プロポーズに花束をもらうのはとても嬉しいもの。そこでこれから一生をともにするパートナーに喜んでもらうためにも、プロポーズに最適な花の選び方や本数、渡し方などの注意点やポイントを徹底解説します。
「花束」をプロポーズでもらうのはやっぱり嬉しい!
最近は「婚約指輪は彼といっしょに選びたい」「自分の好きなデザインが欲しい」と考える女性が多く、プロポーズと共に婚約指輪をもらった女性は39.4%(みんなのウェディング調べ)。つまりプロポーズに指輪をプレゼントする男性は全体の4割程度で、全員が用意しているわけではありません。
では、どんなプレゼントが喜ばれるかというと、なんと花束!。
「みんなのウェディング」編集部が調査したアンケート結果からも、約半数の人がプロポーズ時に花束をもらいたいと思っていることがわかります。
ふだん花束を渡す機会が少ない人ほど特別感を演出できそう。サプライズになるような素敵な花束を贈ってみませんか。
プロポーズの花束を選ぶ際の注意点
プロポーズの花束はどのように用意したらいいのでしょうか? 花束選びのコツや注意点を説明します!
花の種類は何がいい?
花束といっても、何の花をどう選べばいいのかわからない!という人も多いですよね。
そんな人におすすめで、彼女も満足するロマンティックな選び方を4つご紹介していきますね。
花言葉で選ぶ
相手に伝えたい想い花言葉に託して、伝えるのはいかがでしょうか?
例えば、プロポーズに定番の赤いバラの花言葉は「あなたを愛しています」。
とってもストレートな愛の告白が、まさにプロポーズにぴったり!
▼バラの花言葉は色や本数によって異なる
花言葉から選ぶなら、こんな花もおすすめです。
- 小さな星のような花が可愛らしいブルースター「幸福な愛」
- 春の訪れを告げる真っ赤なチューリップ「愛の告白・真実の愛」
- ビビットな色合いが目を惹く真っ赤なガーベラ「情熱」
- ビタミンカラーが元気をくれるひまわり「あなただけを見つめる」
誕生花で選ぶ
誕生花とは、生まれた月日にちなんで選ばれた花のことです。
例えば6月の誕生花はユリで、6月1日の誕生花はオールドローズという風に、それぞれの月と日で花が決められています。
誕生花の由来は古代ギリシアから。
暦には神が存在し、植物には神秘的な力が宿ると考えられていたことから「その月に咲く花には神からのメッセージが込められている」と思われていたのだそう。
彼女の誕生日のお花を贈るのはもちろん、ふたりが付き合い出した日のお花を選ぶのもロマンティック。
守護花としてふたりに幸運を運んでくれそうです!
季節で選ぶ
お花のことはよくわからない!という人は、季節のお花を選ぶのがおすすめです。
旬のお花はお花屋さんで手に入りやすいのはもちろん、一番きれいに咲く時期だからこその美しさや華やかさがあります。
「冬にひまわりの花束をもらっても…」という意見からもわかるように、いくら彼女の好きな花でも、季節にマッチしない花束は避けたほうがよさそうですよね。
四季を感じられるお花は、季節が巡って時期が来るたびに、プロポーズの感動を呼び起こしてくれそうです。
パートナーのイメージで選ぶ
パートナーのイメージで選ぶお花も、とっても喜ばれます!
「自分のために花を選んでくれたことがうれしい」という意見からもわかるように、どんな花を選んだかよりも、自分のことを想って悩んでくれた事実が何より嬉しいもの。
「可愛い」「ゴージャス」「ナチュラル」など、相手の雰囲気や好みのテイストや、相手の好きなお花や好きな色を花屋さんに伝えてみましょう。 予算に合わせて、イメージに合った花束を提案してくれるはずです。
▼イメージや季節…花の贈り方はこちらも参考に!
花束の本数は何本がいい?
プロポーズに定番のバラの花は、贈る本数によって花言葉が変わるのをご存じでしょうか?
