心からの感謝を伝えられた人生の節目の場所

見積もりは当初よりも上がりましたが、その都度内容を確認しながら進めて頂いていました。「今までの感謝を私たちらしく伝えたい。そして楽しんでもらいたい」という気持ちだったので、ゲストに負担になる余興や大きな演出というのは無くして、ゲスト紹介をする時間を設けたり、お世話になった方々に感謝を伝えたりという時間を大切にしたので演出料のようなものはかからなかったです。その分、会場装花を華やかにし、帰りのお持ち帰りいただいたりとしました。衣装の小物で姉のベールを借りたり、受付の装飾を自分たちの好みのものを持ち込んだりと融通をきかせて頂いたので、自分たちの好みの雰囲気になり、結婚式当日みんなの笑顔を見て、ここで結婚式を挙げられた事にも満足しています。

季節の良い10月だったこともあり、お庭の緑や空気も清々しく、穏やかな気持ちで支度ができました。新郎にウェディングドレスを内緒にしたかったので、別々のお部屋で支度をさせてもらえたのもよかったです。両親も着付けをして頂く更衣室や控室、ゲストの待合室もしっかりしていたので設備として十分な内容でした。

結乃日で式を挙げたとき、扉が開き親しい友人や親族の顔が見えた瞬間にこみ上げるものがありました。普段は前に出るタイプではない私たちの為に大勢の方が足を運んで下さったことに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいでした。和装で再入場をしたのですが、その際幼い頃から可愛がってくれていた叔父と叔母にサプライズで登場してもらい、手を引いてもらいました。2人の結婚30周年ということもあり会場の皆さんにもお祝いをしてもらい、叔母の涙が忘れられず心に残るシーンになりました。

衣装は萬屋さんの雰囲気に合ったものがセレクトされていたので、どれも素敵なモノばかりで悩みました。衣装を決める中で「家族のみんなが喜んでくれる衣装にしたい」と思っていたので、たくさんのチュールが重ね合わさった王道のデザインにしました。姉に一緒に選んでもらいながら決めていき、当日は姉から譲ってもらったベールを使わせてもらったりもしました。挙式を挙げた結乃日はホームページで見たときから大好きな場所だったので、木のぬくもりある雰囲気と、ドレスのふんわりとしたデザインが改めて写真を見た時にこのドレスにして良かったな。と思いました。和装は色打掛なども試着をしましたが、自分らしさく小物合わせができる引き振袖が一番しっくりきて決まりました。色合わせも友人から褒めてもらい、とっても嬉しかったです。

人生の節目として萬屋の皆様と過ごせたことが幸運でした。初めて訪れた日から最後まで全て誠実な対応でした。式当日、前日から緊張して眠れなかった私ですが顔なじみになったスタッフの方の笑顔のお陰でリラックスして1日楽しむことができました。打合せから当日を迎えるまで長いようで一瞬でしたが特別な時間でした。

アクセスが抜群によい。という事ではありませんが、鎌倉駅から江ノ電に乗り換えてもらったりしながら、私たちの大好きな鎌倉の街の雰囲気を感じてもらえたらと思っていました。招待状と一緒に詳しいアクセスも乗っていたので迷うことなく皆さんお越し頂けました。