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好きな場所で結婚式?バーチャルウェディング…?withコロナ時代の新しいウェディングを知る10のキーワード【前編】

2023.01.23

コロナ情勢下で、結婚式について不安な気持ちを抱えているプレ花嫁さんは多いのではないでしょうか。
式はやってもいいの?披露宴は?感染症対策は?
…そこで、ウエディングプランナーの鶴野蒔咲子さんに、このコロナ禍に知っておきたい結婚式のキーワードを教えていただきました!

コロナに負けない!今だからこそできるウェディングのカタチを知ろう

新型コロナウィルスの影響の中、どのような形で結婚式を行おうか迷っているカップルは多いのではないでしょうか。
できないことについ目が向きがちですが、このような状況だからこそ、より準備に時間をかけられたり、オリジナリティあふれるウェディングを叶えることができるんです!

お話を伺った方:鶴野蒔咲子さん(ウェディングプランナー)

ウェディングプランナー鶴野蒔咲子

鶴野さんは"ふたりらしさ"を追求したオリジナルウェディングをプロデュースするVOUS BRIDAL/LES VOUS代表。
カップルにとことん寄り添ったプランニングが多くの花嫁の支持を集めています。
2020年5月23日(恋文の日)には、VOUS BRIDALより、移動式どこでも挙式サービス「チカイノバ ~ふたりのどこでもウェディング~」をスタート。
三密を避けたwithコロナ時代の新しいウェディングのカタチとして注目を集めています。

鶴野さんのインスタグラム@vousbridalでは、この状況下で悩む花嫁さん向けの「結婚式のなんでも無料相談室」が開催されています。
結婚式が延期になったことで不安になったり、中止やキャンセルでストレスを抱えている花嫁たちの悩みに答え、相談にのってくれているんです。

そんな鶴野さんに、プレ花嫁にもゲストにも参考になる、withコロナ時代のウェディングを考える10のキーワードを出していただきました。
この記事では【前編】として、5つのキーワードを解説していきます!

1【Wedding ceremony&Reception/挙式と披露宴の違いを知る】

「挙式」はあくまでふたりのもの!

「今は大勢の人が集まれないから結婚式ができない…」と落ち込んでいる花嫁さんもいるるかもしれませんね。
でも、ちょっと待って!結婚式というとゲストが多く集まる「披露宴」のイメージが強いのかもしれませんが、「披露宴」と「挙式」は目的が違います。
「披露宴」とはその名の通り、ふたりの結婚をゲストに「披露」して「これからもよろしく」の気持ちを伝える場、一方、「挙式」はふたりがお互いを見つめ結婚を誓い合う儀式。
いま一度、誰のために何をするのか、を考えてみましょう。
挙式だけをとり行って、時期をみて改めて披露宴を行うのも大いにアリ!ですよ。

2【On-line wedding/オンラインウェディング・バーチャルウェディング】

オンラインならではのメリットも

いま「新しい結婚式の形」として注目されている「オンラインウェディング」。ここ数か月で定着した、ゲストが画面越しに参加する結婚式の形です。
リアルに会って話せる実際の披露宴とはまた違った楽しみ方や、リアルではなかなか見ることができない細かいところまで近くでよく見られるというメリットもあるんです!
たとえば指輪交換を間近で見られたり、ドレスのテクスチャーまでわかったり…。オンラインでなければなかなかありませんよね!
また、小さなお子さんがいてなかなか落ち着いて参加できないというゲストや、物理的に参列が難しかったゲストも、自宅からなら気軽に参加してもらえるのはいいですね。

バーチャルウェディングは、最新のCG合成技術を駆使した新しい形のオンラインウェディングです。背景など自由に演出できて、ひとつのショーとしてゲストが楽しめると、いま注目をあつめています。

3【Home wedding/おうち結婚式】

わが家で最高のおもてなしを

文字通り、自宅で行う結婚式のこと。
自宅でふたりが開催する様子をオンラインで配信してもいいですし、家族など身近な人だけが集まったおうち結婚式をゲストにライブ配信してつながるのもいいですね。生演奏をオンラインで配信したりも素敵!

昔の結婚式は、新郎宅にて祝言(しゅうげん)という人前結婚式の形で行われていました。
家と家を結ぶ儀式が多くあり、家族とゲストへのおもてなしを大切に考えられていました。
おうち結婚式は、そんな家族の絆をより強く感じられるものになりますね。

4【Mini wedding/少人数制結婚式・家族結婚式】

家族だけでかけがえのない時間を

結婚は家族同士の結びつき。大人数でイベントができない今だからこそ、本当に親しい人に囲まれて式を行うのはいかがでしょうか。
いま、少人数での挙式ができる会場はたくさんあります。濃厚接触を避けつつ、でも家族との濃厚な時間は今後の人生で尊い思い出になりそうですね!

5【 Elopement wedding/エロープメント ウェディング】

直訳すると「駆け落ち結婚式」?!

本当に駆け落ちするわけではありませんよ…!(笑)
結婚式を式場でやる、なんていう決まりはありません!「エロープメント ウェディング」とは、カップルのみ、もしくは家族だけ、親しい方だけを呼んで、ふたりの思い出の地で愛を誓うスタイルのこと。
チカイノバもこのエロープメント ウェディングです。海岸、大自然の中、ワイナリー、自宅や自宅の庭でも…ふたりならではの地をセレクトして、大切な想いをつたえる誓いの場を設置します。
あなたなら、どこで式を挙げたいですか?

withコロナ時代の新しいウェディングのキーワード、いかがでしたでしょうか?
どんな結婚式にしようか、ふたりのカラーをどう活かそうか、ゆっくり考えられるのも、今だからこそできること。
ふたりにとっても、ゲストにとってもかけがえのない一日にしたいですね♪

後編へつづきます。

写真提供:VOUS BRIDAL

※ 2020年9月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー