結婚式もクライマックスを迎え、花嫁から親へ向けて手紙の朗読。親子の愛を感じる、結婚式ならではの演出ですよね。
一方で、花嫁側では「手紙に書くようなエピソードがない」「しめっぽくなるのが苦手」という理由から、花嫁の手紙はナシでいきたいという新郎新婦もいるようです。
結婚式場選び口コミサイト「みんなのウェディング」の相談広場では、結婚式で親に手紙を読むことに抵抗がある、そんな女性からの相談が注目を集めています。
花嫁の手紙を読みたくない…
相談内容
今春結婚式を控えている者ですが、花嫁の手紙を読みたくありません。
両親へ感謝の気持ちもあり、手紙自体は書いて渡そうと思っているのですが、あの場で読むことに非常に抵抗があります。
その一方で、花嫁の手紙がない披露宴をゲストはどのように思うのだろう…? と不安になります。(33歳女性)
この相談に対して、みんなのウェディングユーザーから沢山のコメントが寄せられました。
手紙がないスタイルも今や普通
何回か結婚式へ出席しましたが、花嫁からの手紙を読んでいたのは1回だけで花嫁からの手紙がない結婚式の方が断然多かったです。
変な感じはしませんでしたよ。(28歳女性)
「実際に手紙を読まなかった」、「手紙はなくてもいい」という意見も多数。招待客のために手紙を読むわけではないので、感謝を伝える目的が変わってしまわいようにしたいですね。
手紙を読まない代わりに…
手紙を入れた花束を親の宿泊している部屋に届けたという話も、どこかで聞いた気がします。(32歳女性)
小さい頃のエピソードを司会に紹介してもらってそれに関連する贈り物をするとか…。(29歳 女性)
「記念贈呈品と一緒にこっそり渡した」という方も。どうしても手紙を読むのに抵抗がある、人前で話すのが苦手という人は、違う形で感謝を伝えているようです。
自分らしいオリジナルな手法を探してみるのも選択肢の1つですね。
ただ、花嫁の手紙の良さは多くの人が実感しているよう。
手紙は感謝を口で伝える後押しに
親への手紙を読むのは素敵な事だと思います。
普段から思っていても改まって口に出して感謝を述べることって近くにいればいるほどないような気がするし、人前だからこそ言いたいと思いました。(32歳女性)
「手紙があると印象に残る」、「手紙を実際に読んでよかった」という声もまた多いようです。
面と向かって感謝を声にして伝える、またとないチャンスと良いように捉えてみるのもいいかもしれません。
花嫁の手紙は、人生の節目にする代表的な挨拶の一つ。
ただし、感謝を伝える方法は式の中での手紙朗読でなければならないというわけではありません。「泣いてしまいそうだから手紙は読まないで」と親から頼まれた、なんてケースも。手紙の有無について親にそれとなく聞いてみる、もしくは親の性格で判断してみるのも1つ。
形式にとらわれず、自分達に合ったやり方を今一度検討してみてみましょう。
※ 2021年8月 時点の情報を元に構成しています
「ゲスト」 の 花嫁相談室 に含まれています