結婚式の準備にはたくさんの決断すべきことがあります。描いていた理想と予算、また彼・彼女や親の意見の相違で悩み、もめてしまうことも多いもの。
そんな結婚準備で、両親にダメ出しをされたり、意見が合わないことが多いと悲しいですよね。そんなときはどうしたらよいのでしょうか。
「みんなのウェディング」では、"結婚式の準備で実の両親とギクシャクしてしまった"という相談が寄せられ、注目を集めています。
結婚式の準備で、実親とギクシャクして悲しい
相談内容
12月に結婚式を控えていますが実親との関係について悩んでいます。今まで親をとても大切に思い、尊敬してきましたがそれができなくなってきた自分がいます。
婚約指輪を祖母の指輪をリメイクしたものにしたいと実親の前で話していたら、母に「指輪なんて私からしたらゴミみたいなもの。そんなもの欲しがって旦那さん可哀想」と言われとても悲しくなりました。その後カラードレスの試着に「少し遠いけど付き合ってほしい」と母に言い、母がそれを父に言ったらいきなり「いい加減にしろ」と怒鳴られました。
落ち込んでいる私の気持ちをくみ取ることもなく、「お父さんは昔からああいう人なんだから我慢しなさい。いい加減にしろって言葉も深い意味はないから気にしない。私はドレス選びには行かないけど」と言われ、さらに後から「いろいろ忙しかったからいかなくてよかったわ」と言われました。前撮りでも、両家の両親を呼びましたが、父は仕事もないのに来ず。
母が「旦那くん付き合わされてかわいそう」と撮影中何度も言っているのが聞こえて、ふたりで決めたことなのに悲しくて悲しくて、もう母と仲良くやれる気がしません。今まで大好きだった母と父が、どんどんおかしな人たちに見えてしまいとても悲しいです。
でも結婚式はやるし、花嫁の手紙に憧れていたのにもう尊敬も感謝もなにもでてこなくて気持ちの切り替え方がわかりません。
とにかく悲しいです。みなさんならどうしますか?出典:https://www.mwed.jp/community/questions/23127
*相談・回答内容は一部編集しています
この相談に対して、みんなのウェディングユーザーからたくさんのコメントが寄せられました。
私なら結婚したら両親とは距離を置きます
■私からしたら結婚したら両親とは距離を置きます。これから子どもができたらまた変な事を言ってくるかもしれないですよね。
彼はどのように感じてるんでしょうか?
相談者さまの両親については相談とかはしてませんか?辛いかもしれませんが今まで言われて感じたことを両親にはきちんと伝えて、それから結婚式に対してもし行かないなど言い出したら仕方ないと私は思います。
結婚前に、ご両親に言われて悲しかったことをきちんと伝えるべき、という意見です。
悲しいですが、それでこじれてしまったり、より傷付くことを言われるようであれば、少し距離をおくことも考えては…とのこと。
まずは夫に味方になってもらおう
■お辛いですね。第三者の立場でもゾッとする冷たさです。
子どもの結婚は自分たちの手が離れる寂しさもあるとは思いますが、単にすねているという域を超えた、幸せになることは許さないとでも言いたげなものを感じます。とても怖いです。
考えられるとしたら、娘がとられるように感じられて寂しいということはあるかもしれませんし、たまに聞く話ですが、新郎の家との経済力や家柄の差に引け目を感じている、というケースもありえます。まずはあなたのご両親の状況とお気持ちは、旦那様に伝えておきましょう。旦那様にはあなたの味方になってもらう必要があります。そのうえで、なぜそのような冷たい物言いをするのか、親御さんに聞いてみることはできませんか。
私なら、せめて式当日だけでもそのような発言は謹んでもらうことは約束してほしいですし、もし祝福できないなら式に来なくていい、と言うかもしれません。
相談内容からは、結婚が決まる前までは、両親からはそのような冷たい物言いはなかったようにうかがえます。ですから、ご両親に冷たくする真意を聞いてみては?という意見です。 そして、まずは今の気持ちをそばで支えてくれる彼に伝えて、客観的な意見ももらえるといいですね。
せっかくの結婚式。両親が欠席では一生そのことが心にしこりとなって残るかもしれません。できればそろって参加してもらい、感謝の気持ちを伝えられるとよいのですが…。
できるだけ傷つかずにすむような演出にして準備を進めては
■恐らく、今の状態で結婚前にご自身が思い描いていたようにご両親と接することは、あなた自身が傷つく機会を増やしてしまうと思います。
結婚式までは、必要な事務的な連絡以外は辞めた方があなたが傷付かずに済むと思います。
ベールダウンやバージンロードなど、ご両親に協力していただく演出についても、ご両親にお願いしなくても済む案をプランナーさんに確認して、どうするか検討するのもありだと思います。
花嫁の手紙は、読みたければ読めば良いし、読みたくなければ読まなくていいと思います。
感謝の手紙なので、今、感謝の気持ちが湧いてこないのであれば、無理して書く必要はありません。
今後、関係が戻った時に、改めて手紙を渡せばいいと思います。
結婚式の準備は、ただでさえやるべきことが多く、ナイーブになってしまいがち。そんな中でご両親とのやり取りでも傷つくことが重なっていくことになると心配です。
ご両親を絡めないような進行をプランナーさんに相談しては、というアドバイス。
思い描いていた結婚式ができないことは残念ではありますが、今の状況ではできるだけストレスが少なく進められるように、自分を守ることを優先させてはいかがでしょうか。
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結婚式を目の前に、親との関係がギクシャクしてしまう…という話はときどき聞くことがあります。でも、それがこれまではうまくいっていた実の親との関係であると、その悲しさやダメージは相当のもの。
もしかしたら何か根本的な原因があるかもしれませんので、できればきちんと話を聞いてみたいもの。それでも解決しなかった場合は、残念ですが結婚式でのご両親の出番を減らしたり、今後の家族の付き合いも少なくなってしまうかもしれません。
自分の親との関係はなかなか話しづらいことでもありますが、いずれの場合でも、彼に支えてもらえるように、自分の気持ちをしっかり伝えておくことが必要にです。
すっきりした気持ちで結婚式にのぞめるように祈っています!
※ 2021年11月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式準備」 の 花嫁相談室 に含まれています