おふたりは、会場を見学していた際に「人生の中で自分の大切な人が集まる場は、生まれた時、結婚式、亡くなった時の3回しかないんですよ」とプランナーさんに教えてもらったそう。大好きなゲストの方に思っていることを伝えられる場は結婚式しかないと感じたおふたりは、感謝の気持ちを体現したり、言葉にしたりとこだわって結婚式を迎えたそうです。
開催時期 | 2022年11月 | ||
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総額 | 301万円〜400万円 | ||
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会場は、おふたりの思い出の地である鎌倉のエリアで探されていたそう。そして、大好きなゲストの方に囲まれて結婚式をおこないたいと思っていたおふたりは、呼びたいゲストの方が全員入ることのできる会場を探されていました。
おふたりの式は、萬屋本店の挙式のカタチである祝言スタイルで。
祝言は、ご両親との3人だけの空間で言葉を交わす挨拶の儀から始まります。「数分前まで和やかに両親と話していましたが、あいさつの儀はとても厳かに始まりました」とさやかさん。今までのことを振り返り、改めてご両親に対して思っていることをお話しされたそう。本音で語らい、想いと涙が溢れた時間になりました。
祝言という式を知らないゲストの方も多くいるなかで、司会者さんから儀式の意味などの説明がありました。厳かに始まった式でしたが、ご友人も心を動かされ涙を流す様子もあり、温かな雰囲気だったそう。「参礼の儀では、ゲストの方へ感謝の言葉をたくさん伝えることができました」とさやかさん。
両家のご家族ごとに鏡開きをされました。さささんご家族は勢いの余り、びしょ濡れになってしまったそう。見たことのない新鮮な演出にゲストのみなさまにも楽しんでもらえたようです。
さやかさんは、「一緒にごはんを食べれば仲良くなれるよ」とお母さまからの教えを大切にされていたそう。おふたりの生活のなかでも食事を重んじているように、結婚式でも料理を重視し、ゲストのみなさまに幸せな気持ちになってほしいと思っていました。また、お箸でも食べることができるようなお料理は、みなさまにも馴染みやすくお祖母さまも喜んで召し上がってくださったそう。
中座では、さささんはおふたりの妹さまと一緒に、さやかさんはお兄さまとお祖母さまと一緒におこなわれました。「兄妹で一緒に何かをする機会もなかなかないので良かった」とさささんがおっしゃっていたそう。
少し前にさやかさんのお祖父さまが他界され、元気のなかったさやかさんのお祖母さま。家族みんながついているということを伝え、元気づけたいという想いからお祖母さまと一緒に中座をされたさやかさん。とても素敵な笑顔を見せてくださったお祖母さまは、「素敵な結婚式すぎるから、親戚みんなここで結婚式をしなさい!」とおっしゃっていたほど楽しく過ごされていたようです。
挙式では、ご両親と3人で歩いたさやかさん。お母さまからの提案で、ウェディングドレスを身にまといお父さまとふたりで入場されたさやかさん。サプライズでおこなわれた入場にまんざらでもなさそうなお父さまだったそう。
結びにお手紙を読むために両家のご両親をお呼びしたタイミングで、すでに涙が止まらなくなってしまったというさやかさんのお母さま。そして、お手紙を読んでいる際にはゲストの方も涙を流されているのを見て、おふたりはびっくりされたそう。
おふたりは、ゲストの方へ用意するアイテムは自宅でも使えるものが良いとこだわられたそう。席次となるコースターは手作りでゲストの方のお名前を入れました。また、「花よりだんごの両親には、おいしいお米の体重米にしました」とのこと。
同じ専門学校に通っており、仲の良い友だちから、交際がスタート。とにかく食べることが好きで旅行に行くと1泊2日で約14食するほどです。行きたい場所や笑いのツボ、好きなものなどさまざまな感性が合うため、大きなケンカもなく5年半付き合い、結婚。周りからは熟年夫婦みたいな空気感といわれます。
20代 神奈川県 & 20代 神奈川県
個性的、マイペース、慎重・優柔不断、ひとを楽しませるのが好き
アウトドア、旅行・お出かけ、グルメ・料理、ペット・動物、お笑い、お酒
おふたりの結婚式では、ゲストの方も笑いあり涙ありの一日だったようで、素敵なゲストの方にたくさん愛されているおふたりなんだと感じることができました。おふたりからの気持ちを言葉にしてお伝えできたからこそ、ゲストのみなさまの心も動いた一日だったのではないでしょうか。