スタッフがとにかく残念

歴史あるホテルということもあり、建物の天井が低く、全体的に暗い印象でした。結婚式場は白い床がとてもきれいで生演奏も聞く事ができました。しかし結婚式場を出た時、結婚式場の入り口の看板がすでに次の新郎新婦の名前に変わっていてとても残念に感じました。また披露宴会場に移動する際別の花嫁さんに３度も遭遇してしまって、結婚式が完全に流れ作業にみえました。披露宴会場は大きな部屋が３つの部屋に壁で区切られている状態で、隣２つの別の結婚披露宴が丸見えでした。披露宴会場自体は日本庭園がみえる大きな窓があり、写真映えします。

ケーキカットと映像演出が２回あるだけで、余興やその他の演出はほとんどありませんでした。スクリーンも片側にしかなく、一番遠くのテーブルは映像がとても見えにくそうでした。また部屋が全体的に横広であったためか、新郎新婦がテーブルラウンドをしていて、なかなか自分のテーブルまで回ってこないときの時間が長いと感じ、新郎新婦が常に遠くにいるような印象でした。私自身家族で参列していたということもありますが、その他のゲストのテーブルも同じような距離感であったため、少なくとも同じようなことを感じている人はいるのではないかと思います。

結婚式会場への案内の際、親戚の人から先頭に座るように案内していたはずなのになぜか新婦(私)の親戚だけ先頭に新婦知人が座っており、しかもその知人がすごく背が高かったこともあり、結婚式中の新郎新婦が全く見えませんでした。バージンロードを新郎新婦が入場、退場するときしか姿が見えなかった状況のせいで結婚式が全く楽しめませんでした。結婚式は楽しむものではありませんが、身体が弱っていた祖母が必死でなんとか会場に来ることができたにもかかわらず、その知人とその家族で全く新郎新婦が見えなかったということが何よりも悔しかったです。なんとか祖母が少しでも見える位置を確保しようとしても、結局ギリギリ見ることができず、祖母は最後まで「何やってる？」と私に聞いてました。せっかくの人生でたった１度の大切な日なのに、この結婚式の写真や映像を見返すたびとても悔しい気持ちでいっぱいになります。また披露宴でも新婦が中座する際私が一緒に中座するようアナウンスがあり、新婦と一緒にテーブルの間をぬって退場する場面がありました。そのとき新婦のドレスが広がってテーブルにひっかかり、私自身もテーブルの間を通れず戸惑っていたら、介添え人のスタッフが「早く前に行ってください！」と思いっきり怒鳴ってきました。大声で言う言い方ではなく、明らかに怒った言い方でした。他のゲストや新婦がいる前であんなに大きな声で怒鳴らなくても、と私自身悪いことをしたつもりはないのにとても恥ずかしく悔しい思いをしました。しかもその介添人は若くなかったため、ベテランのスタッフでもこの会場はこんな感じなのか、あるいは歴史があるホテルなだけにプライドが高すぎてそうなってしまったのかと感じました。あのときの記憶は一生忘れません。あまりにもショックな出来事がありすぎてお祝いの席でこんなに頻繁に残念なことが起こってよいのかと感じてしまう程でした。

建物から最寄りまでの距離は短く道を間違えなければ徒歩３分でいけるそうなのですが、駅の違う出口から出たり(最寄り駅が地下鉄なので)、会場部屋から離れたエントランスから入るとかなり迷います。実際私は最寄り駅についてもなかなかホテルのエントランスに着くことができす、ホテル内でもかなり道に迷いました。１時間余裕を持って移動したのですが、結局会場そのものに着けたのが開始１５分前となってしました。ホテル自体とても大きいので早めに会場に行くことをおすすめします。また駅からホテルまで屋根はなく、雨天のときは不便です。