合せが始まったら接客してくれたプランナーと違う
- 2.プランナーの人と上手くいかないけど強くは出られないというジレンマ
- 3.思い切って担当をチェンジしてもらうという手も
- 4.まとめ
1.実際に打合せが始まったら接客してくれたプランナーと違う
いろいろな結婚式場の候補から「ここ!」と結婚式場を決めるポイントにはいろいろあります。
みんなのウェディングに寄せられた、先輩カップルたちからの「結婚式場の決めポイント」として、プランや立地、費用のほか、「ブライダルフェアで接客してくれたプランナーの印象」も重要ポイントとして挙げられています。
とても大きな金額が動く結婚式・披露宴ですから、信頼できるプランナーと一緒に計画をしていきたいですよね。
ところが、打ち合わせが始まってみたところ、最初に接客してくれたプランナーではなかった!ということは、実はよくあるようなのです。
ブライダルフェアのスタッフは精鋭部隊
式場側は、ブライダルフェアは式場の総力を結集して臨むイベントです。 管理職のスタッフですら、前面で接客をすることは珍しくありません。
ベテランスタッフの豊富な経験と知識はお客様を納得させるのに十分。 「このスタッフが担当になるなら、安心!」と契約数も増えるでしょう。
ブライダルフェアでのスタッフが、「感じよく」「親切で」「知識豊富」なのは、ある意味当然。 そして、実際の担当プランナーは違う人だった、ということはよくあるのです。
しかし、「決め手がスタッフ」だったふたりにとっては、式場側の事情は関係ないこと。
もし、実際の担当プランナーが、ブライダルフェアのスタッフの対応とあまりにも違うのであれば、ふたりで悶々とするよりも、「改善してほしい点」を率直に申し出たほうがよいでしょう。
決して感情的にならずに、客観的に申し入れることがポイントです。
2.プランナーの人と上手くいかないけど強くは出られないというジレンマ
一方、ずっと同じプランナーだけれど、
・契約金を納めたとたんに態度が変わってしまった
・連絡事項のとりこぼしが多い
・式場の事情を優先して、ふたりの希望を取り入れてくれない
…など、「どうかな?」というプランナーが担当である事態もあるかもしれません。 あるいは、目立ったミスはないけれど、どうしても相性が合わない、というケースもあるでしょう。
でも、結婚式当日まであと数週間…いまさら式場側の心証を悪くしたくないし我慢するしかないかも…という、ジレンマに悩むカップルも少なくないようです。
改善してほしいことをメモで残しておく
この場合も、プランナーに改善してほしいことがある場合は、躊躇することなく率直に意見を申し入れたほうがよいでしょう。
プランナーのふたりに対する対応や態度に問題があったり、「?」と気になることがあったら、「具体的な出来事や内容」をその都度メモをしてふたりの記録に残しておくことがポイントです。
「なんとなく相性があわないから」「態度が気に入らないから」「ベテランプランナーがよかったから」というだけでは、プランナー側も何を改善してよいかわかりませんし、建設的な話し合いもできないでしょう。
そして、担当プランナーだけでなく、その上司など、式場側の責任者にも話しを伝える、話し合いに同席してもらうなども大切です。
式場側としてもトラブルは評判に直結します。 担当プランナーを指導する、サポートスタッフをつける、など何かしらの対応はしてくれるはずです。
式場側に申し入れをする際は、「ふたりの理想の結婚式を作り上げることに協力してほしい」と式場側に理解を求めつつ、冷静かつ固い意思で臨みましょう。
3.思い切って担当をチェンジしてもらうという手も
しかし、いろいろ担当プランナーにも申し入れ、式場側にも改善をうながしたにもかかわらず、事態は変わらない…私たちの結婚式は一体どうなってしまうの!?と思い詰めるほど、プランナーと上手くいかないというケースもあるかもしれません。
そうなったら、思い切って担当プランナーを別のプランナーと交替してもらうよう、式場側に伝えましょう。
結婚式が間近に迫っているなどふたりにとって忙しい時期に余分なエネルギーを使うことになるのはキツイことですが、直前を晴れやかな状態で過ごすためには必要かもしれません。
最終手段として、「担当プランナー替え」も考えておきましょう。
4.まとめ
結婚式・披露宴には大きなお金が動きます。
ふたりにとっては、それだけの投資をするのですから、それ相応のサービスを受ける権利があります。
一方、式場側からすれば、大切な収益となります。 式場側は、本来「お客様のニーズにあわせる」というスタンスであるはず。
ふたりとしては大きな勇気のいるプランナーの担当替えですが、実は式場にとってはそれほど珍しいことではないよう。 ふたりとプランナーがよい協力体制を築けてこそ、素敵な結婚式・披露宴の日を迎えることができます。
後々に後悔しないために、前向きな「決断」も大切かもしれませんね。
※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式準備」 の ハウツー・ノウハウ に含まれています