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婚約指輪と結婚指輪の兼用について<体験談あり>

2019.12.18

エンゲージリングとマリッジリングは、どちらもデザインと目的に違いがあり、予算やさまざまな理由から、「両方購入すべき?」と悩んでいるカップルは少なくないようです。

そこで今回は、婚約指輪と結婚指輪の兼用についてをご紹介します。

ブライダルリングを1つだけにした先輩カップルたちからの意見を聞いてみましょう。

1.記念指輪の兼用

結婚指輪と婚約指輪は両方買うもの?

婚約指輪と結婚指輪は結婚を記念する指輪として、どちらも必須のものとされてきましたが、現在はさまざまなパターンがみられるようです。

なかでも「一つの指輪」で婚約指輪と結婚指輪の両方を兼ねる使い方をするケースもみられます。 その理由には、

・予算の関係から
・職場や業務の関係から
・自分の好みから

が考えられるようです。

予算の関係から

結婚式準備にも、新生活への準備にも、多額の費用がかかります。
特に、日本の習慣として、一般的に婚約指輪は高額なものとなっています。

当初は、結婚準備として婚約指輪を予定していたものの、準備が進むにつれ現実的になるカップルが増えるようです。

また、婚約指輪は「婚約」中につけるものなので、

・結婚までの短い期間のために高額のアクセサリーを身に付けるのはもったいない

・結婚後は身に付ける機会も少ない

などから、婚約指輪と結婚指輪とを兼ねたものを購入するカップルがいるようです。

職場や業務の関係から

せっかく購入した記念の指輪でも、職場や業務によっては、指輪を付けること自体がNGであるケースがあります。

業務の前後で「つけたり・はずしたり」する動作が頻回あれば、指輪をなくす可能性が高くなりますし、普段遣いできないのであれば、コストパフォーマンス的にも、わざわざ高価な指輪を購入する必要はない、と考えるのは不思議ではありません。

ただし、特に女性は結婚後、冠婚葬祭や子どもの入学・卒業式などで指輪を身に付けるシチュエーションがあるようです。

あらゆる用途を兼ねる記念指輪を一つ持っておくと便利なのかもしれません。

自分の好みから

もともとジュエリーにあまり興味がない女性にとっては、記念となるブライダルリングであっても、それほどこだわりがないようです。

実際に婚約指輪は日常遣いには向いていないデザインが多く、活用するチャンスが少ないため、わざわざ購入することに必要性を感じないのでしょう。

一方、婚約指輪こそ結婚の記念!と、こだわりを持って選びたい人もいます。
むしろ、結婚指輪はシンプルなペアリングで代用が利くと考えれば、別に結婚を機に購入する必要はないのかもしれません。

好みによって、結婚の記念指輪は一つあればよい、と考えるのは自然なことかもしれませんね。


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2.兼用する場合のポイントとは?

さて、兼用できるブライダルの記念指輪を選ぶ場合のポイントにはどのようなことがあるのでしょうか?

先輩カップルたちの意見をご紹介しましょう。

弔事の際の指輪はどうする?

兼用の指輪を購入する場合は、エタニティーリングなど華やかながら日常シーンでも活用できるデザインの指輪を選ぶパターンがあるようです。

一方、弔事では「光り物NG」。 キラキラしたエタニティーリングをそのままつけるわけにはいきません。

特に親戚の弔事の場合は、結婚指輪を付ける必要性を感じることがあるようです。

はじめから弔事の場面を想定した兼用指輪を購入にする、あるいは弔事の際はファッションリングで代用すると割り切るなど、対応を考えてみましょう。

体験談
エタニティーリングは弔事には不向き?
■兼用はありだと思いますが、ダイヤのエタニティー、ハーフエタニティーは弔辞の時には付けられないのでは?
結婚指輪なのに外さなくてはならないシーンがあると残念ではないかなぁ。(30代前半女性)

体験談
オーダーでつくったので冠婚葬祭でOK
■私は兼用タイプです。エンゲージにあまり興味が無かったのもありますが(笑)
プラチナで、半分をハーフエタニティーにして、もう半分をセンターラインに一粒メレダイヤを入れました。
2WAYのデザインでとても気に入ってます。この先の冠婚葬祭に出席する事を考えても、適応出来るようにオーダーしました。(30代前半女性)

体験談
真珠の指輪は弔事でもOK
■例えば、真珠の指輪などですと、弔事の際にも使えますね。誕生石の指輪というのも素敵です。エンゲージリングとして探すと高額なものが多いですが、その他のタイプで探せば、お手頃な値段で、出番も多い指輪があるかもしれません。(30代前半女性))

体験談
エタニティーならば、弔事でははずせばよいだけ
■エタニティーリングの弔事の時、さすがにこの選択では外すか変えるかが必要です。ただ、人生で、弔事の時というのはごく一時ですよね。もしその際の為に色々と考えるのであればもったいないです。
その一瞬指輪を変えたり外したりする事があっても、相当大きな真珠や変わった装飾をしていなければ、誰も目もくれませんし、自分が納得するかどうかです。(30代前半女性)

指輪交換の際はどうする?

