一生の中で大切なイベント「結婚」。
結婚相手の決め手は一体何なのでしょうか?内閣府が行なった男女へのアンケート調査、内閣府による平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書を参考に、重要なポイントを解説します。
【男性編】結婚相手の決め手
実際に結婚を決めたカップルたちは、どんなことが結婚相手の決め手になったのでしょうか?
結婚願望がある方には、とても気になるポイントですよね。
さっそく男性が考える結婚相手の決め手をチェックしていきましょう!
一緒にいて楽しい
長い結婚生活を共にするから、「一緒にいて楽しいと感じること」を条件にする男性は多いようです。 お仕事後や休日に一緒に過ごす楽しい時間が男性の癒しになるのでしょう。
金銭感覚が合う
金銭感覚がかけ離れていると、結婚生活でのストレスやケンカの原因になります。 これから生活を共にするにあたって、パートナーとの金銭感覚の一致は必須事項!
家事ができる
男性が「結婚を意識するタイミング」は「仕事を頑張りたいタイミング」であることが多く、炊事や掃除といった家事ができる女性に対して頼もしさを感じるようです。
自分の家族と良好な関係が築ける
特に地方では、「家を継ぐ」という感覚を抱いている男性がまだまだ多く、自分の家族との良好な関係が結婚の決め手になることがあります。 礼儀やマナーはもちろん、家族への配慮ができる人だと分かると、「この人なら家族に紹介しても大丈夫」と結婚を意識しだすのかもしれません。
弱っているとき支えてくれる
「入院中に献身的なサポートをしてくれた」「気持ちが落ち込んでいたときそばにいてくれた」というように、自分が弱っているとき支えてくれたことをきっかけに結婚を決めるケースもあります。
これから先の将来、どんなことがあっても協力して乗り越えていける、と思うのかもしれませんね。
子どもができた
お付き合いしている彼女と子どもができることで結婚を明確に決意する方も。 もともと結婚を意識している中で新たな家族を授かることは正式に結婚するきっかけになります。
【女性編】結婚相手の決め手
「女性はどんな人と結婚したいんだろう?」とわからず悩んでしまう男性も多いはず。
そんな不安を解消するために、女性が結婚相手の決め手にしたポイントをご紹介します。
さっそく見ていきましょう!
やさしい・思いやりがある
そっけない態度の男性との生活は寂しさを生んでしまいますよね。自分にやさしく、思いやりがある付き合いをしてくれることで、これからも一緒に生きていける相手だと思うようです。
安心感があってやさしいことは結婚の大きな決め手になるようです。
誠実であること
浮気しない、不安にさせないといった誠実さを結婚相手に求める女性が多数!
誠実であることは信頼感にも繋がり、一緒に生活をするにあたってとても重要なポイントになります。
家族にも安心して紹介することができますね。
生活が安定している
職が不安定だったり、お金遣いが荒かったり、生活が安定していない相手との結婚は不安ですよね。 女性が求める結婚相手は安定した生活を一緒に送れる男性です!
家事に協力的
男性が家事に非協力的だと、結婚後は女性の負担がさらに増えてしまいそう。 家事に協力的な男性なら子どもができたときの生活もイメージしやすくなりますね。
価値観が合う
金銭感覚はもちろん、好き嫌いや仕事の取り組み方・子どもの有無といった価値観がすれ違うとケンカになりかねません。 価値観が合う男性となら穏やかな結婚生活を過ごすことができそうで、安心!
自然体でいられる
男性の前で飾らない自分でいられるか?は女性にとって重要なチェックポイント。長く生活を一緒にする中で気を張らずにいられる男性となら結婚したいと思えるそう。
やっぱり気になる!?年収への理想
男女ともに思いやりや価値観の一致などが結婚相手の決め手になるとわかったところで、結婚相手に求める年収はあるか?という気になる疑問について、みんなのウェディングユーザーに聞いてみました!
さっそく結果を見ていきましょう。
女性の場合
女性が男性に求める年収があるか、という調査では、僅差ではありますが相手に求める年収があるという人が多いことがわかりました!
