神秘的で荘厳な神殿で思い出をつくれます

式だけあげようということで、神楽殿で挙式しました。
挙式料は2万円だけ。ちなみに挙式後に出雲大社のお札と表札用の木の板をもらいます。
周辺のかたで出雲大社で式挙げた人は、
けっこうこの木に名前を彫ってもらい表札にしてる人もいるのだとか。

貸衣装と写真についても、
衣装、着付け、ヘアメイク、撮影、台紙つき写真合わせて30万円いってないですから、
コストパフォーマンスは高いと思います。

出雲大社の神楽殿は正式参拝じゃないと入れない場所です。
式の最中も中はこうなってたのかー、と思いながらみていましたが、
厳かな雰囲気がしっかりただよっていました。
背筋がピンと伸びる独特の感じ。
神前挙式がいいなとおもってる方には満足できると思います。

私たちが式をあげたのが、神在月だったので観光客がひっきりなしに参拝されていて、
写真撮影の際は人が映り込む可能性が大です。
朝一でもこの状態なので、10月挙式を考えられてるかたは観光客が多いということを
頭に入れられたほうがいいですよ。

直接やりとりがあるのは巫女さんだけなので、禰宜の方々は遠目にしか見えませんでした。
全国的に有名な出雲大社ということもあって、
儀式全体にわたって、「神様に誓うんだなあ」としみじみ思いました。

別段、変わった演出があるわけではないですが、
祝詞の言葉とか、三三九度のお道具とかにも出雲大社の紋が入っているとか、
古くからこの形でいろんな方々が結婚したんだろうなあというロマンを感じました。

当初想定していた衣装の価格帯から、今回着た衣装の価格帯に
金額を7万ぐらい上乗せしました。
私は鬘と角隠しにしましたが、綿帽子バージョン、
それぞれと白無垢の組み合わせをいろいろやってみて最終的に決めました。
かなりいろいろな衣装をだしてもらいました。

男性のほうは女性ほどバリエーションがないのですんなり決まりやすいですが、
女性のほうは満足いくまでいろいろ合わせてみたほうがいいです。
結婚式の写真をみるたびにこの衣装でよかったなあ、と思います。

ヘアメイクさんがそのまま介添え人を務めてくださいましたが、
興味津津であちこち動き回ったり、衣装を崩すほどの動きをしたりしてる私に対して、
やさしく爆笑してくださっていたのが、とてもやりやすかったです。
親族を誰一人呼ばなかったので、心強かったです。

撮影スタッフさんも柔らかい感じで、別段緊張することなくいい写真が撮れました。

私たちは出雲大社がある地域と同じ地域に住んでいたので、
二人の移動にはさほど問題がなく、朝一だったこともあって神在月には割増な
交通渋滞もありませんでした。

しかし、一般的に考えて土日、特に1月10月、今年でいえば5月の渋滞はものすごいでしょうし、
双方とも実家が中部と東日本エリアなことを考えると、やっぱり遠いです。
出雲空港からは40分～50分ほどですが、渋滞にはまるともっとかかりますし、
抜け道もよっぽどの地元の人でない限り、選択肢がありません。

それ以上の来てよかった感はありますけどね。