婚約指輪について。形見を頂きました。

お気持ちよくわかります。
私も全く同じです。婚約指輪は亡きお義母さまの形見です。

義両親が結婚した時代にはまだ婚約指輪を贈る習慣があまりなかったらしく、私が戴いた指輪は結婚10年目に義父が義母に贈った指輪でした。

rasuさんと同じく本当に本当に嬉しかった反面、やはり最近の新しいデザインの指輪にも憧れていたので、古いデザインに少しがっかりしたものです・・・。
私の場合は自分の指輪のサイズだけ義父に伝え、サイズ直しのみしました。
「デザインが古いからリフォームしたい」なんて、口が裂けても言えないですもんね。

「形見の指輪で充分じゃないか！」「貰えるだけいいじゃない！」「亡くなったお義母さまに対して失礼」と言う人もいるかもしれませんが、これは実際貰った人間にしか分からない感情だと思います。

こう考えてはいかがでしょう？
婚約指輪を贈る風習は欧米から入ってきたものですよね。
欧米では新しく買った婚約指輪よりも、母や祖母から代々伝わる指輪を贈る方がいいそうです。
嫁としても認めてもらったという、とても名誉あることなんですよ。。
イギリスのウィリアム王子もキャサリン妃に贈った婚約指輪は亡きお母様(ダイアナ妃)の指輪でしたよね。

私はrasuさんほど婚約指輪に夢があったわけではないので、「新しいデザインがいい」という願望はいつの間にか薄らいでいきました。

今ではデザインを変えたいとも思いませんし、冠婚葬祭のパールなども亡き義母の物を使っています。義父も義母側の親族もとても喜んでくれていますし、何より私が着けたいのです。
お義母さまに護ってもらえてる感じがするのです。
今では形見の品を身に着けていることは誇りです。

将来、自分の息子のお嫁さんになる人が現れたら、指輪を譲りたいと思っています。(嫌だと拒否されるかもしれませんが)
受け取ってもらえたら嬉しいなあ・・・と今から勝手に想像してます。

まずは指輪のサイズだけ変えてみては？
それからしばらく経って、どうしてもデザインが気になるようであれば旦那様にもう一度相談なさってはいかがでしょうか。

親の婚約指輪を見せてもらったことありますが、今よりかなり大きくて、立て爪が引っ掛かって普段使いもしにくいですよね。
デザインが気に入らないではなく、普段使いしたいので、リフォームしたいと伝えたらどうでしょうか？

想像ですが、亡きお母様の指に合うサイズの、形見の指輪…その指輪の「形を変えたい」と主様に言われて、彼自身も初めて複雑な気持ちと直面したのかもしれませんね。
このような大事な指輪を贈られた（妻として、託されようとしている）主様が「彼に大事にされていない」ということは決してないと思います。

婚約指輪への憧れやイメージ、実際どこまでお金をかけられるか、実際にどのくらい身につけるかは、ひとそれぞれですし、
その婚約指輪を、お義母様の形見として、お守りとして、ずっと身に着けたいと思うなら、彼の気持ちの変化を気長に待ってからのリフォームのほうが、よい良い形で引き継がせてもらえるような気がします。

入籍はこれからですか？だとしたら、（婚姻届を書く日や、何かの記念日、お義母様の誕生日・御命日など）日にちを決めて、「この日にもう一度話をしよう、それまでに、ちょっと考えをお互い整理しておいて…」と提案するのもありかも？という気もします。

また、彼に、お義母様への思い、故人の形見の扱い…などに向き合ってもらうなら、
主様の「結婚指輪への憧れ」というのも、なんとなくのイメージなのか、誰か他人の事例が羨ましいのか、ドラマやメディアに影響されているのか…自分も、冷静に振り返って、自身と向き合い、本当に大切なものは何なのか、考えてみるのがフェアなのでは…　という気もします。

他のものをねだるのは不可能…とのことですが、結婚指輪については、どのようにするか、彼と交渉の余地がありそうですか。
自分の「憧れ」の気持ちに折り合いをつけるのは、結婚指輪ではかなわないのでしょうか。

二人が納得できる形で、折り合いがついて、幸せな結婚の日を迎えられますように。

形見の指輪、素敵ですね。

ところで、マリッジリングは別にあるのでしょうか？
マリッジリングが別にあるのなら、つけずに閉まっておく…で我慢するべきかも、と思いました。

エンゲージリングは「何かお金に困ったときに売るもの」という考え方もあるようなので、軽々しくつけて外にでかけるものじゃない、そういう考え方の人もいますからね。特に年配の世代ではそういう捕らえ方の人、少なくないですよ。

そのように、代々、彼の家で、大切にされてきた指輪だったのですね。
「結婚指輪の話はまだ先…今は、最初の段階で…」という状況が、気になりました。
婚約指輪をリフォームすると決めるとしても、結婚・入籍の話がもっと具体的に進んでからのほうが、よいのではないでしょうか。主様としては、「最初の段階」で、彼とその家族に認めて欲しい、指輪はそのけじめや絆、信頼関係の象徴、ということなのかもしれませんが…
（また、大変余計なお世話ながら、万が一、何かの事情で、婚約はしたものの結婚まで至らなかった場合、もしその時に、婚約指輪のリフォームが済んでしまっていたら、その指輪はどうなってしまうのか…というのが、ちょっと心配です）

ご自身にとって、お二人にとって、何が大切なのか、どういうことが幸せなのか、よくよく考えて、お二人で話し合って、双方納得の行く結論を導き出してくださいね。

「でも、やっぱり、どうしても、自分の指にぴったり合う素敵な婚約指輪を贈ってくれるような男性との結婚がいい」のなら、彼以外の男性を選ぶという選択肢も、あるのかもしれませんし、
指輪よりも、新しい生活を整えることや、家族の命・健康、生活を支えるお金のほうが大切…という考えもあるかもしれません。指輪を買ったり贈ったりしていなくても、素敵な夫婦生活を送っている方も、実際にはいます。

お互いの家族のことをどう思うかや金銭感覚なども含め、価値観（同じところと違うところ）や、悲しみや寂しさなどの感情を、パートナーと理解しあえないと、これから他の難題が降ってきたときにも辛くなってしまうでしょうから…
指輪のことの他に、彼との間のことや結婚のことで、不安や不満は、感じていないですか？ちゃんと彼とお話ができていますか？
指輪をリフォームするにせよ、しばらくそのまま大切に保管するにせよ、お二人にとって、このお義母様の指輪がきっかけで、「お互い理解しあえること」が、増えるといいですね。

もしリフォームが無理なのであれば、
鎖を通して首から下げたりとかはどうでしょうか？
どうせ、結婚してしまえば、婚約指輪はする機会はすくなくなりますし、
もし使わないのであれば、しまっておくのも手だと思います。