結婚式二次会の幹事を頼まれた人が頭を悩ますことのひとつに「どんな余興をして盛り上げるか」と言うことがありますよね。
余興が盛り上がらなければ「今日の二次会はつまらなかったね」、「会費の割にはおもしろくなかったね」などと、“残念幹事”の烙印を押されてしまいます。
せっかく頑張って計画を立てても、残念幹事では悲しいですよね。ゲストに楽しんでもらうためにも、新郎新婦に喜んで貰うためにも、大盛り上がりの楽しい二次会にしましょう。
キーワードは全員参加
どんな余興にしようかと考えるときに、一番大切にするべきキーワードは“全員参加”。
事前に新郎新婦からどういう繋がりの友人を呼んでいるのかを確認してみましょう。
特に「1人で参加している人」、「少人数で参加している人」がいた場合は、その方達への配慮も必要です。
男性で体育会系のノリでいいのか、女性中心なのか、少人数単位での参加なのか、などによって同じゲームでも内容を工夫してみましょう。
同じゲームでも内容によって楽しみ方が変わる?
同じゲームでもやり方を変えればいろんな楽しみ方が出来ます。
(例)ロシアンルーレット
見た目が同じような食べ物の中に1つだけ辛いもの、苦いもの、などを入れておく、通常は罰ゲームに使うようなものです。テレビでもよくありますのでご存知の方も多いかと思います。
1.男性数人にピザを食べてもらいます。
1つだけ「ハバネロソ入りソースのピザ」。
辛くても我慢して平然を装います。(辛くても苦くても我慢出来る位の量を調整しておいてくださいね。)
女性にはどの人が我慢しているのかを当ててもらいます。
実際に辛いピザを食べた男性、辛いピザを食べた人を当てる事ができた女性にそれぞれ景品をプレゼント。
2.食べ物を全員分用意します。中身は下記の様な感じ
例えば、各テーブル6人ずつだとすると、3つは普通のシュークリーム、1つにはカラシ入りのシュークリーム、そして、チョコレート味のシュークリームとイチゴ味のシュークリーム。
チョコレートのシュークリームを食べた人には新郎賞、イチゴ味は新婦賞として景品をプレゼント。辛いものを食べた人には一番豪華なプレゼントを。
食べ物はピザでもシュークリームでも、お寿司でも、お茶でも構いませんが、口から吐き出さないといけない程の味にしてしまうのは二次会の演出としては向いていません。
味の調節も大事なポイントといえるでしょう。
NG余興に気をつけましょう
内輪だけで盛り上がる
会社関係、大学の友人など10数人の友人や幹事、新郎新婦だけにしかわからないような話やネタで自分達だけ盛り上がる。
他の人達は全く面白くありません。
下品なネタで男性だけ大盛り上がり
下ネタを連発したり、下品な話をしたり、たまに酔っぱらってズボンを脱いでしまったりするような下品な二次会をみかけますが、一部の男性は楽しくても女性はドン引き。
二次会と言えども結婚をお祝いする場所ですので、何をしても何を言ってもOKな雰囲気を作らないようにする事が大切です。
打ち合わせをしないで一発勝負
話をする事になれているプロのMCやテレビに出ている方達も必ず打ち合わせを行います。
その場のノリで進行してしまうと、100%グダグダの二次会になると言っても間違いがない位といえるでしょう。
アドリブというのは、何かトラブルがあったり、不慮の事態があったりして「打ち合わせ通りに進行できない場合」にアドリブで対処しるものですので、お間違えのない様に。
ゲームの内容、時間配分、誰に登場してもらう、誰にコメントをもらう、どういう風にグループ分けをする、という所をしっかりと決めておきましょう。
ちょっとした工夫とコツで物すごく楽しくて盛り上がる結婚式の二次会になると思います。
「今日の二次会楽しかったね」とゲストに言ってもらえるような二次会にできたらいいですね。
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※ 2016年3月 時点の情報を元に構成しています
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