結婚式のお呼ばれスタイルは時間帯によってマナーが変わります。
そこで、今回は夜の結婚式でのドレスコード、ドレス、アクセサリー、バッグ(鞄)や靴など、女性ゲスト向けの服装マナーをご紹介します。
1.ドレスコード
「夜」の時間帯の結婚式には、女性は次のドレスを着ることがマナーとされています。
イブニングドレス(正礼装):胸元、背中、肩が大きく開いているノースリーブのものです。
丈は床すれすれのフロアー丈か足首が隠れるぐらいのロング丈です。 ワンピースが正式です。
カクテルドレス(略礼装):ノースリーブあるいは半袖で、丈はロングからノーマルまであり、基本はワンピースですが、アンサンブルやツーピースでも大丈夫です。
結婚式をはじめ夜に催されるパーティーなどでは、胸元や肩の肌を出すのがフォーマルな装いとされています。
◆色
ドレスの色も、赤、青、紫などはっきりとした色がおすすめです。
黒なら光沢のある素材にします。 結婚式では白はやはり花嫁の色なのでNGカラーとなっているので気をつけましょう。
◆素材
素材は、ラメ、サテンなどの光沢のあるものや、シルク、レース、ベルベット、モアレ、タフタなどの高級感のあるものを選びます。
高級感ということでは、手の込んだ織り柄のある生地のドレスはOK。
一方、イブニングドレスに関してはプリント柄の生地はさけたほうがよいようです。
体験談
「ノースリーブワンピースは昼夜両方で着用できる」
■昼夜双方の結婚式につかえるように、ということで紺色サテンのノースリーブワンピース(ひざ丈)にしました。(20代後半女性)体験談
「ストーンつかいのドレスできらびやかに」
■ストーンをあしらっているものなどなるべく夜になってもきらびやかに見えるものを選んでいます。(20代後半女性)
2.アクセサリー等、小物類
夜の結婚式では華やかなドレスにあわせるようにアクセサリーもキラキラとしたものを選びます。
◆アクセサリー
アクセサリーはパールやエメラルド・ダイヤなどの宝石や、ラインストーンやクリスタル、ゴールドなど、照明にキラキラと映えるものを選びましょう。
なかでもパールは昼も夜もつかえる万能なアクセサリーです。
昼間から夜にかけての結婚式・披露宴に出席する場合は、とても重宝しますよ。
なお、宝石はイミテーションでも大丈夫です。
アクセサリーなど大きめのものを使いますが、あくまでも上品に。
◆手袋
手袋はドレスの袖丈に合わせて選びます。ドレスがノースリーブなら肘までのロング丈をつけましょう。
◆ストッキング
ラメなど光沢のあるものにするとフォーマルです。
体験談
「夜には光り物のアクセサリー」
■アクセサリーは昼の披露宴等はパールやシンプルな物とコサージュで夜や二次会のパーティーには光り物のアクセサリー等。(20代後半女性)体験談
「夜にはダイヤモンドなど光り物をつかう」
■夜だったりカジュアルなウェディングのときは、ダイヤモンドなど光りものの宝石を合わせるときがある。(20代後半女性)
3.バッグ(鞄)や靴
夜の結婚式でのバッグや靴はどのようなタイプを用意すればよいのでしょうか?
◆靴
スタイル
足元はヒールが付いているパンプスがおすすめです。
サンダルやミュール、オープントウの靴はカジュアルな結婚式では許容とされることが多くなってきましたが、フォーマル度が高い場合はやはりNGです。
素材
サテンや金・銀などの光る素材のものがおすすめです。
ドレスと共布の靴は、よりフォーマル度があがります。スエード、カーフなどの革、エナメルも大丈夫です。華やかに装いましょう。
▼押さえておきたい!結婚式のお呼ばれ靴マナー
◆バッグ
小ぶりで装飾的なデザインがおすすめです。ラメ、サテン、ビーズなどの光沢のある素材はキラキラと輝いて素敵です。
なお、革素材のなかでも、ハ虫類柄は、たとえ型押しやフェイクであっても殺生をイメージされるためNGです。
体験談
「夜には光り物のアクセサリー」
■夜のパーティーならキラキラのパンプスを履くことにしています。それだけで華やかになるのでおすすめです。(30代前半女性)体験談
「夜はアイメイクもしっかりとする」
■普段は薄化粧ですが、結婚式の際はアイメイクはそれなりにします。そうしないとドレス負けするので。夜の式ならラメをいれてもいいと思います。(30代前半女性)
夜のパーティーには夜のマナーがあります。マナーを守って素敵な式に花を添えてあげてくださいね。
※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています
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