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プランナーを指名!?キャンプやフェスがテーマ!?2020年結婚式の最旬キーワード10選【前編】

2020.09.22

今このタイミングで結婚をする"自分たちだけのふたりらしい結婚式"をつくりたい!
そんなときに参考にしてほしい、イマドキのウェディング事情を徹底取材しました。
2020年の「最旬キーワード」として、10のキーワードを選んでご紹介します。

イマドキのウェディングの楽しみかたは?

結婚式の準備期間はカップルがお互いを見つめなおす、絆を強くするかけがえのない時間でもあります。
どんな結婚式がふたりらしいか、大切なゲストをどうもてなしたいか…をよく話し合うことが大切です!

お話を伺った方:鶴野蒔咲子さん(ウェディングプランナー)
ウェディングプランナー鶴野蒔咲子

鶴野さんは"ふたりらしさ"を追求したオリジナルウェディングをプロデュースするVOUS BRIDAL/LES VOUS代表。
カップルにとことん寄り添ったプランニングが多くの花嫁の支持を集めています。
2020年5月23日(恋文の日)には、VOUS BRIDALより、移動式どこでも挙式サービス「チカイノバ ~ふたりのどこでもウェディング~」をスタート。
三密を避けたwithコロナ時代の新しいウェディングのカタチとして注目を集めています。

1.ウェディングプランナー

ウェディングプランナーは指名制の時代に!

ウェディングプランナーとは…結婚式で新郎新婦がふたりらしい最高の1日になるように、ゲストにも満足してもらえるように、挙式・披露宴をトータルコーディネートしてくれる人。
挙式スタイル、衣装、料理、装花、ペーパーアイテム、引き出物…など新郎新婦の当日までの準備をサポートする、新郎新婦にとって心強い存在ですよね。

式場やホテル、レストランなどの会場に所属しているウェディングプランナーのほか、会場選びから提案するウェディングプロデュース会社所属のウェディングプランナー、フリーランスのウェディングプランナーもいます。

以前から「ウェディングプランナー」という職業は知られていましたが、最近は、とくに「このウェディングプランナーさんと結婚式をつくっていきたい!」と指名して依頼する花嫁さんが増え、ウェディングプランナーの存在はますます注目が高まっています

その背景として、インスタグラムの卒花さんの投稿や「#ウェディングプランナー」というタグから、いろいろなウェディングプランナーが手がけた結婚式の実例が簡単にリサーチできるようになったことや、個人でウェディングプランナーに直接コンタクトを取るハードルが低くなったことが考えられます。

ウェディングプランナーには、得意な分野やテイストがあります。
いいな、と思う結婚式の実例を見つけたら、それがどのウェディングプランナーが手がけたものなのかをチェックして、お目当てのプランナーには個人でコンタクトをとって、いろいろ詳しく聞いてみましょう!

約1年といわれている結婚式の準備期間をともにするウェディングプランナーさんは、相性も重要!
ふたりが「この人といっしょにつくりたい!」と思える運命の1人に出会いたいですね。

2.ウェディングコンセプト

私たちにしかできない結婚式を

結婚式の準備を始めると、調べれば調べるほど、ドレス、料理、演出など魅力的なものがたくさん出てきますよね。
そんなときに選ぶ基準として役立つのが「ウェディングコンセプト」です。

「コンセプト」は「テーマ」とは違います
コンセプトは「ふたりの人生観や想いをストーリーにしたもの=キャッチコピー」と考えたほうがわかりやすいかもしれませんね。

あるカップルさんの結婚式はテーマは「横浜レトロ」。
ふたりにとって思い出の地であり大切な場所でもある横浜で、大切な人たちに集まってもらい、この場所で生きていくと決めた私たちと同じくらい横浜を好きになってほしい。
そして、 この場所で「幸せの誓い」をたてたいという想いをこめ、「ALWAYS~シアワセノチカイ」とコンセプトタイトルをつけました。

このように、ウェディングコンセプトは、ふたりの好きなものや、趣味、ずっと続けていることなどを深掘りして、ふたりのパーソナリティや感謝の気持ちがゲストに伝わるよう表現していきます。

このコンセプトがあれば、ふたりやウェディングプランナー、一緒に結婚式をつくってくれるパートナーさんたちとの間でイメージが共有しやすいだけではなく、結婚式当日の統一感が出ることによって、ゲストへの感謝の気持ちがストレートに伝わったり、より心に残る1日にすることができるでしょう。

…と、ひとことで「コンセプト」といっても、なかなか決めるのは難しいもの。
カップルで話し合って決めたり、ウェディングプランナーといっしょに考えたり。
コンセプトメイクを作ってくれる専門の「コンセプトメーカー」さんもいるんですよ。

これまでの人生やふたりが結ばれるまでのストーリーを詳しくヒアリングして、大切にしたいこと、ゲストに伝えたいことをどんどん深く分析していくことで、どんな結婚式にしたいのかという明確なコンセプトが決まっていきます。

第三者の客観的な視点が入ることで、2人には見えてこなかったことが浮き彫りになることも!

結婚式の準備を具体的に始めるときには、まずはコンセプト作りから始めたいですね♪ そのコンセプトはきっと、一生の2人の宝物になります!

3.アウトドアウェディング

まるでフェス?ゲストの満足感も最高に!

屋外で自然に囲まれながらの開放感あふれるウェディングが注目を集めています!

キャンプ、ピクニック、フェス…など何でもアリ!会場は、グランピング施設だったり、少年自然の家のようなところを使うこともあります。

そんなアウトドアウェディングは、ゲストの服装もカジュアルに!
短パンやスニーカーなどカジュアルなドレスコードにして、体を動かすイベントを取り入れると、新郎新婦とゲストの一体感も生まれます。
ちなみにプロデュースしたウェディングでは、運動会をしてゲストを笛を吹きながら誘導したこともあります(笑)

そんなイベントで距離感が縮まるのもアウトドアウェディングの醍醐味!
みんなの笑顔があふれる1日になりそうですね。

4.フルオーダーメニュー

心もお腹も満たすおもてなし

結婚式のおもてなしの一つとして欠かせないのが当日のコース料理のクオリティ。
だからこそ一つひとつのメニューにもこだわりたいですよね。

ウェディングの料理は、基本のコース内容が決まっていて、一部をカップルの意見を取り入れてアレンジすることができる…というのが主流ですが、なんと最近では、レストランウェディングを中心にすべてをフルオーダーで提供してくれるところも!
すべてのメニューにふたりならではのエピソードをのせることができ、ゲストの心に残るおもてなしができますね。

5.メッセージウォール/メッセージツリー

「探す」という楽しさも提供

新郎新婦からゲストひとりひとりへのメッセージカードを作成し、会場にスペースを設けてディスプレイするサプライズな演出です。

受付の壁にマスキングテープでつけたり、ガーデンの木にウッドクリップなどで飾ったり…コンセプトに合わせたメッセージウォールスペース作りも楽しいですね。
最近では、メッセージウォールスペースが作られている会場もあるんですよ。

席札にメッセージを入れるという演出はおなじみですが、こちらはゲストが「自分で探す」というちょっとしたアミューズメント的な要素を添えることができますね。


最旬のウェディングキーワード、まずは前編として5つのキーワードをご紹介しました。

いろいろなアイデアを自分たちらしく取り入れて、ふたりにとってもゲストにとっても最高の一日になるといいですね♪

後編に続きます!

写真提供/VOUS BRIDAL

※ 2020年9月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー