結婚式を挙げることになっても、呼びたい人全員を呼べるわけではありません。
その中でも優先順位を決めて、泣く泣く呼ばないと決める場合も考えられます。大切なのは、結婚式に招待できないと分かったときのケア。
自分としては親友を呼びたいと思っていても、少人数制の家族のみで執り行うケースだと、いくら大切な友だちでも呼べなくなってしまうでしょう。そこで今回は、結婚式に招待できない人へのケアやフォローをご紹介してまいります。
結婚を報告する機会をつくる
相手との関係が親密で、結婚式には呼べないけど、これからも今までと変わらず関係を続けていきたいなら、結婚を報告する機会をつくりましょう。
たとえば少人数制で親友を呼べなくなってしまった場合は、彼と友だちと3人で会う日をセッティング。当日は美味しい紅茶でも飲みながら「結婚します」と報告を。
きっとその友だちも結婚式に呼ばれなかったからといって、突然、態度を変える相手ではないはず。
「これからもよろしくね」とお願いしておけば、彼女も承諾してくれるでしょう。できれば、友人と会うまでに、心ばかりのギフトを用意しておくと、さらに好感度がアップします。
呼べないと分かったらすぐに連絡をする
自分としては大切な友だちと思っていたのに、直接ではなく人づてに結婚することを知った…そんなときって、今までの信頼関係もすべてなし崩しになってしまいますよね。結婚式の準備を進めている段階で、呼べないゲストが決まったら、すぐに連絡をして、お断りを入れましょう。
少人数制で家族しか呼べないなら「彼とも話し合って家族のみで式を挙げることにしました」、残念ながら優先順位が後になってしまった人に対しては「結婚式は席に限りがあるため、二次会にお越しください」と、それぞれ正式な理由をお伝えし、相手との関係にヒビが入らないように気をつけて。
くれぐれも「○○ちゃんから結婚するって聞いたんだけど…。」と釘をさされないように、自分の周りにいる人全員に結婚の報告、そして結婚式に呼べるかどうかの有無をお伝えしましょう。
結婚式が終わってからでもケアは間に合う
結婚式の準備に追われていると、招待できないゲストにまで、なかなか対応できなくなってしまうのでは?
そうこうしているうちに本番を迎えて、落ち着いた頃に連絡をしても、反応が返ってこなくなった…という話も聞いたり聞かなかったり…。
仮に結婚式までに呼べないゲストに対して配慮できなくても、結婚式が終わった直後であれば間に合います。
たとえば、お互い忙しくて、なかなか会えないなら、手紙で感謝の気持ちを伝えるだけでも状況は変わってきますよね。もし、時間が合えば、直接会って報告すれば、結婚式に呼ばれなかったことも、あまり気にならなくなるでしょう。
呼ぶ・呼ばないに関わらず、自分にとって大切な人なら、全員にフォローできるように彼とも協力しながら、やるべきことをこなしていきましょう。
いかがでしたか?
どうしても頭の中は結婚式のことばかり考えてしまいますが、ご招待できない人にも、きちんと配慮することによって、これから先、何か困ったことがあっても支えてもらえます。
式に招待しないからといって、いきなりご縁を切るような行動はとらないように!
※ 2016年3月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式準備」 の キホン に含まれています