女性の場合、専業主婦になる場合や、出産で一時的に働けなくなる場合、結婚相手の収入で生活をするタイミングが生じます。
そのため結婚生活後の理想の生活がある場合は年収がやはり気になる、という方もいるようです。
現代では共働きの方がほとんどで、男女共同参画白書によると平成9年以降、共働き世帯数が男性雇用者と無業の妻から成る世帯数を上回っているそう。
出典:http://www.gender.go.jp
自分も仕事を続ける予定だからこそ求める年収はないという意見も多く挙がっていました。
男性の場合
続いて男性について。
男性については、「なし」と答えた人が圧倒的に多い結果に!
これは男性は自分が稼ぎ頭になると思っている方が多いことから、相手には稼ぎを求めないということでしょうか。
みんなのウェディング公式インスタグラム「結婚」に関する調査 2020年概要
アンケート方法:インターネットを使っての調査
アンケート期間:2020年02月10日(月)~02月14日(金)
対象者:過去3年以内にみんなのウェディングに登録された方(2017年02月10日以降)
有効回答数:791人
結婚が現実的になったとき、相手の年収は気になる?
それでは、いざ結婚しよう!となったときに相手の実際の年収は気になるのでしょうか?
女性の場合
女性の場合、求める年収はなくても「実際の年収が気になる」方は「ならない」方よりも多いことがわかりました。
結婚後の生活費や育児、また自分の働き方など、お金絡みの悩みがいろいろと出てきます。
そのため、相手の年収について気になるという声が多いのではないでしょうか。
男性の場合
男性の場合、ぼんやりと結婚を考えているうちは相手の年収を気にしていなかったものの、いざ結婚が現実的になると相手の年収について気になってくるという方も多いようです。
「自分だけの収入で生活することになったら?」「子どもができたらやっていけるかな?」と、具体的な不安が浮かんでくることで相手の年収も気になるようになるのでしょう。
結婚相手の年代別!女性が結婚相手に求める年収
それでは、女性が結婚相手に求める年収はいくらなのでしょうか。
男性の年代とともに、アンケートでわかった理想の年収をご紹介します。
20代男性に求めるのは400万円台
結婚相手が20代の場合の理想年収1位は、400万円台が理想と答えられた方が全体の17%でした。
20代では学校を卒業してから、勤務して10年未満の方がほとんどです。
そのため、あまり多い年収を期待している方は多くありません。
しかし、400万円台というと平均的な20代の男性年収より少し高めという印象が…。
そのため20代で結婚したい、となるとある程度の年収は必要というのが女性の想いなのかもしれません。
30代男性に求めるのは500万円台
続いて結婚相手が30代男性の場合。
結婚相手が30代なら、年収500万円台が理想と答えられた方が全体の26.4%でした。
仕事でも出世する人や資格を取ったり転職したりする人が増えてきます。
そのため、年収は500万円あってほしいと考える女性の意見が現れた結果でしょうか。
30代前半では年収500万円は少ないかもしれませんが、30代後半になってくると500万円近くの年収を得ている人が増えてきます。
男性としても、家族をもつために収入を増やそうとスキルアップする方もいるようです。
40代男性に求めるのは500万円台
続いて結婚相手が40代男性の場合。
結婚相手が40代なら、年収500万円台が理想と答えられた方が、全体の37.5%ともっとも多い結果に。
40代で社会人経験も豊富なら、このくらいの年収であってほしいという希望も含められているのではないでしょうか。
ふたりのこれからの人生を考えた結婚相手を
男女別に結婚相手の決め手や理想をご紹介しました。
結婚相手を決める上で何を重視するかは人それぞれですが、結婚を考え始めたら、まずはどんな結婚生活を過ごしたいかイメージしてみることが大切です。とくにお金に関しては、結婚が具体的になってから相手の年収が気になり始める方が多いようです。
結婚を意識し始めたうちから自分と相手の収入に対する考えをすり合わせておくことが大切なんですね。
ふたりで過ごす長い人生を考えて、理想の結婚相手をイメージしていきましょう!
※ 2021年4月 時点の情報を元に構成しています
「プロポーズ」 の スペシャル に含まれています