打合せスタッフの熱意

費用は概ね満足しています。当初の約80万円から最終的には100万円弱(25名)までUPしましたが、その要因は、カメラマン(2名)を要望した点と引出物のカタログをランクUPした点です。ただ、当初の引出物の見積りが低めに設定されているのに気づかず、誰を(親族、友人、会社関係など)招待するかによってその金額は上下しますので、予め相場を下調べしてから見積をチェックした方がいいと思いました。

最近リニューアルしたため、チャペルや披露宴会場はもちろんのこと、全設備において、とても綺麗で心地よい空間です。ゲストの方にも大変喜んで頂きました。他の式場にない特記すべき点は、ホテル内に壮大な竹林の庭園があることです。普段はガラス越しに庭園を眺めるしかなく、一般の方は決して立ち入る事は出来ませんが、なんと式当日は特別にこの庭園内部に立ち入る事ができます。竹林を背景に写真を撮って、ウエディングドレスと和の異色な調和も中々趣深いものがありました。プチ嵐山の気分が味わえます。さて、一番気にしていたチャペルですが、チャペルに入る手前の空間には左右に3本ずつの低-中-高の植物が置かれています。これを考えた人は本当にロマンチックな方だなと思いましたが、この植物の葉に写真をクリップで留めて飾ることができます。例えば低木には幼少期の時代、中木には学生時代、高木には社会人の時代、という風に新郎新婦が赤ちゃんから今に至るまでの成長過程を植物の成長になぞって写真で表現できます。チャペルに入る前からゲストや両親を感動させてしまう事間違いなしという粋な演出です。しかし、式当日はこの写真に気づくことなくそのままチャペルに入場する方が多かったので、予め伝えておいた方が良いのかも知れません。チャペル内はとても温かみのある神聖な空間でした。天井の高さが後方より前方が一気に高くなる構造は見事な開放感を与えてくれます。
もちろん、庭園に入るのも、写真を飾るのも追加料金は一切かかりませんでした。

チャペルでは、オルガニスト、バイオリニスト、聖歌の方が一人ずつ配置され、入場から退場まで生演奏してくれます。感動します。
また、ゲストは少人数でしたので、ビデオ上映やキャンドルサービスなどの演出はしませんでしたが、キャンドルサービスの代わりに、ゲスト一人ずつにビールや烏龍茶、ジュースを注いで親交を深める提案をスタッフの方にして頂き、皆さん満足しておりました。

ティアラ、イヤリング、ネックレスをレンタルしました。シンプルなものから派手なものまで種類が豊富です。ティアラで5,000円、イヤリング+ネックレスで5,000円でした。組み合わせは自由で、一律5,000円でした。

花嫁介添の方は常に笑顔でテキパキと行動しており、だからと言って焦った様子を見せることはなかったので、終始安心できました。介添の方に新婦の携帯電話を渡しておいていたのですが、いざ撮りたい場面になったときに携帯電話を携帯しておらず、撮れずに残念な思いをしました。新郎が持っておくべきだと思いました。

京都駅とホテル間のシャトルバスでわずか10分弱で着いてしまう好立地です。いくつか式場を見学しましたが、安くて遠い式場よりも、打合せやゲストが足を運ぶ労力を考えてると、立地の条件は式場選びでは重要なポイントだと思います。ホテルから5分ほど歩いた所に広めのコンビニがあったり、西本願寺も徒歩圏内なので、ゲストのついで観光にも最適だったり、タクシーで片道1,000円ほどで先斗町まで足を延ばせたりと、宿泊されるゲストにも決して飽きることのない立地だと思います。