自分の気持ちにぴったりの本数を花束にして贈りましょう。
1本 | 一目惚れ・あなただけ |
---|---|
4本 | 死ぬまで気持ちは変わりません |
9本 | いつも一緒にいてください |
12本 | 私の妻になってください |
40本 | 真実の愛 |
99本 | 永遠の愛 |
100本 | 100%の愛 |
101本 | これ以上ないほど愛しています |
108本 | 結婚してください |
999本 | 何度生まれ変わってもあなたを愛します |
中でも、ダーズンローズと呼ばる12本の花束と、「結婚してください」「108(とわ)=永遠に愛を誓う」の意味をもつ108本の花束が人気です。
ダーズンローズとは、「感謝」「希望」「誠実」などの12の意味を持つ12本のバラを恋人に贈ると幸せになれるというジンクスのこと。 ロマンティックなエピソードは、結婚式の演出しても取り入れられるほど人気なんです。
▼人気のダーズンローズセレモニー
▼108本のバラでプロポーズを考えるなら
【アンケート】プロポーズの時にもらって嬉しい花ランキング
ここで、女性がプロポーズにもらって嬉しい花束はどんな花なのか、みんなのウェディングでとったアンケートの結果を見てみましょう。
結果はやはり圧倒的にバラという回答が多数!
プロポーズ=バラのイメージが定着していることから、憧れている女性も多いよう。
とくに赤いバラの花束をもらう機会は少ないので、こんなときこそ豪華に!思いっきりロマンチックにという気持ちに応えたいですね。
花束を買うタイミングは?
花は生ものなので、鮮度が大切です!
そのため花束はプロポーズ当日に受け取れるように予約して、出かける前に購入していくのがベスト。
ですが、プロポーズの場所やタイミングを考えると、長時間持ち歩かなければならなかったり、贈るのは翌日になってしまうということもありますよね。
その場合には、お花をオーダーする前に花屋さんにその旨を伝えましょう。 持ち歩く時間や保管場所、贈る日を伝えておけば、丈夫で枯れにくい花を選んだり、傷みにくいアレンジを提案してくれますよ。
プロポーズの花束の相場は?
花束の相場は花の種類によっても変わってきますが、小さすぎず大きすぎない、片手で持てるくらいの花束なら5,000~1万円。両手で抱えるほどの大きめなら1~2万円くらいが相場です。
また、バラの花束になると相場は高め。品種や販売店、またシーズンによって価格は異なりますが、生花店で販売されている一般的なバラは1本250円~500円程度。珍しい色や品種を選んだ場合は倍の価格になることもあります。
12本なら4,000~6,000円程度。
40本なら1~2万円程度。
108本なら3~5万円程度になります。
このほか、別にラッピング費用がかかることもあります。バラの種類や時期によっても大幅に変わってくるので、お花屋さんで購入するときには予算を伝えた上でオーダーするのがおすすめです。
ネットショップであれば相場より安く花束を購入できることも多く、たとえば108本のバラの花束が1万円台で販売されていることも珍しくありません。
プロポーズの花束の渡し方は?いつ渡す?
花束の隠し場所は?
花束を渡す際に困るのが保管場所ですよね。
花束は思っている以上に大きく、かさばるので、サプライズをするなら隠し場所にも注意が必要です。
プロポーズ場所が自宅や車での移動先であれば、大きめの紙袋などに花が上向きになるように入れて、日光が当たらない涼しい場所に保管しておきましょう。
レストランやホテルならば、事前に相談した上でバックスペースで保管してもらうのがベストです。
【体験談つき】花束を渡すタイミングとシチュエーション
忘れられないプロポーズにしたいなら、花束を渡すシチュエーションにもこだわってみてはいかがでしょうか?
1.どちらかの家
サプライズが苦手でいつもと変わらない雰囲気で渡したいなら、リラックスできる家がいちばん!
■先輩カップルの体験談
- 何でもない日、帰宅した彼を出迎えたとき、玄関で指輪とバラの花束を差し出されてプロポーズされました。
- 朝出かける前に「結婚してください」とバラの花束をもらいました!
- 家で晩ご飯を食べたあと、バラと紫陽花が入った花束をもらい「これからもずっと一緒にいたいから結婚してくれますか?」と言われました。
2.ハイクラスなホテルの部屋
ちょっとだけサプライズ要素をプラスしたいなら、夜景のキレイなホテルがおすすめ。事前に依頼しておけば、お花屋さんがホテルまで届けてくれます。
■先輩カップルの体験談
- 宿泊しているホテルの部屋に戻ったとき、108本のバラの花束をもらいました。
- 夜景の綺麗なホテルの部屋で「結婚してください」とバラの花束を渡されました。
- クリスマスにホテルに泊まったとき、私の好きな色で作った花束をスタッフの方が持ってきてくれました。
- 私の誕生日、大好きなディズニーのミラコスタの部屋で。ルームサービスでケーキとシャンパンが運ばれてきて、そのあと40本のバラの花束でプロポーズされました!
