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【結婚報告はがきの文例】ナシ婚、挙式未定、年賀状や暑中見舞いと兼ねるときのマナーも紹介

2021.06.08

ふたりが結婚したことをお知らせする「結婚報告はがき」。もらったことがある人も多いのではないでしょうか?

今回は「直接ご報告した人にも必要なの?」「はがきはいつ出すのが正解?」など、結婚報告のはがきにまつわる疑問について解説していきます。

結婚を決めたカップルは、ぜひ参考にしてくださいね。

結婚報告はがきとは?

結婚報告はがきとは、ふたりが結婚したことを仕事関係の人や友人、親戚などに報告するもの。結婚した報告だけでなく、新姓や新しい住所、連絡先のお知らせを一緒にすることができます。このはがきは結婚の報告だけでなく、今後も変わらぬお付き合いをお願いする挨拶も込められているので、特にお世話になった方に出すことで、より丁寧な印象を与えることができます。

結婚報告はがきは必ず出さないといけないものというわけではありませんが、式を挙げなかったり、挙げても身内のみ、という場合は周囲への報告として送るケースが多いようです。

また結婚式に出席していただいたゲストやお祝いを送ってくれた方へ向けたお礼状も、「結婚報告はがき」で兼ねることがあります。

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結婚報告はがきを送るタイミングは?

結婚報告はがきを送るタイミングは、挙式後1ヶ月以内が目安。
遅くとも2ヶ月以内には出すようにしましょう。
また最近では、暑中見舞いや年賀状のご挨拶と、結婚報告を兼ねて送る場合が一般的になりました。挙式と時期が重なる場合は、そのタイミングでも良さそうですね。

また式よりも出産が先になってしまった場合は、出産後に結婚と出産の報告を兼ねてはがきを出すのが一般的のようです。

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結婚報告はがきは誰に送る?

仕事関係、友人、親戚…結婚報告はがきはどこまでの付き合いの人に送れば良いのか悩んでしまいますよね。
誰に送るべきなのかは決まりがないものなので、自分たちが報告したい相手や今後もお世話になる方をリストアップすればOK。
結婚式に参列してくれたゲストや、結婚式が身内のみの少人数だった場合は参列できなかった親戚・友人、また会社の上司や同僚など密に付き合いのある方などに送るのが一般的のようです。

また気をつけたいのは、年配の方への配慮。
年配の方は昔からの習わしで「結婚報告はがきは送るのがマナー」と思っている場合も多いもの。結婚したふたりがはがきを送ることは必要ないと思っていても、ご両親の意向を聞いて相談してから決定するようにしましょう。結果、後々のトラブルを避けることができます。

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結婚式を挙げない場合、コロナ禍で挙式が未定の場合は「入籍報告はがき」でも

結婚式を挙げずに入籍だけを行ったカップルや、コロナ禍でなかなか直接会って結婚を報告できない、状況が落ち着いてから挙式を考えているというカップルは、親族や友人への報告を、「入籍しました」という内容のはがきでお知らせするケースが多いようです。

今はSNSでさらっと一斉に報告することも主流にはなっていますが、結婚は人生の大きな節目ですし、普段お世話になっている方には今後のお付き合いのお願いの意味も込めてなるべく正式な形で挨拶をしておいたほうがベター。
はがきを出すタイミングは、入籍から1~3ヶ月以内を目安に考えておきましょう。

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結婚報告はがきの文例

次に、結婚報告はがきに必要な要素について紹介します。

まずはメインになる写真。結婚式のワンシーンや前撮りの写真が多いですが、特に決まりはないので挙式を挙げていないカップルは普段着の画像でもOK。写真が苦手なら、無理に載せなくても大丈夫です。

あとは「結婚しました」「Just Married」などといったタイトルと、結婚をした旨の内容を記載しましょう。
結婚報告はがきの文面も、結婚式の招待状などと同様、句読点を付けないことがマナーですので気を付けて。
名字が変わる新郎・新婦は名前の後ろには(旧姓〇〇)と忘れずにつけましょう。

はがきの内容は、以下の文例を参考に作成してみてください。

結婚報告はがきの文例

文例1

私たちは昨年の○月○日に結婚し 新たな道を歩み始めました
未熟なふたりではありますが お互いに助け合い
温かい家庭を築いていきたいと思っております
今後ともどうぞよろしくお願いいたします
お近くにお出かけの節は お立ち寄りください

