バームクーヘン以外もある!引菓子のいろんな意味を紹介

みんなのウェディング編集部
最終更新日 2017.09.07
バームクーヘン以外もある!引菓子のいろんな意味を紹介

結婚式に列席してくれたゲストの方にお土産として用意する引出物。
地域によって贈る品は異なるのですが、記念品と引菓子の2品は必ずといっていいほど用意されるでしょう。

「引菓子って、バームクーヘンのことでしょう?」と言われるほどの印象が根付いているようですが、じつはもっと自由に選択しても良いのです。
今回は、そんなお話。


引菓子とは?

まずは、引菓子の意味について。引出物・引菓子どちらの言葉もですが「引く」という言葉が入っていますよね。

これは平安時代頃、お祝い事に出席してくれた方へのお土産として馬を引き出して持って帰ってもらったことから「引く」=「配る」「贈る」という語源になっているそうです。そして、結婚式だけでなく宴に列席してくれた方へのお土産を総称して「引出物」と言います。

そんな引出物のひとつでもある引菓子の内容については、もとは披露宴に出席してくれた方の家族のために披露宴料理の折詰、果物、赤飯、鯛などをお土産として持ち帰っていたのですが、それがしだいにお菓子として用意されるようになったそうです。

ただ、東北、北陸、甲信越地域では、現在でも果物や赤飯などを添えることが多いようですよ。


伝統的な引菓子

昔は、紅白の上用饅頭や松竹梅など縁起物を模った干菓子(ひがし)を引菓子にすることが一般的でした。
また、皇室の結婚式では、伝統的にボンボニエールと呼ばれる砂糖菓子を入れる器に金平糖を入れて引菓子とすることが習わしになっているそうです。

ちなみに、フランス語でボンは、「良い」という意味、そしてボンボンは、ドラジェのように砂糖でコーティングされたお菓子のほか、キャラメル、グミ、マシュマロ、キャンディ、ガムなどキャンディ状のお菓子の総称です。縁起の良い引菓子になりそうですね。


最近の人気は焼き菓子

ここまで引菓子の歴史を振り返ってみましたが、最近の圧倒的な人気は洋菓子でバウムクーヘンなどの焼き菓子です。

なぜ、バウムクーヘンが定着しているかと言うと、幾重にも重なった焼き目が樹木の年輪のようで、「夫婦が仲良く歳を重ねていけますように…」といった意味を込めて縁起物になっているからです。

しかし、引菓子として本当は何を選んでも良いのです。ただ遠方からお祝いに来てくれる方がいらっしゃることもあるなど、会場までの行き帰りの移動を考慮して選ぶことが重要です。
そうすると、常温で日持ちがして、中身が崩れにくいということが条件になってきますよね。

その結果、焼き菓子が抜擢されるわけです。


気持ちは、幸せのおすそ分けを込めて…

欧米においても、幸せのおすそ分けそとしてウエディングケーキのかけらを持ち帰って「幸せを分かち合う」ということがされています。その影響かもしれませんね、新郎新婦のあまい新婚生活にかけて、スウィートを贈るという考え方。

もちろん、日本においても引菓子のはじまりは、甘い物が貴重とされていた時代に小豆あんを主としたお菓子を引出物に添えて送ったのがはじまりだという説があります。


引菓子を選ぶときのポイントは?

先にも書きましたが、常温で、持ち運んでも形が崩れにくく、日持ちのするもの…。
この3つの条件は和菓子、洋菓子どちらを選んでもクリアしておく条件です。

特に夏場は、保管状況、移動時間など高温になる可能性がありますのでチョコレート系は要注意です。それをふまえて、こんなポイントで選んではいかがでしょうか?

季節感を感じるお菓子

せっかく四季のある日本なのですから、その季節に合ったお菓子を選んでみてはいかがでしょうか?

季節限定商品なら、毎年その季節がおとずれるたびにお二人の結婚式を思い出してもらえるかもしれませんね。なにより、旬の味を楽しめますよね。

話題のスイーツ

話題のスイーツなら、誰もが一度は食べてみたいと思うはず。引菓子は、列席者の家族も楽しみにしていることが多いので、もらった方も、その家族もきっと喜びますよ。

新郎新婦にちなんだ地元の銘菓

地方の銘菓は、旅行に出掛けないとなかなか手に入らないもの。地元でしか買えないお菓子なら、珍しくてきっと家族でも話題になり喜ばれることでしょう。

お二人の結婚式に出席したからこそ味わえるお菓子ということで貴重な体験をしてもらえますね。

ウェディングのテーマに合うもの

結婚式をトータルコーディネートするなら引菓子にもこだわってみましょう。ゲストが家に帰ってからも結婚式の余韻に浸ってもらえることでしょう。

和の結婚式なら迷わず和菓子で!結婚式のカラーで揃えたり、アイテムで揃えたり、お菓子が難しかったらパッケージで表現するものひとつですね。

甘いものが苦手な方には、無理にスイーツを選ばなくてもOK

ゲストに合わせてチョイスするのもOKです。甘いものが苦手な男性でも家族がいれば、家族に喜んでもらえることが多いのですが、独身男性などもらっても食べられないとわかっている場合は、コーヒーやパスタなど代わりになる商品でも良いですね。


引菓子の包装、熨斗(のし)について

引菓子は、一般的に新郎新婦からの御礼の品という意味合いで用意することが多いです。ですので、熨斗には新郎新婦の名前を表記します。

しかし、最近はパッケージにもこだわって可愛いリボンで包んであるものなど、熨斗がつけられない商品も多くみられます。可能であればお二人のネームタグをデザインして付けてみるのも素敵ですよね。

また、熨斗にこだわらずオリジナルのサンキューカードを一緒に付けて、引出物として選んだ品への思いを紹介してみるのもアイディアの一つですよね。贈る方へ気持ちを込めて選べば、きっと感謝の気持ちは伝わりますよ。


  • 引菓子を贈るのは、幸せのおすそ分けを意味しています。新郎新婦が幸せな気持ちで選ぶことが最も大切です。

  • 引菓子を選ぶときの3つの注意点として、「常温で保管できる」、「持ち運んでも形が崩れにくい」。

  • 賞味期限に余裕のあるもの、をおさえておきましょう。

  • 引菓子にも結婚式のオリジナリティを添えて選びましょう。ゲストが家に帰ってから家族で結婚式の余韻に浸るアイテムのひとつになります。

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