美しい庭園と椿山荘のネームバリュー

80名で470万円ほどでした。持ち込んだペーパーアイテムや引き出物、その他雑費等も入れたら550万円ほどだったと思います。
もちろんもっと安い式場もあるとは思いますが、椿山荘のネームバリューを考えたら相応のお値段なのかな？と思いました。

個人的には神前式がいいと思っていたのですが、新郎の希望にてチャペルルミエールで挙式しました。挙式会場から見える緑や滝、挙式終了後のフラワーシャワーなど、神前式と比べることはできませんが写真映えがよくて写真を見返すたびに幸せな気持ちになります。
披露宴会場は比較的新しい会場の胡蝶にて、約80名で披露宴を執り行いましたが、ゆったりとした広さに大きなシャンデリア、ドアを開けると綺麗な庭も見えて、ラグジュアリーな気分を味わえました。

新郎が余興にて寄席をするというちょっと変わった演出をさせていただきました。寄席をする際の座布団と、座布団を置く台を用意してもらえるかが心配でしたが、ちゃんと想像どおりのものを用意していただき、寄席は大成功、ゲストの方々からも評判がよかったです。

最初からだいたいのイメージはあったので、提携のショップ:タカミブライダルさんで衣装はすぐに決定しました。イメージを伝えたらすぐに理想通りのドレスが出てきたので、普段着を買うよりも早く決定できたように思います。笑
どこもそうだと思いますが、土日の予約はとりづらい傾向にあるので、特に衣装へのこだわりの強い方は早目に動き出すことをおすすめします。

プランナーさんはバリバリのキャリアウーマンという印象の方で、最初は少し壁を感じたりもしましたが、印象のとおり仕事はきっちりやってくださるタイプの方で大変ありがたかったです。
ヘアメイクに関してはリハーサルメイクをやった時にヘアセットがうまくいかず、心苦しさも感じつつも担当を別の人に変えてもらいたいとお願いしましたが、嫌な顔ひとつせずに対応してもらい、2回目のヘアリハーサルまでしていただきました。その甲斐あって自分の理想以上のヘアメイクで本番を迎えることができ、ゲストからもお褒めの言葉もいただき、満足のいく仕上がりになりました。装花も安い予算の中で立派な装花にしていただいて、テーブル装花を持ち帰った人からも喜びの声をいただいたり、その他カメラマンさんや介添人さん、披露宴のスタッフさんも、皆さん本当によくやってくださって、思い出に残る素敵な1日となりました。
ただ、100点満点にならなかったのは、司会者のことです。司会者の方との打ち合わせがあまり取れなかったせいかもあるかもしれませんが、こちらが言ってほしい文言を言ってくださらなかったり、最初のプロフィール紹介文なんかはものすごいカミカミで目も当てられないほどの噛み具合でした。ゲストの方からも「◯◯君(新郎)が司会やればよかったんじゃないのー笑」と揶揄されたほど。人間なのでミスすることはあるかと思いますが、許しがたかったのはその司会者が他の司会者さんよりも少しお高いお値段だったことです。1番安いグレードの司会者さんで8万円でしたが、それよりも少し高い司会者を選んだにも関わらずカミカミの司会進行…。終わった後に司会者代を返金するよう交渉しようかと思ったくらいでしたが、せっかくのめでたい日、しかもプランナーさんたちにはなんの罪もないので感謝の言葉だけを伝えて終わりました。今はだいぶ時間もたって笑い話になってますが、これから挙式される方は司会者を慎重に選ぶことをおすすめします。

最初からわかっていたことですが、最寄り駅からやや遠く道のりも坂道なので、駅から徒歩できたゲストには負担になってしまったかなと感じました。ただ東京23区にありながら緑の多い大庭園が見れるとあって、ゲストにもちょっとした旅行にきたような気分を味わってもらえることができるというのはいいところだと思います。