3.ワンランク上のレストラン
通い慣れたレストランもいいけれど、スペシャルな雰囲気を出したいなら高級レストランはいかがでしょう?
■先輩カップルの体験談
- 初めて一緒に行ったイタリアンレストランで、バラの花束と手紙をもらいました。
- クリスマスにホテル30階のレストランでデザートを食べているとき、108本のバラの花束をスタッフが持ってきてくれました!
- 彼が昇進した日、夜景の見えるレストランでデザートのときに、真っ赤なバラの花束と手紙とネックレスをくれました。
- 生演奏が素敵なレストランで、「これからも一緒にいたいです。結婚してください」と12本のバラの花束をもらいました。
▼プロポーズ成功のためにこちらもチェック!
プロポーズの花束にメッセージを添えても!
花束にそっとメッセージカードを忍ばせる演出もおすすめ!結婚生活で見返すことができるすてきなプロポーズの記念になります。
メッセージはひと言、ストレートな求婚の言葉がよいでしょう。プロポーズの言葉との兼ね合いで考えてみてください。日付も添えておくと記念になりますよ。
メッセージ文例
心から愛しています
これから先、ずっと僕のとなりにいてください
一生をかけて幸せにします
I want to grow old with you.
「一緒に年をとっていこう」
I promise to love you for all of eternity. 「永遠に君を愛すことを誓うよ」
▼心に響くプロポーズのメッセージをもっと見る!
プロポーズの花束の保存方法
記念の花束は後に残る形で保管するカップルも多いようです。どのような方法があるのか知っておくとよいでしょう。
ドライフラワーに
プロポーズでもらった花束を自分達で手軽に保存しておきたいなら、ドライフラワーにしましょう。
きれいなまま残したいなら、蕾が開ききったその日に1輪づつ風通しのよいところにつるして乾燥させます。
エアコンやドライヤーを使って素早く乾燥させると、手作りでも比較的きれいに残すことができますよ。
ただし、ユリやガーベラなどの水分が多いお花はドライフラワーには向かないので注意しましょう。
一方、費用はかかりますが、プロ仕様のドライフラワーならば、特殊な加工技術によって 立体的にブーケそのものの形を残すことが可能です。 プリザーブドフラワーのやわらかさはありませんが、密閉した状態で保存され、そのままの状態を楽しむことができます。
プリザーブドフラワーに
プリザーブドフラワーは、専用の溶液を使うことで生花に近い状態で長時間保存できる方法です。
こちらはプリザーブドフラワーを扱う業者さんにブーケの加工をお願いしましょう。
少し費用がかかりますが、生花のやわらかさや瑞々しさが残り、実際にかなり近い状態で保存できる点が特徴です。
ブーケそのものの形を残しておけるので、当日の感動が思い出されますね。
花の保存加工専門店も
「一輪だけでいいから、贈られた時のままの花を手元に残したい!」という人におすすめなのは、結婚式のブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店「シンフラワー」の「アモーレ・キューブ」です。
透明度の高い樹脂にバラを閉じ込めるので、生花を枯らさずに美しく残せるのがポイント!保存加工専門店だからこそ叶えられる技術だそう。インテリアとしても魅力的なデザイン性の高さもあり、ドライフラワーやプリザーブドフラワーと違って、気軽に触れることができるにも嬉しいですよね。
さらに詳しい情報は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
結論:プロポーズには花束を用意しよう!
プロポーズに贈りたい花束について、最適な花の選び方や本数、渡し方のポイントなどをご紹介しました。一生に一度のプロポーズの瞬間を、華やかに彩ってくれる花束のプレゼント。
インテリアとして飾ることができ、アーティフィシャルフラワーなどに加工して長く大切にすることもできます。
指輪は彼女と選びたいけれど、記念に残るものを贈りたい!という人にぴったりなプレゼント。記事を参考に、最高の想い出になる素敵な花束を贈ってくださいね。
▼婚約指輪選びならこちら!
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みんなのウェディング「プロポーズ」に関する調査概要
アンケート方法:インターネット調査
アンケート期間:2019年12月23日(月)~12月27日(金)
対象者:過去3年以内にみんなのウェディングに登録された方
※ 2022年11月 時点の情報を元に構成しています
「プロポーズ」 の キホン に含まれています