家に招かれたかの様な暖かい雰囲気のある式

重要文化財だけあって、建物も室内も全体的に歴史を感じる落ち着いた、趣のある会場でした。

挙式会場は大きな窓からたくさん日が入ってくる素朴な作りですが、大きなスポットライトや、
ハイテクな照明が優れている訳ではありません。天井は高く、自然で暖かみのある雰囲気です。

披露宴会場は元々学校の食堂として使われていた場所で、木の椅子と長テーブル等、素朴な家具がとても可愛らしく、
アットホームな雰囲気でした。

そういう場所なので、設備は全体的にローテクです。
むしろホテル等の大型宴会場、挙式会場とは全く別の空間が魅力な場所です。

閑静な住宅街の中にあり、エントランスの広い芝生が気持ち良かったので、
季節的に春、初夏～秋に最適なのではないかと思いました。

賛美歌のオルガン演奏、合唱時のプロのリード、フラワーシャワー、スライド映像、音響、デザートサービス時にブーケトス、簡単なゲームあり、家族への手紙、お見送りで挙式は終わりました。

音響や流れ等運営面で気になることは全くなく、誘導もスムーズで、とても快適でした。

※重要文化財という場所柄、施設内で火を使えないのない為、キャンドルサービスはありませんでした。その代わりに
お菓子を配ってくれて、写真撮影の時間がありました。

恐らく普通の式場よりもスタッフの人数は少なかったんじゃないかと思います。
会を取り仕切る為に会場を大げさに駆けまわる人もいませんでしたし、介添人さんもいませんでした。
これまで参加してきた式の中でも、ここのスタッフは完全に黒子に徹していて悪目立ちする事は全くなく、コメントを書くにもあまり思い出せない程です。

参列者の人数は恐らく100名ちょっといましたが、混乱もなく、安心感のある運営でした。

大学生のバイト然とした人はいなく、どのスタッフの方も運営の流れを良く理解していて、シンプルな動きが頼もしい印象でした。司会の沈黙とか、タイミング間違いなんかもなく、運営が完璧に終わる式は久々でした。

最寄り駅は池袋駅と目白駅から徒歩5分程。私は目白駅から行きましたが道も分かりやすい。
送迎バスなどはありませんでしたが、歩ける距離で便利です。