式場だけでなく、おもてなしまで美しい。

60名前後で400万円とそこまで安くはありませんが、その分、ここでしかできないオリジナリティあふれる結婚式と、美しいおもてなしには申し分ない金額だと思います。

挙式会場は、ハリの見える木造の設、ベルベットのバージンロードとランプなど、大正ロマンを感じられる作りになっており、厳かでありながらも暖かく洗練された空気感に包まれています。また、挙式会場の前方には、新郎新婦ごとにこだわりの季節の花や植物を装飾できるそうなので、挙式会場から自分たちらしさを演出できそうだなと思います。ゲストの椅子とバージンロードに仕切りもないので、小さいお子さんや車椅子の方でも安全にご参加いただけると思います。ただ、全体通じて「和」の最高峰という感じなので、ガーデンウェディングをご希望の方は合わないかもしれません。

下見の段階で、「なぜ結婚式を行うのか」を聞いてくださるので、根底にある大事にしたい思いを踏まえてプラニングしてくださいます。結婚式に参列しても新郎新婦とあまり話せなかった経験も多くありますが、披露宴の後半は全て歓談に当てるなど、よりゲストとの会話を大切にされたい新郎新婦の思いを汲んでくださる式場です。会場装飾も、新郎新婦の思い出の花をふんだんに取り入れることができるようです。

萬屋本店の会場に合った着物やドレスしか揃えていないので、何を着ても大きく外れることなく、和装でも洋装でも、似合うかつ着たいが叶えられると思います。

一番惹かれたポイントがスタッフの皆様のおもてなしでした。
下見当日は式本番がありましたが、せっかくであればということで準備段階の舞台裏を見せていただきました（下見段階では意外と見えない部分なので、そのご提案も嬉しかったです）。みなさん本番前のお忙しい時間にも関わらず、メイン担当の方が各セプションの担当の方々にどのような思いで式を作りあげているのかその場でインタビューしてくださり、答える担当の方々が必ず「今日はお越しくださりありがとうございます」と話し始めてからご説明いただいたのが印象的です。「美しいおもてなし」というコンセプトを掲げられていますが、ふとした瞬間（式場内で迷ったり、待ちの時間の時だったり）の際にも、丁寧に気にかけてくださり、下見にも関わらず終始安心して参加することができました。一貫して萬屋さんの大切にしたい想いが伝わってきました。

長谷駅から歩いてすぐのところにあるため、鎌倉まで出れば、江ノ電でもバスでも、時間に余裕があれば周りのお店を散策しながら散歩でも行ける距離です。
長谷寺や大仏など観光名所もある為、下見の際にプチ旅行も兼ねている気分でした。