結婚式にまつわるトラブル件数は毎年1500件と言われています。
今回の記事では、具体的に式場へ質問しておくべきことがわからない新郎新婦向けに、事前に確認しておいたほうがいいことをご紹介致します。
式場契約前に質問するべきこと
「この見積もりから最終的にはいくらぐらいになりますでしょうか?」
新郎新婦は、初めに出してもらった見積もりでは結婚式は挙げられない。という情報はある程度把握しているもの。
でもなんとなく”もっと高くなるんだろうなぁ”程度のはずです。これでは後悔する可能性が高いです。
契約前に予算が高くなる可能性があるところを確認しておきましょう。
・どんな料理や飲み物のプランがあっていくらなのか?
・見積書にはやりたい項目は全て含まれているか?(または現時点の見積書に含まれておらず、基本ほかの新郎新婦が入れているサービスはあるかを確認。)
・会場装花はどんなプランがあっていくらなのか?
・料金はいつまでに支払いすればよいのか?
などなど。初めの時点で出来るだけ最終的な見積もりを把握しておくことで、納得した上で準備をすすめていくことができるでしょう。
「担当してくれるプランナーさんはどなたになりますか?」
式場見学に行き、とても好印象なスタッフさんが接客してくれたとしても、実際に担当になるウェディングプランナーさんは別の方。ということもあります。
”式場見学の時の方が担当してくれると思った”と後から言っても、変更できない可能性もあります。担当プランナーさんとは長い付き合いになります。
初めに対応してくれた方が決め手になったのであれば必ず確認しておきましょう。
「どんなアルバムでどんな写真を撮ってもらえるのか確認したいのでサンプルをみせていただけますか?」
結婚式後に当日のお写真や映像が届いて”イメージと違った・・・” ”もっとこういう写真がほしかった・・・”と思っても、当たり前ですが変更はできません。
事前にどんなものになるのか見ておくことでイメージはつかめると思います。もしその中に求める雰囲気のものがなければ”こんな感じに撮ってもらう事はできますか?”など、実際にサンプルを持参するなりして確認しておくと良いでしょう。
「ドレスやカメラマンは好きなお店に依頼したいのですがその場合、何か注意点はありますか?」
式場が用意しているサービスを利用せずに、外部のサービスを利用する場合、外注費(持ち込み料)がかかる場合や、そもそも外部サービスは利用できないという可能性もあります。”結婚式では“このブランドのドレスが着たい”など決めている方もいらっしゃると思いますし、好きなカメラマンがいるかもしれません。その場合は事前に確認しておきましょう。
「念のため契約後のキャンセル料について教えてください。」
キャンセル料の具体的な話をうけておらずにトラブルになるケースも多いです。契約時にキャンセルをするなんて考えはないと思います。でも何が起こるかわかりません。結婚式は高額な買い物です。どのタイミングからキャンセル料がかかるのかをしっかり把握しておきましょう。
式場以外でかかる予算のこと
後は、結婚式場に支払うもの以外でかかるものが何かを、頭に入れておくことも、結婚式での予算がどれぐらいになるかを把握する上で重要です。
・親戚が遠方であればお車代
・ご両親の衣装
・二次会も予定されていれば衣装など
事前確認でスムーズに
式場の華やかな雰囲気に飲み込まれてしまい、”これを聞いたら失礼かな?””これを聞きたいけど恥ずかしいかな・・・”などを考え、聞きたいことが聞けない新郎新婦もいるでしょう。
幸せな雰囲気に流されてしまい、ナチュラルハイ状態。そして思考が停止し、そのまま契約してしまう新郎新婦もいると思います。
でも、後々後悔する可能性があるのは自分自身です。
契約後、実際に式場に行き始め、準備がスタートするのは、大体3か月前から。(もっと早い段階から打ち合わせが頻繁に行われる式場もあります。)
打ち合わせがスタートし始めた3か月前に”話が違う”という事が起こっても、諸々考慮するとそのまま進めていくという判断をせざる負えない可能性が高いのです。
幸せなイベントですから出来るだけスムーズに楽しく準備をしていく上でも、始めの時点でしっかり確認しておくことが大事です。
式場見学に行く前に、何を質問するか書き出しておくと良いと思います。
まとめ
何にせよ、結婚式はとても素晴らしいイベント。”結婚式を挙げてよかった”と思うはずです。
でも、結婚式は一度きり。
出来る限り、しっかり準備をして、最高の結婚式にしたいですよね!
もう一度お伝えしますが、最高の結婚式にするためには初めが肝心です。
式場見学に行く際には、この記事を思い出していただけたら嬉しいです。
※ 2016年5月 時点の情報を元に構成しています
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