文例2

このたび私たちは○月○日に結婚し 下記にて新生活を始めました
ふたりで力を合わせ 楽しい家庭を築いていきたいと思っています
これからも どうぞよろしくお願いいたします

印刷された文章のほかに、手書きのメッセージがひと言あると心がこもっていますし、受け取った方もうれしいもの。関係性や結婚式への参加の有無に応じて以下のようなひと言を書き添えるのがおすすめです。

■先月は私たちの結婚式にご出席いただき 誠にありがとうございました
おかげさまで ふたりで良い新年を迎えることができました

■結婚式では温かいご祝辞を賜り、誠にありがとうございました
今後ともご指導のほど よろしくお願いいたします

■結婚式では過分なお心遣いを賜り あらためてお礼を申し上げます

■先日はお忙しいところ結婚式にご参列いただき 本当にありがとうございました!

■結婚祝いでいただいた〇〇 新居で使っています ありがとう!

■これからはお互い家族ぐるみでお付き合いできるとうれしいです

■ぜひ新居に遊びにいらしてくださいね

年賀状と兼ねる場合の文例

長い間、年賀状だけのやりとりが続いているような友人には、年賀状と結婚報告を兼ねてしまってもOK。

普段なかなか交流がないけれど報告はしておきたい、という友人にも、年賀状で報告するにはちょうどいいタイミングですね。
特に年末に挙式をしたカップルは、「年賀状」と「結婚報告」を兼ねる場合が多いようですが、本来この2つのはがきは別々に出すのが正式なご挨拶です。
この二つを兼ねてもよいかどうかは、相手との関係性によって判断したほうが良さそうです。

年始の挨拶と結婚報告を兼ねたはがきの内容は、以下の文例を参考に作成してみてください。

年賀状での結婚報告の文例 文例

あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました
私たちは昨年●月●日に結婚式を挙げ
新しい人生の第一歩を踏み出しました
まだまだ未熟なふたりですが
今後ともどうぞよろしくお願いいたします

暑中見舞いや残暑見舞いと兼ねる場合の文例

年賀状に限らず、入籍や挙式が夏であれば「暑中見舞い」「残暑見舞い」と結婚報告を兼ねることもできます。

暑中見舞いは「小暑(7月7日頃)」~「立秋の前日(8月7日頃)」、残暑見舞いは「立秋(8月8日頃)」~「8月末」までに届くように送るのが一般的。

結婚式を挙げた時期が5月~6月だったら「暑中見舞い」、6~7月中旬なら残暑見舞い、と覚えておきましょう。

「暑中見舞い」「残暑見舞い」に結婚報告を織り込む場合は、季節の挨拶から始め結婚した報告、今後のお付き合いに触れ、最後に相手の健康を気遣う言葉でまとめるのがいいでしょう。

暑中見舞い・残暑見舞いと結婚報告を兼ねたはがきの内容は、以下の文例を参考に作成してみてください。

暑中見舞い・残暑見舞いはがきでの結婚報告の文例

暑中見舞いの文例

暑中お見舞い申し上げます
厳しい暑さが続いておりますが いかがお過ごしでしょうか
私たちはこのたび 結婚いたしました
これからはふたり力を合わせ幸せな家庭を築いていきたいと思っております
今後もご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます
厳しい暑さが続きますが 体調にはくれぐれもお気をつけくださいませ

※残暑見舞いの場合は、冒頭の挨拶の言葉を「残暑お見舞い申し上げます」に代えます

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身内に不幸があった場合はいつ出す?

基本的に、喪中は結婚式などのお祝い事を避けるべきとされています。身内に不幸があった場合、結婚報告はがきは、仏教の忌明けである四十九日を過ぎ、落ち着いた時期に出すのがいいでしょう。

また、年末に不幸があった場合は12月中旬までに喪中はがきを、その後立春(1月8日~2月4日)の間に、寒中見舞いと兼ねた結婚報告はがきを送ることも。 いずれも報告の時期は家族と話し合って決めましょう。


近年、はがきでのやり取りは減り、結婚報告もSNSやメールでお知らせすることが当たり前になりつつあります。
ですが、こんな時代だからこそ「はがきを送る」というひと手間をとることで、相手にあなたの気持ちがより伝わりますし、結婚報告はがきを作ることはふたりの記念にもなります。

結婚報告はがきは考えていなかった、というカップルもぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

※ 2021年6月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー