格式高い場所でアットホームな式ができます

椿山荘は披露宴会場の中でも有名な場所なだけあって、印象深い場所でした。
都心にあるにも関わらず緑豊かで大きな庭園が広がっています。ホテルも併設しているため、遠方から来るゲストにも便利な環境が整っています。

小さな会場から大きな会場まで様々な種類がある椿山荘ですが、今回は和室の会場でした。
靴を脱いで畳の部屋に上がり、低めの椅子に座るというスタイルだったので、足も楽でとても良かったです。靴を脱いで参加した結婚式は初めてでしたが、写真を撮りに行ったりトイレへ行ったりという動きがとても楽で、自分達の結婚式でもこうしたいなと思った程です。

少し天井が低いなと感じましたが、会場には大きなサッシがあり、そこから庭園が見え、開放感もありました。
私が参加した時は夏でしたので青々とした緑でしたが、秋になれば紅葉が見えるなど、季節毎に素敵な景色が見られると思います。
テーブル席も横一列にずらっと並ぶスタイルではなく、小さなテーブルが何個か並んでいる形でしたのでとても動きやすかったのも良かったです。
小さなお子様も走り回って楽しそうでしたし、とてもアットホームでした。

格式高い椿山荘で、こんなにアットホームに式ができるのは、とても素敵だなと感じました。

新郎新婦がそれぞれのテーブルを回る際、キャンドルサービスではなく、小さな酒樽を割って回るというスタイルで、和を取り入れた演出が素敵でした。
割った酒樽の中からは、新婦手作りのプチギフトが入っており、中に一つだけ当たりがありました。当たった人は酒樽を持って帰れるという演出で、とても楽しかったです。
装花も和のテイストに程良くマッチしており、可愛らしかったです。

みなさんとても笑顔で雰囲気が良く、好印象でした。
「素敵なお式ですね」など、程良く話しかけて下さったりして、とても楽しかったです。

事務的にお仕事をするのではなく一緒に結婚式に参加してくれているような感じで、一体感がありました。

駅から遠いので、どちらかと言えば交通の便は良くないとは思いますが、最寄駅からはシャトルバスが出ているので、困らずに会場へ行けます。
ひと山全てが椿山荘ですので、歩いていくと坂道を登らなければならなくなります。ヒールですと下る時が一番大変ですので、タクシーなどを利用された方が良いと思います。