ふたりの結婚を写真で形に残すフォトディング。
動画ではなく写真で残すからこそ、大切になってくるのはポーズのバリエーションです。「仕上がってみたら、似たようなポーズばかりになってしまった」となってしまっては、せっかくの写真もなんだか味気ないですよね。
そこで今回は、洋装・和装の定番ポーズから指輪を使ったショット、面白いポーズまで、アイデアがたくさん詰まった人気のポーズをたっぷりとご紹介します!
また、撮影をスムーズに、ふたりの希望を叶えるための撮影指示書の作り方と、イメージを伝えるためのポイントも一緒に解説していきますね。
フォトウェディングでのおすすめ・人気のポーズ
フォトウェディングの後悔で多いのが「同じようなポーズばかりになってしまった」という声。大切な記念にふたりのさまざまな表情を残すためにも、ポーズのバリエーションは多いほうが良いですよね◎
さっそく、フォトウェディングのおすすめのポーズを実際の写真とともに見ていきましょう。
フォトウェディングのポーズ【定番ショット】
まずは、この構図見たことある!という人も多い定番ショットから。
見つめあって笑顔ショット
緊張して笑顔がぎこちなくなってしまうというふたりにおすすめなのは、見つめ合いショット。お互い見つめ合うことでちょっと照れてしまうかもしれませんが、そんな照れ笑いもとても素敵な一枚に。一緒に歳を重ねて見返した時に、初々しさを思い出すような写真になるかもしれません。
階段ショット
ドレスのバックスタイルを美しく見せたい人におすすめなのは階段ショット。
高低差を利用することで脚を長く、華やかなロングトレーンをダイナミックに写すことができます。
抱っこショット
新郎が新婦の膝を抱えて抱っこする抱っこショットは、映画のワンシーンのような、ドラマティックな写真を撮りたいふたりにぴったり!
天気が悪くても何もない場所でも、まるでふたりのために用意された舞台のように、ムード良く仕上がるのがこのポーズのいいところ。ロケーションフォトにもおすすめです。
バックハグ
パートナーを後ろからぎゅっとハグするバックハグショットも、ロマンティックなムード満点!
ハグされた側が後ろを振り向いて目を合わせてみたり、ちょっとうつむいてみたりと、ふたりの表情や顔の向きもアレンジしてみて。
なびかせショット
ベールやドレスのスカートをなびかせた、なびかせショットも人気のポーズのひとつ!なびかせショットの裏側も、注目されていましたよね。
何気ないポーズでも、動きを感じられるとぐっとドラマティックに。
カメラマンさん以外のスタッフさんの協力が必要なので、事前に撮影したい旨を伝えておきましょう。
ベールインショット
こちらも人気のベールインショット。その名のとおり、新婦のベールの中にふたりで入って撮影します。ベールの絶妙な透け感とふたりの距離の近さが、見ているこちらまでドキドキしてしまいますね。
ふたりのシルエットがベールに反射した光に包まれて、他にはない甘く幻想的な1枚が完成します。
寝転びショット
立ちポーズの合間に入れたいのは、ふたりがごろんと寝転んだ寝転びショット。ふたりが互い違いに顔を合わせるポーズは、寝転んでいるからこそできるポーズです。
ドレスのディティールもはっきりと写るので、お気に入りのドレスをしっかりと残しておきたい花嫁さんにもおすすめ。
お座りショット
ふんわりとしたスカートが、おとぎ話のプリンセスを思わせるお座りショット。真正面から、斜め上から、真上からなど、角度にメリハリをつけることでおしゃれな写真に仕上がります。ドレスがきれいに見える角度を探してみてくださいね。
プロポーズ風ショット
花嫁の憧れを叶えてくれるプロポーズショット。
あえて新郎の顔を隠して、後ろ手にもった指輪の箱に焦点を合わせているのがポイント。
実際にプロポーズを再現すれば、フォトウェディングの素敵な思い出になります。ひざつき箱パカショットも人気の一枚。ぜひ写真に収めみて。
シルエットショット
あえて逆光で撮影したシルエットショット。
建物内なら窓際で、屋外なら夕暮れ時を狙うことで、ふたりの愛のはじまりを予感させてくれるような、ロマンティックな写真に仕上がります。
フォトウェディングを撮るにも、いろんなポーズ、アイテム、構図がありますよね。
エニマリでは、事前の打ち合わせやプロのカメラマンがその場で最適なポージングを指示してくれるので、おふたりのイメージする素敵な写真が出来上がります。
また、エニマリには衣装をはじめブーケや小物など、フォトウェディングに最適なアイテムが揃っています!オリジナルのアイテムを持込もOK!
