荘厳なチャペル婚希望の方には絶対オススメ

基本の価格設定は納得のできるものだったと思う。ただし、例えばブーケを持ち込もうとしたときに持込み料が1万円（2010年当時）で他の式場に比べて高めだったり、式場で紹介してくれる名披目や引菓子などの最低単価がこちらが想定していたよりも高めだったりなど、細かいところでコスパがいいとは言い難かった。限られた予算の中でより良い式にし、よりよいおもてなしをするには持込みの場合と式場利用の場合をかなり検討し取捨選択していった。式場だけですべてを手配しようとするならトータルとしてかなり高くついたと思うので、総合的に考えると個人的には上記の評価とした。

こちらの式場にしたいと思った最大の理由が、ステンドグラスの美しい、聖グロリアス教会で荘厳な式を挙げたかったからである。真っ赤なバージンロード、小ぶりながらも本物のパイプオルガン、美しいステンドグラス。私が幼いころから思い描いていたような素敵な教会だった。教会から式場までは、フラワーシャワーの後リムジンで戻った。リムジンに乗ることはこれから先の人生でもおそらくないであろうと思われるのでよい経験だったと思う。

キャンドルサービスについて、キャンドルが多種多様なタイプがあり納得のいくものが選べてよかった。私はキャンドルサービスというオーソドックスなもののみだったが、希望するならバルーン系のものなど取り扱っている演出の種類が多い式場だと思う。

マリエカリヨンは衣装の持込みは禁止だが、挙式する当該式場以外の愛知県内の同系列の式場からも衣装を取り寄せることが可能だった。衣装も自分の思うところがあり、雑誌等のコピーを持参して衣装担当スタッフに自分の希望を伝えた。それを参考にスタッフさんも尽力してくださり、最終的にウエディングドレス、カラードレスともに納得のいく衣装を選ぶことができた。ただし、人気の式場だけに衣装選びのための予約を取るのが厳しかった（週末は本当に予約が取りにくかった）。

当日の式責任者の方には、打ち合わせの途中厳しいことを言ってしまったこともあったが、終始笑顔かつこちらの要望に十分こたえてくださった。細やかな心配りをしていただけて当日きちっと式が挙行できたことをうれしく思った。
ヘアスタッフの方についても、ヘアスタイルの事前の打ち合わせの際こちらの漠然とした要望を聞きながら何度か具体的に形作ってくださったおかげで短時間で納得のいくヘアスタイルを決定することができた。また当日もプロらしい的確な技術と判断力で素敵な花嫁を作ってくださりとても感謝している。
司会者の方とは挙式当日初めてお会いして、その場で式の打ち合わせ（事前に提出したプロフィールシートに基づいて）となったが、やはり司会者の方とも挙式前に事前にお会いして司会進行の打ち合わせをさせてほしかったと思ったのでその点は残念だった。

JR名古屋駅から徒歩１０分の徒歩圏内なので交通の便は良いと思う。