結婚が決まったのに…

お互いが、かなり異なる家庭環境で育ってこられたようですね。お察しします。
拝読する限り、相手の方はさほど難しい男性ではないように思えました。
むしろ、良い意味で一般的だと思います。両親に愛されて育ち、これから自分の育った家と似た家庭を築きたい、という思いがあるのではないでしょうか。親大好きについては度が過ぎると困りますが＾＾；
一方でmai__oさんには、どこか頑なで生真面目なところが見受けられます。（キャリアウーマン志向、周りに言ってしまったから…等）それ自体をどうこう言うつもりは全くありませんが、あくまでmai__oさんのご性格の仮定とさせてください。
失礼ながら今、mai__oさんは、彼と違って「仲良し家族」みたいなものを経験したことがなく、モデルケースを間近で見ていない分、どうしたらそんな夫婦・家族に自分が近づけるのか、彼はイメージできていそうだが自分にはそれができず、不安や落ち度を感じているのではないでしょうか。
まずは現在の自身の心境を冷静に整理してみてください。さらに、２人の将来についてどう考えているかも、年表に書き出すなどしてみてください。（出産希望の有無や時期、もし産まれたら仕事は？その後親の介護は？など）そのあとで再度、彼と話し合ってみてはどうでしょうか。
また、同棲にストレスを感じている点も気になります。もし１年近く住んでいるのなら、もう「慣れ」を待つ段階ではないのでは。他者が家にいるのが不快という感覚があるのでしたら、結婚は危うい選択ともとれます（別居婚、事実婚のような形もありますが、彼はそれを望んでいるでしょうか）。
理想の家庭像がおおまかにでも一致していることは、結婚に不可欠です。「自分と結婚したら、あなたの望んでいるこれとこれはかなえられそうだが、これとこれについては約束できない」ということを、今のうちに明示すべきと思います。
最後に…「周りの人にも伝えてしまった」「後に引けない焦り」、こんなことは当事者間の話にくらべればごく小さな問題で、一要因とカウントするのは間違いです。他人は他人、万が一のことがあっても正直に話せば、数か月後には忘れられてると思いますし、それが普通です。気にしなくていいというより、気にしないべきだと思いますよ。

特に年齢的な焦りや一般的な形への憧れもないなら、きちんと話し合って結婚というものの現実を見ておかないと破局の可能性が高いと思います。婚姻届を出して「法律上の夫婦」になると、(特にまだ若くて双方のご両親親戚が存命なら)今までの自由な距離感では済まない部分もあります。冠婚葬祭や行事等の際に「奥さんお嫁さん」として振る舞うことを要求されたり、子供は？の問いをだされることもあるでしょう。キャリアウーマンで経済的に独りでやっていける人がいつまで殊勝に我慢できるか、みんなに言ってしまったから…ではなく再検討しないといけないと思いますよ。