ふたりの雰囲気にあったフォトウェディングをするならエニマリサービスがおすすめです。
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フォトウェディングのポーズ【和装ショット】
次は和装だからこそ撮りたい!人気のポーズをご紹介します。
「よろしくお願いします」ポーズ
和装で必ず撮っておきたいのは、ふたりが座って手をついた「よろしくお願いします」ポーズ。おめでたいムードたっぷりで、年賀状や結婚報告はがきにも使えます。こちらは屋外ですが、より和装が映える屏風や襖絵の前で撮る写真も素敵です。
番傘を用いたポーズ
和装ならではの小物、番傘を使ったポーズも、取り入れるだけでぐっと和の雰囲気が深まります。1本の傘をふたりで持って相合傘もおすすめ。
ふたりが接近するポーズが恥ずかしい!という人は、番傘を間に挟むことで、恥ずかしさも少しまぎれるかもしれません。
折り鶴シャワーポーズ
カラフルな折り鶴シャワーを使った写真もとってもフォトジェニック!きれいな写真を撮るにはふたりでタイミングを合わせて散らすのがポイント。たっぷりの折り鶴を作ったら、お家で練習してみて。
ひざまくらのポーズ
ふたりの時間をのぞき見しているような、ほっこりする写真が撮れるひざまくらポーズ。和装&和室だからこその、温かみのある1枚が完成します。
フォトウェディングのポーズ【指輪ショット】
次は、指輪を使った指輪ショット。なかなか撮影する機会がないふたりの大切な指輪は、購入した時のときめきが消えないうちに写真に収めておきましょう。
ブーケをバックにした指輪ショット
ブーケの上でふたりがそっと手を重ねる指輪ショットは、インスタグラムでもよく見る定番ショット。手と指輪をきれいに見せてくれるのはもちろん、こだわりのブーケの可愛さも引き立ちます。
指きりの指輪ショット
お気に入りの結婚指輪のディティールまでしっかり残せる指きりショット。指を曲げるので、手をアップで撮影するのに自信がない人にもおすすめです。
約束を意味する指きりポーズだから、ふたりだけの誓いの儀式として取り入れてみるのはいかがでしょうか?
プロポーズ風指輪ショット
新郎が新婦の指に指輪をはめるシーンを切り取った、幸せいっぱいの指輪ショット。新婦の手を優しく包み込む新郎の手や、祝福されているかのような光の使い方もまねしたいポイントです。
箱入り指輪ショット
箱やブランド名もしっかりと収めたい!というふたりなら、ふたりの手のひらで箱を包み込む婚約指輪ショットがぴったり。箱をバックにすることで、指輪の輝きも引き立ちます。撮影する時はブランド名が見えるように、角度にも注意して。
フォトウェディングのポーズ【小道具ショット】
ふたりらしい雰囲気を出すなら小道具を使うのがおすすめ。小道具を上手に使って、今っぽくておしゃれな写真を撮影しましょう。
ブーケで顔隠しショット
あえてブーケで顔を隠すことで、ブーケの奥のふたりの表情を想像させて、ロマンティックな雰囲気を演出してくれるブーケで顔隠しショット。
ブーケで隠すだけでおしゃれな写真になるから、キスやおでこコツンが恥ずかしい!というふたりは取り入れてみてはいかが?
アイテムの中での寝転びショット
寝転びショットでは、床を背景代わりにデコレーションしてみて。好きな位置に好きなものをポンと置くだけと、壁に比べてデコレーションしやすいのも魅力です!お花やアンティークの小物を並べてラスティックに。ガーランドライトや星のオブジェを並べてロマンティックになど、アイデア次第でふたりの世界観を演出できます。
キラキラコンフェッティショット
カラフルなコンフェッティが煌めくコンフェッティショット。こちらはポンプ式ですが、ふたりで手で散らしたり、手のひらに置いたコンフェッティを口で吹いて散らした写真も可愛くておすすめです。
会場や業者さんによってはコンフェッティが不可な場合もあるので、事前に確認してくださいね。
インパクト大のバルーンショット
ポップな写真が撮れるバルーンショット。インパクトのある写真にするために、大きめのバルーンを選ぶのがおすすめ!小さなバルーンなら複数個用意すれば写真映えもGOOD◎
永遠がテーマのリースショット
ふたりが永遠に幸せでありますようにと願いを込めたリースショットは、ウェディングシーンでも人気のリースをフレーム代わりに撮影します。フラフープをベースに造花でデコレーションすれば、ふたりだけのオリジナルリースが完成します。
フォトウェディングのポーズ【面白いアイデアショット】
最後は、SNS映えも抜群なアイデア満載のショットをご紹介します。
フォトインフォト
スマホの画面に写ったふたりを写真に収めるフォトインフォト。あえてふたりを直接写さずにスマホ越しに写すことで、普段の仲良しな雰囲気が伝わってきますね。
遠近法ショット
@【福岡結婚式場】アルカーサル・アヴィオさんのインスタグラム
遠近法を利用して、ふたりがミニチュアになったような写真を撮る遠近法ショット。イニシャルオブジェを利用する以外にも、新郎の手のひらにのったり、ぬいぐるみと一緒に並んだりと、アイデア次第でいろいろな楽しみ方ができるのも魅力です。
ガラスの靴ショット
シンデレラのワンシーンを切り取ったガラスの靴ショット。有名なシーン意外でも、マニアックなシーンを切り取って真似してみるのも面白そう。ふたりの演技力が試されるショットです。
MVまねっこショット
ポーズで困ったら、ミュージックビデオを参考にしてみるのはいかがでしょうか? こちらはミュージックビデオのワンシーンをまねしたというカフェショット。ウェディングフォトらしさをなくすことで、オリジナリティあふれる写真が完成します。
事前に指示書でイメージをすり合わせておくと◎
フォトウェディングで撮影したいおすすめのポーズをご紹介しました。撮りたいポーズは見つかりましたか?
