お料理がとても美味しかった。

見積もりよりも高くなった。

初回の見学の際の見積もりは、70名で280万円くらいでしたが、最終的に55名で480万円ほどでした。
値上がりの理由は、衣装は値段を聞かずに完全に好みで選んだこと、料理は最初の見積もりは全て追加料金なしのメニューであり、満足のいく料理メニューにしようと思うとプラス8000円/人アップになったことです。
装花は、豪華にするほど高くなります。
価格を抑えた工夫点として。装花は、価格を抑えたボリュームの小さめの装花にしました。テーブルの飾りのオプションは付けていません。写真でみると「これくらい豪華な方がいいかな」と思ってしまいますが、会場の雰囲気がいいので、そこまで盛らなくても十分でした。かわりに、余った折り鶴をテーブルに飾るだけでもかわいくなりました。
料理は、こだわりたいものは妥協せず、スープはプラス料金なしのものにしました。ランクアップしなくても、食材で工夫を凝らしました。
ブーケは、そんなに大きくなくても、十分綺麗でした。
映像は、全て持ち込みにしました。1本15万円くらいが掛かりませんでした。
最初の見積もりよりは大分高くなることは見ておいた方がいいです。工夫できるところ、抑えられるところをはじめのうちから考えておくことをおすすめします。価格を抑えながら満足のいく式にしていくためには、努力が必要です。

　まず、会場の趣のある雰囲気に見惚れました。外観や、日本で2番目に古いとされる旧式エレベーターなど元料亭である、歴史ある重要文化財の雰囲気を存分に残しつつも、モダンにリノベーションされ、また高級感もある落ち着いた雰囲気でした。
　挙式会場は最上階のチャペルで、料亭時代から残る木造のガラス戸や東山を一望できる眺望など、和装でも洋装でも映えます。私は色打掛で挙式をしましたが、他ではあまり見かけない和婚式で、特別感を感じることが出来ました。
　披露宴会場も、和の雰囲気を感じながらお色直しにウエディングドレスにしました。天井も木造で、高砂の席も和と洋、どちらにも合うように感じました。窓越しに鴨川、東山を望むことができ、昼の挙式は景色がよく見えますし、試食会の時に夜でしたが、明かりがとても綺麗で幻想的でした。

費用との兼ね合いもみながら、演出を考えました。挙式での折り鶴シャワーはかわいらしくできました。一番の演出と工夫は、私たちはお料理だったと思います。
プランナーさんも、私たちの相談に、シェフや司会者の方などに連絡をとっていただき、出来る限りのことをしていただきました。

スタイリストさんと一緒に選びました。担当スタイリストさんが、ドレス達をとても大切に、私の好みや希望などをききながら選ぶアドバイスをして下さいました。迷うほど綺麗なドレスが綺麗に並べられていました。何着か試着させていただき素敵な1着と出会うことが出来ました。本番までに、選んだドレスを自分の体に合わせて中から縫い合わせてピッタリフィットにしてくれます。元のサイズだと何個もクリップをしないといけないくらい大きかったのですが、当日もサイズなど何も心配することなく着ることができました。
和装も、豊富にある柄から、好みを聞いてもらい特徴などを説明してもらい、素敵な色打掛を選びました。白地や色地ベース、刺繍の色、柄の特徴など。とても満足しています。

プランナーさんは、初めのプランナーさんと2回目の打ち合わせから人事異動で変わることになり、少し不安になったこともありました。しかし、あたたかく私たちにいつも接してくださり、私たちらしい式になるよう、無理なお願いも聞いてくれました。新型コロナウイルスの対応で大変ななか、私たちの不安や希望をできる限り聞いてくれました。本当に感謝しています。
ヘアメイクさんは、観察や聞き取りなどをしながら、自分に合うようなメイクにしてくれました。こんなに細かく丁寧にメイクをしたことがなく、とても、嬉しくなりました。
介添えの方も、細かい気配りをしてくれました。慣れない緊張や衣装で戸惑う時も、声を掛けてくださいました。
カメラマンの方も、緊張をほぐしながら撮影をしてくれました。

駐車場はなかったですが、タクシーはすぐに来てくれるか待っていてくれています。祇園四条駅から徒歩10分ほど。京都らしく綺麗なところです。