引き出物は披露宴に出席してくれたゲストに感謝の気持ちを込めて贈る品物。
ゲストには結婚式の間はもちろん、最後に持って帰っていただく引き出物にも満足してもらいたいですよね。
そこで今回は、アンケートで実際に聞いたゲストがもらって困った引き出物を紹介します。
重い物・割れ物など持ち帰りに困るもの
1番ゲストに嫌がられてしまうのは、やはり持ち帰りが大変になってしまう重い物や割れ物。
どんなにいい品物でも、持ち帰りやすさに対して配慮がないと結婚式の印象も悪くなってしまいますよね。
重くてかさばるものがある場合は、配送サービスを活用するなどして出来るだけゲストに負担をかけないようにしましょう。
体験談:割れ物は持って帰るのに気を使う!
■ティーセットをもらった時は割れ物ですし、重くてかさばるので持ち帰る時にすごく苦労しました。(20代前半女性)
趣味の合わない食器やありふれたキッチン用品
食器類やキッチン用品など毎日使うようなものは、なかなか全員に満足いただくのは難しいようです。
個性が強すぎるものは気に入らない方が多くなってしまうかもしれませんし、逆にシンプルすぎたり、ありふれたものだと不必要かもしれませんよね。
万人に受け入れられるデザインで、いただけると嬉しいアイテムということを念頭に置いて選ぶようにしましょう。
体験談:既に持っているようなものはいらない!
■大体の人が持っているものなので、スプーンとフォークのセットは困りました。(30代前半女性)
新郎新婦の名前や結婚式の日付が入ったグッズ
自分たちにとって結婚式は記念すべき日ですが、ゲストにとっては肉親や余程親しい方でないと2人にちなんだ品物は迷惑になってしまうようです。
2人の名前や日付が入っていると使いづらいと感じる方が多いですし、アイテムによってはデザイン性を損なってしまうことも。
もし名前や日付を入れたいならパッケージだけにするなど、相手が処理しやすいように工夫しましょう。
体験談:名前や日付の入ったものは使いづらい!
■食器やグラスは貰って嬉しいですが、名前や結婚の日付が入っているものは困りました。(30代前半女性)
【番外編】こんなカタログギフトは嫌だ!
カタログギフトは好きな物を選べ、持ち運びにも便利なことから引き出物でも最も人気の品物(みんなのウェディング調べ)ですが、カタログによってはゲストを困らせてしまうことも。
あまり低価格にしすぎてしまうと魅力的な品物がなく、注文をせずにそのままになってしまうというパターンは多いようです。
ゲストに喜んでもらうには、価格だけを見るのではなくきちんと中身を確認してからカタログを選ぶようにしましょう。
体験談:アルバムになっていても使わない!
■カタログギフト自体が注文後もアルバムとして使えるものは、見栄えはいいけど処理に困ると思ったのが正直な感想です。(30代前半女性)
引き出物は結婚式の印象を大きく左右するひとつの要素ですから、手を抜かずにきちんと選びたいですね。
もらって嬉しいものかどうか、ゲストの立場に立ってよく考えて決めましょう。
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※ 2016年3月 時点の情報を元に構成しています
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