ご祝儀や出産祝いなどのお祝いのお金。 直接渡すことができない時、郵送方法にもマナーがあるのをご存じですか?
「みんなのウェディング」では、元上司から普通郵便でご祝儀が届いたことにショックを受けたという相談が寄せられ、注目を集めています。
普通郵便で届いたご祝儀にモヤモヤ
相談内容
職場の元上司を結婚式に招待しましたが、返信ハガキで欠席の連絡をいただきました。 このご時世なので欠席なのは仕方ないのですが、ご祝儀が普通郵便で届きました。 「職場で直接渡したかったけど、(テレワーク推奨のため)なかなか会えないので郵送します」との手紙が同封されていました。 現金書留で送りたくない程、私はケチりたい存在だったのかな…と気分が落ちてしまいました。私の気にしすぎでしょうか? お礼を伝えたいのですが、気持ちよく「ありがとうございました」と言える自信がなくモヤモヤしています。
出典:https://www.mwed.jp/community/questions/22869
この相談に対して、みんなのウェディングユーザーから沢山のコメントが寄せられました。
小さいことは気にしないタイプなのでは?
■わたしも少しだけ似たような経験がありました。
昨年入籍した際、別部署の上司から個人的にご祝儀を頂きました。
その方はよく言えば豪快、悪く言えば雑な方で、ご祝儀袋ではなく普通の封筒で渡されました。
びっくりはしましたが、直属でもないのにわざわざ用意して下さったそのお気持ちがわたしは嬉しかったです。
似たような経験がある!という回答者さまからのコメントがありました。 相談者さまの元上司も「どんどん提案して!責任は俺が持つよ!」という、豪快で頼もしい人柄だったとのこと。
どちらの上司も、小さなことは気にしないタイプのようなので「お祝いの気持ちを伝えることが一番大事で、それを包む袋も送り方もこだわらない」という性格だったのかもしれませんね!
上司だからマナーを知っているわけではない
■私も結婚式の受付を務めたり、自分がご祝儀をいただく側になってわかったのですが、年齢や立場が上ならマナーを熟知しているとは限らないのです。
みんな悪気はないんです。手持ちがないけれど買いに行くのが面倒くさい、このくらいなら許されるだろう、と勝手に解釈したり、本当にマナーに関心がなかったり色々です
その元上司も普通の額を包んでくれていますし、決して悪意があってそうしたわけではないと思います。
自身の経験から「年上だから、上司だからマナーは完璧!というわけではない」ことを実感したという回答者さま。
その理由についても「悪意」だと一概に言えることではなく、人それぞれに考え方も違うのだと感じたことから、「悪気があってしたわけではないのでは?」という意見です。
実は私の夫も同じ!
■恥ずかしながら、私の夫も現金の送り方を最近まで知らなかったようです。
私は知らなかったことに驚いたのですが、学生時代までは現金を送る機会や受け取る機会もなく、学校などでも教わらなかったことと、社会人になってからは事務のスタッフが郵便物の管理をしているので、自分では送ったことがないようです。
このような教養がなかったパターンもあるかと思います。あまり深く考えすぎなくて良いと思います!
実際に自分の夫が、現金の送り方を知らなかったというコメントもありました!
普通郵便でも届いてしまうため、送り方に疑問に感じるきっかけもなければ、それが禁止されていると知らない人がいてもおかしくないですよね。
たくさんの回答をいただきましたが、「知らないで送っただけで、お祝いしたい気持ちに代わりはないのでは?」という意見が多数。
自分が、知っていて当たり前と思っていることでも、相手にとっての当たり前ではないですよね。
みなさんからのアドバイスで「そういうものなんだ」と納得できたという相談者さま。
後日お礼の電話で「式にいけなくて申し訳ない」と謝られたことで、悪気はなかったことがわかったそう!
尊敬できる上司だったからこそ、単純にルールを知らなかったとは思えず、深読みしてしまったというのはあるかもしれませんね。
※ 2021年6月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式の費用」 の 花嫁相談室 に含まれています