アットホームさ、料理の美味しさ◎

プランナーさんに当たり外れが

費用についてですが、レストランウェディングといえども全体としてかかる費用は決してお安くは済まないと思います。
ただし、会場使用料などはお安く、また「こんなものにまでお金がかかるの？！」といった理不尽な思いはあまりしませんでした。
最初の見積もりから、もちろん上がりましたが、それでもお花や衣装代があり得ないほど安く見積られていた！ということもなく、比較的誠実さが感じられた初期見積もりでした。

かかるとすればやはり料理。
12000円コースではやはり不十分かと。
ドリンクも初期見積もりのままでは足りません。
そしてドレスは25～35万いくと思います。
持ち込みしようにも持ち込み料は7万です。
お花は初期見積もりからそれほど上がりませんでした。
クオリティも高かったです。
カメラマン、アルバムは相場が高いですが、その分割引も大きかったです。
ビデオ記録も高いです。頼みませんでした。
ムービー作成も高いです。外注するか手作りがいいと思います。私は手作りしました。

お料理がコースだけではなく、単品で組み合わせて費用を抑えられると良いなぁと思いました。
(単品でグレードを上げることはプラス料金でできるが、下げてもお値段そのまま)

雰囲気は理想通りでした。
アットホームで自然光が入り、緑が多い。
特に好きだったのは入り口のモッコウバラのアーチ、グリーンの中庭、そして真っ白な披露宴会場です。
ホテルなどではないので、エレベーターが一機で狭い、などの問題もありますので、招待客の年齢相などを考慮する必要はあると思います。

乾杯の後にシャンパンサーブをオススメしているとのことで、実際に行いましたがアットホームな雰囲気になり良かったです。良く言えばこちらの意見を尊重してくれましたが、悪く言えばこちらでいろいろ考えたり、物品を用意したり、段取りを考える必要があったように思います。特に段取りについて、こちらは素人ですので、もっとリードして欲しかったですが…。
その代わり、こちらの希望（ここで家族と写真を撮りたい、ファーストミートしたい、こういうおもてなしをしたい）には柔軟に対応していただけたかと思います。
クレープシュゼットの演出はここだけかと思いますし、美味しいし、とってもオススメです。

提携のドレスショップが1つのみです。
質は良いのかもしれないし、雰囲気も好みだったので良いんですが…。
まず雰囲気が好みと言っても似た系統ばかり。
シンプルで飾りっ気がなく、シルエットもストンとしたもの。
好みでない花嫁さんだと苦痛だと思います。
実際友人はプリンセスラインが良かったのに…と嘆いていました。
私も気に入ったものを選ぶと「そちらはサイズが大きいかと…ワンサイズ下は違う店にしかないんです」と。取り寄せなんかはしてくれませんでした。
ドレスの価格帯は私が選んだものは25万～35万くらいでした。
カラードレスは私は選びませんでしたが、カラーもあまり選択肢が無いように感じました。
更に選択肢が無いのは打掛です。
予約が入っているものなどもあったのでょうが、全部で4、5種類。
定番の赤色でさえ2種類で、あとは青、紫、黒…。
正直ドレスにしても、打掛にしても、選べるほどの種類はありません。
持ち込み料は7万円です。
私は今でも7万円なんて持ち込み料聞いた事もありません。

プランナーさんの当たり外れがあると思います。
正直大変苦労しました。
基本こちらから質問しないと説明はなく、提案もこちらから投げかけないとありませんでした。
タクシーチケットの手配や親族の待合室の確認、演出の手はず、打ち合わせのスケジュールの確認、当日のスケジュールの確認、当日の駐車場、受付の準備について、など、すべてこちらからどうなっていますかと尋ねてからの説明です。
すごく神経を使いました。
こちらはもちろん初めてのことで分からないことばかりなので、いつも漏れがないか抜けがないかインターネットで検索して確認していました。

カメラマンへの確認、司会者への確認、フラワーリストへの確認、すべてプランナーは通さずこちらで個別に連絡を取りました。
席次表や引き出物も早々とこちらは打ち込み終わっていたにも関わらずプランナーから「ここは問題ないですか？」と連絡が来るのは締め切り間近。
メールの返事は2日後以降が当たり前、お休みを頂いておりました、と1週間くらい来ないこともありました。

他にも以前言っていたことと話が変わっていたりして、担当を変えてもらおうと夫は怒っていましたが、これが普通なのか普通じゃないのかわからず、まずは上司に伝えると、本人に注意します。ということでしたが、謝罪もなく、変化なしでした。

案の定本番はグダグダ、常に私がリードしますと言っていましたが、卓を回る際、周りを見渡してもどこにもおらず、私はどこへ進めばいいのかタジタジ。
「どの卓に回るかとか、時間とかは誘導してくれるんですよね？」と事前に聞いて「はい、もちろんです」と言っていたはずですが、写真を見ると司会者の横に居ました。

本番になって「こうなってますがどうしましょうか…」と耳打ち。決して当日のハプニングというわけではなく、そんなの事前に決めておいてよ…というようなことを2、3回確認されました。
フォトラウンドでも普通は卓を回る順番は決まっていて、スタッフが事前に席に着くよう根回ししておくものだと思うのですが、行き当たりばったりで「あ、ここの卓は全員揃ってます！」「あ、ここはお一人お手洗いに…」なんて言われまくってウロウロ。
あげくに「お時間が…」って、回ってない卓をそのままにしておけるわけないですよね。
素人のようでした。
ゲストの手前、笑顔を保つのが精一杯でした。

終わってからも「実は打ち合わせではこうでしたが、こちらの手違いで…」「ウェルカムスペースのグッズを失くしてしまい…」「荷物を手違いで渡しそびれて…」もう怒る気力もありませんでした。
せめてゲストの方への気配りに問題がなかったことだけを祈ります。

他のドアマンの方や、司会、カメラマン、フラワーリストの方々はみなさんすごく親身になってくださっただけに残念でした。
初めから違和感はありましたが、早いうちから担当を変えてもらえばよかったです。

私たちの場合、招待客はほぼ福岡県内だったので良かったですが、遠方から来られる方や福岡に土地勘がない方は来づらいかなと思います。
ただ、天神や博多駅からタクシーでも来れますので、私たちはタクシーチケットを利用しました。バスの手配などは頼めばできたかもしれませんが、提案はありませんでした。