婚約指輪と結婚指輪を兼ねる記念指輪は、主に女性対応といえるでしょう。

挙式の際に行なわれる指輪交換では、新郎新婦がそれぞれの指に指輪を付け合うため、男性用にも指輪が必要です。

女性用はキラキラしている一方で男性用はシンプルな指輪だと、指輪交換シーンに釣り合いがとれないのでは?と気になるかもしれません。

けれども、指輪交換は参列者からすこし離れた場所で行なわれますし、それほど目立つこともなく、本人たちが気にしなければ全く問題はありません。

もし、気になるのであれば、すでにペアリングがある場合はそれを代用してもよいですし、お手頃価格のファッションリングを購入する方法がありますね。

体験談
指輪交換には普段使い用のペアリングで代用した
■結婚当時、エンゲージ、マリッジ兼用のエタニティーリングを購入しました。結婚するとなって現実的に考え始めた時、金額的なことも考慮して、一つだけお気に入りのリングを頂きたいと考えました。
普段着けする結婚指輪は、お付き合いしている時に頂いたペアリングをしています。お式の指輪の交換でもそちらを使用しました。披露パーティーでは、それを結婚指輪として左薬指に着け、右薬指にエタニティーをしました。(30代前半女性)

体験談
参列者からは距離があるので、おそろい指輪ではなくても大丈夫
■私はエンゲージを頂かなかったので、マリッジをちょっとお高いスクエアカットのダイヤにミル打ちの物にしました。彼と完全なお揃いではありませんが、それを式の時に交換しましたよ。
指輪の交換って、参列者からは距離があるので、どんな指輪を交換してもバレないというか見えないから、あまり気にしなくて大丈夫だと思います。(30代前半女性)

やっぱり婚約指輪は欲しかった?!

兼用の記念指輪であれば、一つの指輪でありながら、大事にしまいすぎることがなく、キラキラした指輪を普段遣いできるでしょう。

また、様々なライフシーンでも、本人たちが納得していれば、兼用指輪は全く問題がありません。 けれども、納得して兼用指輪を選んだカップルであっても、時が経つにつれて、

・やっぱり婚約指輪が欲しかった(女性側)

・やっぱり婚約指輪を贈りたかった(男性側)

というケースがあるようです。

「あのとき我慢してしまった!」という思いが、のちのちの結婚生活に影響しないようにすることが大切です。

特に、費用面だけで兼用指輪にしようと考えている場合は、お手頃価格で婚約指輪と結婚指輪のセットを購入できる可能性もあるので、いろいろと情報収集をしたうえで、慎重に決めましょう。

今は特に欲しいとは思わないけれど…というカップルでも、スイート10で記念指輪を夫から贈ってもらうなど、ふたりが納得する方法で記念指輪を選ぶように、しっかり本音で話し合っておくとよいかもしれませんね。

体験談
お手頃価格の婚約指輪と結婚指輪のセットもあり!
■私はアクセサリーに興味がなく、普段もつけないし、彼も収入的に負担がかかると思っていたので、結婚式で指輪交換あるし、結婚指輪だけでいいと思っていました。
でも、ふたりで雑誌を見ていたら、婚約指輪と結婚指輪がセットになっているのがあって、ペアでつけても違和感ないし、すごくキラキラしてるし値段も普通よりグッと安いし(20万くらいでした)ふたりでそのお店で買う事にしました。(30代前半女性)

体験談
婚約指輪は今しか買えない!
■最初婚約指輪は必要ないと思い、自分から彼に「婚約指輪なんて結婚したら使わないし勿体ないからいらない!」なんて何度も宣言したくせに、友達の結婚式で既婚の友人が婚約指輪をして出席しているのを見たり、電車の中でなさってる方を見掛けたりしているうちに、
「婚約指輪は今しか買えない…!」と思い直し、彼に買ってくださいとお願いしました…!勝手ですが(汗)(20代後半女性)

体験談
スイート10で奮発してもらう
■婚約指輪が欲しいと思っているのだったらお伝えしてみてはどうでしょうか?
きっと、私みたいに結婚指輪を探す段階で「やっぱり婚約指輪がほしかった…」と後悔するに違いありません。
私は今更になってしまったので「スイート10は奮発してよ」と言っています(笑)(30代後半女性)

みんなのウェディング相談デスク

※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー