東京 六本木・赤坂・麻布エリアのチャペル・教会「聖オルバン教会」の結婚式口コミ、費用や写真が満載。料理やスタッフ、進行演出、衣装や施設の評価をチェックしよう。
下見時 20代後半 女性
訪問日 2012年3月 (投稿2012年4月)
■ コストパフォーマンスの満足度
挙式には申込みの際に3万円、献金として別途20万円の費用がかかります。また、祭壇の両脇のお花代(片方だけで約4万円)が必要ですが、同日に他に挙式する方がいれば、お花代はシェアする形となります。式後は教会へ寄贈します。バージンロードに付けるお花は個別に自由に決めて良いそうで、式後はすぐに外して、新郎新婦から参列者へ配ることをお願いしていると言われました。仮に、当日挙式予定が1組の場合、お花代を全て負担することになってしまうため、祭壇のお花に関しては、提携しているお花屋さんと相談してアレンジを決めてよいとのことです。
■ 結婚式場の雰囲気・設備の良さ
信徒さんを持つ本当の教会ですので派手さはありませんが、シンプルで木造の温かみがある教会です。建築的にも特徴があり、ステンドグラスなどの装飾品はないのですが、その独特の美しさはとても印象に残りますし、白いお花がとっても映えます。中に入った瞬間木のいい匂いがします。天井も高く、窓があるので日中晴れていれば、とても明るく開放的です。パイプオルガンの音もとてもきれいでした。挙式の際は、白いバージンロードがひかれます。
普段幼稚園となっている部屋が参列者の待合室になりますので広さは充分ですが、トイレは一つしかないです。ここで参列者に待っていただくことに抵抗がある人もいると思います。新郎新婦控室はその隣で、質素ですが全身鏡もついており思ったよりは広かったです。挙式1時間前からは使用可能だそうで、前に他に挙式予定がなければ前倒しで使用してよいそうです。
礼拝堂は外から扉をあけるといきなりバージンロードが始まります。その扉は木の大きな扉とガラスの押戸の2段階なのですが、そのガラスの押戸が結婚式の衣装と非常に不釣り合いな感じなので気になる人はいるかもしれません。控室から礼拝堂入口までは外を通るので、雨が降ったら新婦のドレスの裾が汚れてしまうかも・・・
普段は英語を母国語とする人たちのためにミサをおこなっている教会ですので、結婚式では日本人の牧師さんを呼んで下さいます。結婚講座を4回受ける必要がありますが、新郎新婦が住んでいる場所から近い教会で講座を受けられるように手配してくださいます。日曜日の挙式は原則15時開始の1組だけですが、交渉次第では14時、または14時半開始でも大丈夫ですとのこと。
■ 演出・オリジナリティの満足度
晴れていれば教会の外で記念撮影とフラワーシャワーが出来ますが、教会を出てすぐに道路なので場所は結構狭いです。雨が降ってしまうと、フラワーシャワーは中止せざるをえないですが、親族のみであれば集合写真は教会内で撮影可能です。カメラマンの持込みは制約はありませんが、参列者が写真をとることは禁止だそうです。
こちらでの式はパイプオルガンのみで聖歌隊はないので、参列者が讃美歌を知らなければ歌が聞こえずさみしくなってしまうかもしれません。
■ 式場スタッフの満足度
教会の方が丁寧に案内して下さいました。
■ ロケーション・交通の便の良さ
日比谷線神谷町駅、大江戸線赤羽橋駅より歩けますがどちらも坂道で徒歩10分くらいかかります。
東京タワーが近くに見える素敵なロケーション。
■ その他・上記項目以外に何かありましたら、ご自由に書いてください。
好みは分かれると思いますが、個人的にはこういった、シンプルだけれども温かみのある神秘的な空間で本物の結婚式をあげるほうが、お金をかけたキラキラな結婚式よりは当人同士や参列者にも記憶に残るのではないかと思いました。
当然ですが、参列者には披露宴会場へ移動をお願いすることになり、その負担等を勘定しても「しっかりとした宗教儀式としての結婚式」を望む人にはとてもお薦めです。
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会場名 | 聖オルバン教会 |
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挙式スタイル | 教会 |
住所 |
東京都港区芝公園3-6-25
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