婚姻届を提出し結婚したら、一般的には女性が姓を男性側の姓に変えることが多いようです。
しかし、仕事を続ける場合、仕事で使う名前はどちらの姓を使うか悩む人もいるようです。
「みんなのウェディング」の相談広場では、旧姓をそのまま使うことについて彼と喧嘩してしまった女性からの相談が注目を集めています。
相談内容
体験談
■「結婚したら、戸籍上は彼の姓になることに異存はないが、仕事をする上では旧姓のままでいきたい」と話したら、彼に猛反対をされました。彼は、私が旧姓を名乗ることがどうしても納得できないみたいです。
私の仕事は、名前を覚えて頂くのが命な仕事で、徐々にキャリアも積んできたということもあり、この名前を手放したくないです。私が折れるべきなのでしょうか。(27歳女性)
この相談に対して、みんなのウェディングユーザーから沢山のコメントが寄せられました。
回答
旧姓でいることを理解してもらって
■せっかくお客さんに覚えてもらった名前って変えがたいものですよね。それが経歴になるし、印刷物に名前がのって、それが誰かの目に触れて更に仕事が舞い込む可能性もあります。私はそういう理由から、旧姓のままで仕事しました。新姓にすることで、どれだけのデメリットがあるのかを彼に話して理解してもらうと良いですよ。(26歳女性)
夫婦で一緒の姓を名乗ることが大事だと考えている方も少なくないと思われます。
しかし、特に仕事が生きがいの女性の場合、名前を変えることで顧客が減ってしまうことがあるのなら、なんとかして避けたいもの。彼にはそのことを理解してもらう必要がありそうです。
新姓にするタイミングを待ってもらって
■改姓したら、銀行・クレジットカード・運転免許・携帯電話・各種登録事項の名称変更が大変です。私は、年度末までは旧姓で通し、翌年度から職場で異動になったため、新しい姓に変えました。(35歳 女性)
1年の流れの途中で改姓をすると、手続きや職場での挨拶など大変なことが出てくることもあるようです。
彼には「いつまでに」ということを伝えた上で、話し合えば、了承してくれるかもしれませんね。
とは言え、こんな意見もあるようです。
新姓になることによって気持ちが引き締まる
■私は新姓を使っています。仕事では、お客さんに会う度に新しい名前を覚えてもらっています。結婚する事をみんなに知ってもらえますし、逆にお客さんも報告された事が嬉しいみたいで、誰の名前がいつ変わるか楽しみにしている人もいますよ。そんなお客さん達を見ていたら、新姓にした方が身も引き締まるし、自覚も出てきたので変えてよかったと思っています。(25歳女性)
新姓を使うようになることで「結婚した」という自覚が芽生えるなどの良いこともあるようです。
新しい自分になった気持ちがして、頑張るパワーも更に湧いてくるかもしれませんね。
今まで使っていた姓から新しい姓に変える際、手続きや仕事上で不都合なことが全くないとは言えません。
しかし、そこをお互いにフォローし合うことで、夫婦同士の絆も深まることでしょう。
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※ 2021年5月 時点の情報を元に構成しています
「入籍・婚姻届」 の 花嫁相談室 に含まれています