新宿駅近くにあるビルの中にある「パークハイアット東京」は高層階ならではの東京の素晴らしい景色が一望できるホテル。壁一面に木々の絵が描かれた美術館のように落ちついた佇まいのチャペルでの挙式。天井高6.5mの開放的な「ボールルーム」では様々な演出が叶います。その他、ヴェネシアングラスのシャンデリアが煌めく「ヴェネシアンルーム」など、おふたりに合ったスタイルでのパーティーが可能です。
本番時 20代後半 男性
挙式日 2020年10月 (投稿2021年10月)
比較検討した式場は8つ。
以下が理由でパーク ハイアット 東京に決定。
・会場の雰囲気がモダン(和よりも洋、クラシックよりもモダンな感じ)
・エレベーターがあり、脚の悪い祖父母も安心できる
・スクリーンの液晶が大きい(余興のため)
・余興のダンススペースが取れる
・天候に左右されない
・"おもてなし"を最も感じた。スタッフの情報連携から、対面時のご配慮まで、一貫したプロフェッショナリズムを感じた。
これは★6にしたい。演出・オリジナリティにこだわるなら、パーク ハイアット 東京。
以下に僕の体験を叙述する。
他のレビューで会場の雰囲気等は伝わると思うので、考えた内容がいかに実現されたかを伝えたい。
●新郎(私)が結婚式で実現したかったこと
新婦が感動し、新婦が死ぬまで自慢し続けられる結婚式にすること
新婦が一生自慢できる式にするには言葉で簡潔に語れる必要がある。
以下が言えれば、成功だと考えた。
●成功定義
新婦が結婚式を終えた後に
1. バラ100本をサプライズで貰った!
2. 招待した友人全員からのメッセージが詰まったムービーがあった!
3. 新郎が余興でダンスしてくれた!
と自信を持って言えるような式にすること
また、新婦だけではなく、来場者全員をエンターテインしたかったので、以下に留意した。
●失敗定義(これらは避けたい)
1. 二人の世界だけに浸っていて、参加者がつまらないと感じること。
2. 参加者が型にハメられていると感じ、自分らしく居られないこと。例: 野次を飛ばしてはならない。等
3. 遠方から来る親族が、当日導線等に困惑しソワソワしてしまうこと
●ポイントとなるコンテンツ
(A) 新郎主賓の、パワポを使用しての挨拶
※主賓がコンサルティングファーム出身でパワポが無いとプレゼンができないため、
170インチに資料を投影して新郎の長所を3つプレゼン
(B) 乾杯 サプライズで当日参加できない新婦親友からのムービー
(C) 余興 メッセージムービー+薔薇100本をサプライズで渡す
(D) 出席者 酒を飲んで騒ぎだす不束者(当日のリスク笑)
●成功に向け、プランナーが綿密にチームと連携
前提として、私はサプライズの質は式場の手腕に大きく左右されると思っています。なぜなら、
①音響、映像はミスが許されない。
・再生のタイミングをミスれない
・再生時に画面に余計な表示させてはならない(再生アイコンや進捗バー等あると興ざめ)
・音源の音量が小さすぎたり大きすぎると観客に伝わらない
②導線を綿密に設計し、スタッフがミスなく連携する必要がある
・薔薇100本を新婦にバレないよう式場内に隠す導線を用意する必要有
・薔薇を渡す時に新婦が立ち上がる。ドレスが重く一人で移動できないため、会添人がドレスを持って移動させる必要があるが、余興の雰囲気を壊さないよう目立たず要領良くやる必要あり
・カメラマンもベストシーンが撮れるよう立ち回る必要がある
③新郎は集中力の大半を余興に割くため、他の部分は全てスタッフが把握し指揮せねばならない
・式場入場の導線、お色直し後の導線、立ち上がるタイミング&座るタイミングなど、新郎新婦はいくら事前説明を受けても忘れているものである。その中でもスムーズに進行できる仕組みが必要
上記の企てがどうだったかというと、当日は完璧に実行できた。
●当日の進行
まず驚いたのが、キャプテンが全て完璧に誘導してくださったこと。挙式、披露宴では想像以上に細かい動きが多い。挙式では「神父に着いていき、絵の横で一礼し、ゆっくり進んで台の前までお進みください」と改めての事前説明有。披露宴では隠れて常に暗い中で先導し、「私に着いて来ればOKです」と誘導。立つタイミング、座るタイミング、喋るタイミング、全て的確に指示。式場によっては「キャプテン」という役職が存在しないこともあるようだが、パーク ハイアット 東京はその点パーフェクトだった。新郎はメインコンテンツに集中力の全て余興に割けた。
ポイントとなる上述の(A)(B)(C)(D)を全て記載したいところだが、長くなるので割愛する。
新郎なりに実現したかったことが、パーク ハイアット 東京の徹底的な連携によってイメージ通りの式にできた。
それが伝えたいことです!
