北海道会費制のお車代やお礼について

北海道出身、関東在住、地元の北海道で会費制披露宴をする、ということですかね。

北海道といっても文化圏は様々です。
札幌圏での会費制披露宴は何十回と出席経験がありますが、
飛行機での移動距離の方にお車代がないことは、少なくとも私は見たことがありません。
宿泊が必要な方にはホテルも用意されていました。
私が東京近郊から出席した時は1、2万のお車代でした。
確かに、同じ距離の移動でも、ご祝儀制の関東での招待では、お車代がもう少し金額が上がるという印象はあります。

ただ、札幌圏以外だと、まだまだお車代がなくても普通、という地方があるのも事実だと思います。

そもそも北海道の会費制というものが、
本人や親主催ではなく、周りの友人代表が発起人となっているものでした。
様々な地方出身で文化の違う人の集まりである北海道民、そしてその親族の多くも道外にいて、結婚式といえど気楽には出席できない。
だからこそ、身近な友人である発起人の主催で、周りの人たちができることをしてお祝いする。というのが会費制の中身です。
・主催が本人でないから、お車代などは用意しないで自費参加前提
・そもそも身近な集まりのため、遠方の方は呼ばない前提
だからこそ、お車代がなくても違和感がなかったわけです。

今の北海道の式は、新郎新婦が主催なことが多く、
本州からも友人を呼ぶようになっています。
となれば、お車代がないことに違和感を感じる人も増え、結果、札幌圏などではお車代の用意がごく一般的に浸透しているのだと思います。

お車代を用意することに抵抗があるのであれば、
今までの慣習通り、遠方の方はお呼びしない、という選択肢を選ぶのもいいと思いますよ。

主賓の方へのお礼は、
徒歩圏内の方でも、お車代として1万前後お包みすることが多いと思います。
会費は普通に集めて問題ないかと。