重厚感のある上質な結婚式が期待できる

予想はしていましたが、やはり全体的に割高な印象でした。日にちにより価格が変わるのは他の式場さんと同じですが、特別な割引の説明はありませんでしたので、期待できません。

入り口から重厚感があり、中も高級感に溢れ、大阪の街中の雰囲気とは別世界です。
ただ、中は広く似たような雰囲気が続いているため、初めて訪れた方は迷いやすいかもしれません。しかし、無駄に案内がないことで、館内のクラシックな雰囲気が壊されていないのだと思います。
チャペルは、写真で拝見した際には、質素で全く魅力を感じませんでしたが、実際に見てみると、使われているものが全て上質なものなので、質素という印象はなく、上品に洗練された印象を受けました。バカラやキャンドルが素敵で、実際に火が灯された時は、美しいだろうと思います。
披露宴会場も、シャンデリアが美しく、コーディネートも含めて、リッツらしい品のある雰囲気で素敵でした。ただ、ホテルでは仕方のないことですが、同じフロアに他の式がある場合、バッティングの可能性があり、ゲストの方にも分かりにくいのではという懸念がありました。お声かけをすればもちろん案内して頂けるとのことですが、ゲストのことを考えれば、そもそも声をかける必要もなく分かりやすいのがベストではあると思います。

ブルーのグラスが映えて、リッツらしさを感じました。また音響や光の演出は、アトラクションのようで、気持ちが高まりました。

試食の際、お料理を運んで頂いた若い女性が、暗記内容が飛んでしまったのか、お料理の説明が出来ていませんでした。
今回は試食だったので、新人さんかな？と思い微笑ましく見ていましたが、自身の披露宴でゲストの方々を担当されたらと思うと心配になりました。

また、担当して頂いたプランナーさんは親しみやすく、丁寧に案内して頂きました。しかし、私たちはあまりアイディアを持ち合わせているわけでもなく、式のテーマに出来るような趣味もないので、演出やテーマ作りに関しては、プロの意見やアドバイスが欲しいところです。その点において、今回のプランナーさんは受け身な感じで、お願いしたことはそつなくこなして頂けそうですが、提案力という面においては頼りなさを感じました。
私たちが積極的にお聞きしたらよかったのかもしれませんが、何も知識のない私たちからすれば何を聞いたらいいのか分からず、式のイメージが膨らむというよりは、単にコーディネートの一例を拝見して終了したという感触です。
帰り際、同じフェアに参加された方がこんな演出が出来て、こんな装飾だとこれくらいの価格でという可能性の説明をお受けになっているのを見て、残念な気持ちになりました。
それでも、会場自体はとても素敵なので、次回は提案力のある方に改めて説明して頂けたらなと思いました。

駅と地下通路で繋がっているので、雨でも濡れずに行くことができます。
また、大阪の地下は遠方からの方には迷いやすいかと思いますが、大きな案内板が所々に設置してあるので、多少は分かりやすいかと思います。