お気に入りの写真は印刷して、打ち合わせの際にカメラマンさんやスタッフさんと共有しましょう。また、ふたりが撮りたいイメージをスムーズに伝えるためには、撮影指示書を作成するのがおすすめです。
撮影指示書とは?
撮影指示書とは、ポージングやアングル、シチュエーションなどの要望をまとめた書類のこと。花嫁さんの「こんな写真を撮りたい」という漠然とした希望を、イメージに近い写真やメモを使って、カメラマンさんやスタッフさんに伝えることが目的です。
トレンドに敏感なおしゃれ花嫁さんの間では、もはや定番になりつつある撮影指示書。 そのメリットはどんなところにあるのでしょうか?
撮影指示書を作るメリット
撮影指示書を作る一番のメリットは、ふたりの理想とするフォトウェディングのイメージが伝わりやすいこと。また、撮りたいシュチュエーションや構図を載せておくことで撮影場所やプランもスムーズに決まり、効率よく撮影ができます。
指示書にしてみんなで共有することで撮り忘れを防ぐこともできて、撮影終了後に「あれ撮りたかった!」という後悔もなくなります。
ただ、便利に思える撮影指示書にも、事前に知っておきたい注意点があります。どんなことに注意したらいいのでしょうか?
撮影指示書の注意点
撮影指示書はふたりが思い描くイメージを伝えるのにとても便利ですが、ふたりの撮りたい写真がすべて実現できるわけではありません。
専用の機材が必要だったり、場所や技術面で無理ということももちろんあります。
そのため、撮影指示書は撮影当日にいきなり持っていくのではなく、業者さんを決める際に持参しましょう。
契約前に、撮りたい写真が撮れるのかを相談しておくと安心です。
撮影指示書の作り方
撮影指示書を有効に使ってもらうには、わかりやすく相手に伝わる撮影指示書を作ることが大切です!
まずは基本的な作り方から。
- インスタグラムやピンタレストなどのSNSでまねしたい写真を保存しておく
- スクラップブックを用意する
- 写真をプリントアウトしてノートの貼る
- 希望をメモとして追記する
もちろん、PCが得意なふたりは、エクセルなどを使ってまとめてもOK。
さらにカメラマンに伝わる撮影指示書になるように、先輩花嫁さんたちのこんなアイデアを参考にしてみましょう。
言葉でも撮りたいイメージを伝える
その写真のどんなところが気に入ったのか、どんな雰囲気にしたいのか、そして好きなところや、真似したいということを言葉にしましょう。メモにいれるのはもちろん、同じシュチュエーションでも理想に近い写真を複数添付して、イメージが伝わりやすくする工夫が必要です。
撮りたい写真に優先順位をつける
イメージが伝わるようにたくさんの写真を載せるのはいいですが、実際に撮影できる枚数は限られてしまいます。
絶対に撮りたい写真は優先順位をつけておくことで、時間がないときやカット数が少ない時に、優先的に撮ってほしいものがすぐにわかります。
ふたりの自己紹介を載せておく
フォトウェディングの事前打ち合わせは1回のみというところが多いです。
1回の打ち合わせで効率よくふたりのイメージを伝えるためにも、ふたりの性格やなれそめなどを、別ページに載せておきましょう。カメラマンさんとの親睦を深まれば、当日もスムーズに意思疎通ができますよ。
フォトウェディングはふたりらしい瞬間を残して
フォトウェディングで人気・おすすめのポーズを、ムードやジャンル別にご紹介しました!
フォトウェディングを撮るにも、いろんなアイテムやポーズがありますよね。
エニマリでは、プロのカメラマンがその場で最適なポージングを指示してくれるので、自分たちで考えずとも素敵な写真が出来上がります。
また、エニマリには衣装をはじめブーケや小物など、フォトウェディングに最適なアイテムが揃っています!オリジナルのアイテムを持込もOK!
ふたりの雰囲気にあったフォトウェディングをするならエニマリサービスがおすすめです。
>エニマリのフォトウェディングについてもっと知る
お気に入りのポーズを見つけたら保存するのを忘れずに。
花嫁さまたちのアイデアにふたりらしさをプラスして、素敵なフォトウェディングでふたりらしい瞬間を残しましょう!
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※ 2021年12月 時点の情報を元に構成しています
「前撮り・後撮り」 の ハウツー・ノウハウ に含まれています