ミーチェで運命の一着と遭遇! 新婦の深紅色のカラードレス。サプライズで渡した100本の薔薇と想像以上にマッチ。最上の一着だった。もう一度式をするとしても、同じものを着てもらいたい。
私の母親が瀬戸内海の島出身という話をしたら、海産物を多く織り交ぜてくれた。料理の味はもとより、人生のストーリーに相応しい品々をご提案いただけた。"提供する料理を共に考える体験"自体が新鮮でおもてなしに溢れていた。
ホテル料理はレストランウェディングの料理に敵わないと言うが、"味"以上にこだわるポイントがある人はパーク ハイアット 東京を安心して選んでいいと思う。
当日のメインスタッフの構成は以下の通り。パーク ハイアット 東京は当日を成功させるためにスタッフが一心同体となり、式を成功に導いてくださった。
プランナー様:
・新郎新婦の如何なる要望に対しても顔色を一つ変えず「それは、できますね」と一言口にし、実現させてしまう方(唯一叶えられなかった要望は”サプライズで薔薇100本にするので3割引して!”という無茶な値段交渉のみ笑)。趣味はフェイシャルシェービング。
キャプテン様:
・当日全ての導線を司るキャプテン。式当日は影武者のように新郎新婦の前を歩き、導線を指し示す。温かい雰囲気で新郎新婦を誘導しつつ、トラブルには的確に対処する。当日、新郎側で悪酔いしてしまった不束者が1名居たが、目立たぬよう即対処。表面は温かく、トラブルに対しては情にほだされず処す。令和のマキャベリ。
司会様:
・司会になるべく生まれてきた。言葉はもとより、ノンバーバルコミュニケーションも巧みに操る。全身からパワーをCeremonyに与える。司会は当日のみならず、前日と前々日は電話で進行表の確認を細部までしてくださった。ユーモアもあり、デキる方。
フード担当様:
・対面で打ち合わせをする機会は特に無いのだが、ブライダルフェア、試食会、当日にひょっこり現れる。当日は「私のこと覚えてますか?」と質問されたが、忘れるはずが無い。歴25年の大ベテラン様。
会添人様:
・美容室エンドウハツコの方。デキる。マジでデキる。新婦がダイエットで痩せ過ぎて胸とドレスに空間が空いていたところ、必殺の両面テープ術で自然な状態に修正。式中は酔っ払った新郎友人がドレスを踏んづけていたため、笑顔で丁寧な言葉を用いつつ「二度と踏むンジャネェ」オーラで酔っ払いまで牽制。余興時のフォローもパーフェクト。必殺仕事人。
音響様(2名):
・お話はできなかったが、ロボットのような正確さで存在を意識させずに操作をしつつ、場の空気を読み機転を利かせて人間的な配慮もする。私はそのスゴさを感じたよ。裏のMVP。
カメラマン様:
・新婦のベストショットを引き出す名カメラマン。撮影場所、被写体ポーズ、フラッシュの使い分け、全てが完璧でした。鏡に映り込む非常灯に気づき、スタッフに画用紙を渡して隠させるほど。100%お願いして良かった。完成したアルバムは宝物。
アシスタント様:
・引き出物や、他のスタッフが手に回らない部分を全て担って頂きました。式が終わって疲れ果てている我々に、「備品を全てまとめておきました」とビチーーーッと全てを整理。
新宿からシャトルバスが出ている。関西の家族も簡単にたどり着くことができた。
結婚式を行い、1周年記念日の1週間前である今日に投稿した。
結婚式とは、何か?私は以下のように思う。
結婚式とは、結婚する二人が最高の一歩を踏み出すための決起会である。
決起会とは、成功に向けて士気を高め合う場である。
それでは、なぜ結婚式に費用と時間をかけてまで開催するのか。
それは、未来永劫、「あのときの式、楽しかったな」といつでも思い返すためだろう。
「最高の人たちに囲まれている」と思うため、「あの時、バラの花100本渡したから、許してよ~~笑」と懇願するため。
色んな理由があるけれど、今後の人生で楽しい時や辛い時に、この日を思い返して全てが良かったと思える。そんな日を作るためだと思う。
だから、「決起会」としてその日を残す。
で、実際1年経った今はどう感じているのか。
リビングに、新郎が勢いで注文した、アルバム(複数プランの中で一番高かったもの笑)が飾られている。
結婚式の象徴が部屋に置かれていると、折に触れて「あのひとときは素敵な時間だったなー」と話に花を咲かせることがある。
たまにinstagramで知人が結婚するときには、自分たちの式を思い返す。
喧嘩したときも、花を買ってきて「あの日のように戻って!」と懇願する。
そんな日々が続いております。
ということで、1年経った今でも、パーク ハイアット 東京 で私は結婚式を挙げられて良かったと心底感じている。
あまりこだわりが無い人は無理にパーク ハイアット 東京を選ばなくていいと思う。
でも、こだわりがある方には絶対にパーク ハイアット 東京をオススメします。
パーク ハイアット 東京は表面で見えるきらびやかさが印象に残りやすいけど、それ以上に私はスタッフの連携、配慮、完璧なオペレーションが印象に残っています。
あなたの疑問は解決しましたか?
わからない事があれば、この式場に決めた先輩花嫁・花婿に相談してみましょう
会場名 | パーク ハイアット 東京 |
---|---|
挙式スタイル | 教会,神前,人前 |
収容人数 | 2人~180人 |
TEL・予約 |
03-5322-1277
パーク ハイアット 東京のウェディング専用ダイヤルです。
この式場で挙式・披露宴を検討されている方の電話番号です。その他の目的でのご利用はご遠慮ください。 空き日程などの確認や資料のお問い合せはこちら
|
受付時間 | 午前11時~午後6時 |
住所 |
東京都新宿区西新宿3-7-1-2
アクセス情報へ > |
03-5322-1277
費用・コストパフォーマンス
約80名で700万程度。
金額がかかるところは全て自作した(招待状、ネームプレート等)。